セッション例と感想

苦手な先生が…

今日はあるクライアントさんのビフォーアフターのはっきりした
セッションをご紹介します。
ご了承快く頂きましたのでシェアさせて頂きます♪
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ヨーロッパに留学中のAさんはその国の言葉を一生懸命覚えたく
事前に勉強をして準備していきましたがやはり、授業に完全についていくには難しく、いつももどかしさを感じていました。
この『もどかしさ』についてももちろん掘り下げをして、深い自分では気がつかない思いを発見しました♪
授業である日、B先生の担当の時に「自分の思ったことを伝える」発表があり、AさんはAさんが知っている言葉を駆使して言いましたが途中で止まってしまったり、言いたいことの半分も伝えられない時がありました。
 
するとB先生はみんなの前で『Aさんは自分がない人』だと…
Aさんは自分は否定されたような馬鹿にされたような寂しさや孤独感や受け入れてもらえない感覚や先生として彼女は不適格だといった怒りを一瞬にダウンロードしていましたがもちろん気がついてはいません。
嫌だな、嫌いだなという感覚としては気がついています。
その上、ある日、苦手なB先生と二人きりの教室でAさんから挨拶したのに無視されたり…
傷は実は思った以上にありました。
 
 
異国でものすごく頑張っているAさんにとって表面上は『まぁ、そんな大したことじゃないんですけど…』で始まったお話でしたが…
トークセッションで掘り下げていくとそこに結構な思い、感情がありました。
 
とても素直な方で、ご自分の中の抑圧していたであろう思い、見たくないし、知りたくない自分の部分があってもそうかなー、えー、そんなには気になっていないんですけどね〜…
⇒ちなみにここは無意識レベルの抵抗なんです♪⇒
と最初はお話していましたが本当に感じていた感情にアクセスすると上手に解放されていきました。
「気がついている思い」と「気がついていない思い」は親密でありながら、全く反対の感情や、そんな理由があったんだーなどなど…
ここがセッションを受けているからこそアクセスできる醍醐味です。
Aさんの感想です♪
今回もマトリックスリインプリンティングを使いました。
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ますみ さま
先日はありがとうございました。
自分でも不思議なくらい落ち着いた毎日があることに感謝しています。
何事があってもじたばたしない生き方を求めながら、自分でじたばたのもとを作っているんだと感じています。なんかそれが生きる証であると思っていたのですね。
その後のB先生とのことですが、次の日に彼女の高い声が聞こえたとき、やはり反応している自分がいました。
ああ、これが嫌なんだと思っていました。でも何もありません。
それだけです。
これから彼女が講師だったとしても、その時の気持ちがどうするか決めてくれると思います。
 
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途中迄ですが、何が素晴らしい気づきかと言いますと
冷静にこれが嫌なんだなーということを見れていて、感情に『同化していないこと』が凄いんです!
私も含めよくありがちなのは「怒り」と「私」がくっついて『怒り=私』になっているとそれに翻弄されます。
どんどん妄想も膨らみ、妄想が「事実でそうなんだ!」になっていくのです。
この時はかなり苦しい状態です。
 
格段に『事実は変わらなくとも』ご自身の解釈、捉え方、感じ方が違うとこんなにも違うんだと言う例です♪