愛着障害 複雑性トラウマ

自分が悪いんだ・・の仕組み

おはようございます♪
今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?
 
万人に共通はしないかもしれませんが、
結構多いよく聞くクライアントさんのセリフの一つに
 
「私が悪いんです」
「私のせいでそれが起こったんです」
「私さえ、それが出来ていたら・・」
 
自分が悪いという心の仕組みががっちりと当たり前になりすぎて
その世界でずっと生きている人々はそれなりにいらっしゃいます。
 
頭では相手に対して「理不尽だ」とか
「イライラ」や「腹ただしさ」があるものの
根底に「自分のせい」という根強いエネルギーがあるので
「あなたが悪いんじゃない」とか
「あの人が〇〇になるためにはどうしたらいい」的な
アドバイスは根本的な安心にならないのです・・・
 
 
 
それがずっと繰り返し「自分が自分に」言い続けていたり
また相手がそんなような言葉を私に言い続けていたら
(あなたは外面がいいからみんな騙されているけれど
本当はダメな子、悪い子なのよ。
そんな事も出来ないと将来苦労するよとか・・
親だから言ってあげられるけれど・・など)
 
自分が加害者である意識がベースなので
他者に助けを求めたり、自分が楽になっては申し訳ないとか
自分がこんな風に幸せを感じるのが分不相応とか
 
生きていて一つも楽しい事、幸せ感がない・・
 
そんな風に感じている方が実は多いです。
表面的には勿論笑顔もあるし、友達もそれなりに居たりしても
心の中の風景は孤独で冷たい社会で、いつも
嫌われないように緊張して備えて生きています。
➤これが当たり前すぎて無自覚です。
 
自分が悪いんだ…という世界観がどれほどまでに
その方の人生に影響が及ぶのかは計り知れないほど
徹底的に入っているため、(自分が悪くなくても)
自分のせいというループから本当の意味では抜けられません。
 
 
私が助けを求めたらみんな逃げるよね・・・
私が相談したらみんな嫌がるよね・・・負担だよね・・・
本当の本音の私が出てしまったらみんな去るよね・・・
それより、社会から、家族からも私はいつも
どんな粗相をするか見張られている・・・
 
ずっと「切り離された自分の世界」だけで生きているので
➤客観的に自分の状態をまず見れない
 
こういった時はまずはこの氷切った心を解凍するまでに
時間が掛かります。
当たり前ですよね・・・
 
小さな弱っている私が心のどこかに居るのなら
まずは探してあげましょう。
 
探して対話の前に「温めて」あげましょう・・・
 
そこから始まります。
 
 
いつも応援ありがとうございます<m(__)m>
励みになります♡
 

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