心の仕組み

「考える」と「気付く」の違いとは?

おはようございます

今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?

今日はいつも書いている『気付く』ことと

『考える』ことの違いについて

みなさんと分かち合いたいと思います。

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考えているとは?

例えば

今日はこれから◯◯さんと会って、ミーティングだ。

あ、その前に、彼にもコーヒー買っていこう。

あそこのコーヒーは格段に美味しいし。

彼には色々迷惑かけているから、

せめて自分がこのぐらいは気を遣わなきゃ。

急ごう〜

これはただの考え。

なんだか自分なりに彼に気を遣っているから疲れるよね、とか、

この仕事自体がわたしには荷が重いとか、

正当な考えのようですがただ思考レベルで考えているだけ。

最もらしさや分析も入り、いかにも「考えている」と

思考が感じる状態。

通常の私たちはこの状態です。

私もセッション以外では勿論これがメイン。

では、「気づくってなに?」

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私たちは悩んでいる時こそ、苦しみがある時こそ

実は色々考えているように感じますが

これこそ、上記のような思考の言葉の羅列の中で

一生懸命答え探しをしています。

これはその自分がイメージした世界の中に

どハマりしていて、客観視ができていない

同化しきっている状態です。

これが悪いとか、いけないと言う話ではなく

私も苦しみを感じている時には

もれなくこの状態になっています。

溺れていて、救命胴衣や浮き輪を懸命に探したり

大声で助けて〜と叫んでいて

パニックです。

そんな時はまさしく感情の渦にはまっています。

「どうして気づいてくれないの?」

「どうしてそんなひどいことをできるの?」

「私、悪いことした?」

頭の中は静かなベッドの中でも嵐です。

では【気づく】とは?

*私は40歳になってもう子供を産めないかも・・・

このまま一人でずっと孤独で最後は孤独死なんだ・・・

家庭を持って愛する人と共に寝起きして、その人々のために

食事を作り、家族で出かけ、そんな人生を送りたかったのに・・・

こんな風に展開する頭の中のストーリーは誰にでも

1度や2度は経験ありますよね。

このままでは「考えているのみ」なのでこの渦から永遠に出れません。

忘れるために、感じなくて済むための逃避行動を

続けるしかないですよね。

では【気づく、振り返る】とは。。。

*40歳は子供がもう永遠に産めないと私が感じているんだな

*このままずっと一人が続いていくと私は感じているのね

*一人暮らしは絶対に孤独死になると思っているんだ・・私って!

*家庭を持つ=愛する人との寝起きを共にすることと

感じているのね、私って人は・・・なるほど。

*私は愛する人に食事を作る、出かけることが人生の望みなのね・・そうなのね。

最初の「考える」時は思いと感情が自分とくっついている状態。

イコールになっています。

この時にどんな崇高な言葉が流れていたとしても

ただ「同化」して苦しみと

離れることは難しいでしょう・・・

では「振り返れる時、気づいている状態の時」は

どうでしょう・・・?

自分と出来事、感情、思いと距離ができているのは

わかりましたか?

「同化=感情と思いそのものになっている」時

まさに、悩んでいる時に改めて自分が同化しているか

立ち止まって確認できたら・・・

そこから少し風が通り、なにかしらの息抜きができるでしょう。

ハマりきっている・・・(同化しきっている)

それは悪いことではないのですが

苦しい時ほど、ここに気づけると早く楽になれます。

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