みなさまおはようございます♪
週末は2日間RFTというセラピーの基礎講座の
インストラクターをしておりました。
このセラピーはどんなものか・・・といいますと
今まで「これさえなかったら」「相手がこうだったら・・・」
「なんでうちの家族は〇〇何だろう・・・」
「あの出来事が私をこんな不幸にした」
などなど、自分の中にあった「感じたくない思いと感情」を
小さい子に寄り添う感覚で「訳を紐解いていく」緩めていく
本当の自分に戻していくようなセラピーです。
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*もし、本当に持っていたら・・・私たちはそもそも「持つことはできないはず」
でも何故それをずっと持って苦しんでいるのでしょうか・・・?
今回のデモで使った例をお話ししますね。
【出来事】
要領を得ない年老いた母親からの電話を電波の悪い場所で受け取った。
母は一生懸命自分の愚痴を話しているが電波も悪く途中で切れてしまう。
何となく罪悪感を感じながらもこちらから続きを聞こうと再度電話を掛けなかったときの
モヤモヤ・・・をテーマにしていきました。
●冷たい言い方をしてしまったし、途中で切れたけれど
再度かけなおしてあげなかった・・・
母を傷つけたかも・・・(罪悪感)
*→母を傷つけたかもって思ったんだね・・・だったらその罪悪感は
感じちゃうよね・・・そう感じていい、その思いがあっていいよ。
●罪悪感は減ったけどなんか胸にグッ~っと苦しい感覚がある・・
パンパンに詰まった硬い青黒い塊みたい
*→そのかたまりは何と言ってそこに居る感じ?
●「助けて!もう無理。私一人だけに全てを言われても無理!!」
*→そうだったんだね・・・この思いずっと一人で抱えていたら
無理って思うのは当たり前だよね・・・
教えてくれてありがとうね・・・
●緩まって青い風船みたいになっているけど
「良い話とかは妹の方に電話するのに私には愚痴ばっかりでズルいよ!」
って言って言う気がします
*→あぁ、そんな風に感じていたらそりゃズルいって思うのは当たり前だよね・・・
だったら「ズルい」って感じていいよ、これがあっていいよ。
●胸が大分楽だけどまだぼんやりと何か詰まっている感じ
*→この詰まった感じがあれば何を感じなくて済む?
●私はこれがあれば母の言いなりにならなくて済む。自分の意思をなくさなくて済む。
*→母の言いなりにならないために、自分の意思をなくさないためにあった
この「ぼんやりと詰まった感覚」は実はどんな力を持っていましたか?
●あぁ、これは大切な「境界線」です。
これがあれば私は私を守れる大切なものです。
太字は全て彼女の中に普段気が付いていなかったけれど
叫んでいた本当の声でした。
本当の声ってなかなか聞いてあげられないですよね。
ここが「訳」「理由」の部分です。
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実はこの彼女が抱えていた「なければいいと思っていた胸のつまり」という
ものは、感じたくなかったものは
自分が自分を守る「境界線」であったのでずっと動かずそこに居たのです。
これが見えてくると「嫌なもの」が「大切なものへ」全く同じものの
見え方が変化して「そこに居ていい」となっていくのです。
役割を変えて「新しい家族として」迎え入れる感じそのもの。
私たちは嘘のような話ですが
一つも「持っていたらいけない害」のようなものって
ないのかもしれませんね。
これも頭で理解するのではなく自分の大切なペースで
浸透していくのが良いなと感じます♡
私も自分の中で激しく抵抗するエネルギーもありますし
すんなりと受け入れて溶けていくものもありますし
「溶けて素直」がいいと思うのも私の持っている架空の
「理想の姿」なんです。
でも架空の理想の姿を追い求めて苦しんでいる自分って
なんだか愛らしくて見守ってあげたくなりませんか?
今日も良き一日を♡
新しい家族を迎える・・♡
masumi