セッション例と感想

『私の中の抑圧』を赦したことはありますか?

こんにちは♪
今日はまたセッションのご感想かねての紹介ですが
過去の私ももちろん含め人は「抑圧」と聞くと
 
*それはいけないことだ
*早くそれを取り除かなければ
*我慢しているなんて・・・私にそんなことさせる相手が
本当に悪い・・・イライラする
*「抑圧のない私」にならなければ・・・!
どうしたらそんな私になれるんだろう・・・
 
などなど・・・
 
抑圧さんはどちらかというと「悪い子」として捉えられていて
そもそも、何故私たちが抑圧しないといけないのか・・・
こちらにフォーカスすることが少ないようです・・・。
 
私も過去、凄くいけないものと考えていてセッションを
受けているときに「早くこれをなくさなきゃ」
「変化しなきゃ」と感じていました。
 
今回は継続中の方のジャーニーの「一部」です♪
まだまだ続き、もっともっと緩まりますから…♪
 
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テーマは「メールでのやり取りに胃がムカムカする」
ずっと携わっているボランティアの心のケアの
ミーティング後のメールです。
時間をかなりかけて決めたにも関わらず、
その時に参加していなかった人から、100%の賛同が得られませんでした。
自分達のほうがずっと貢献しているのに…!
いつもその私を押さえていました。
 
 
「私のことを誰も本当の意味で丁寧に扱ってくれない」
もう一方では「私は私のことをわかっていない人」
 
などの深い自分では気づけない潜在意識の中にある
ご自分のセルフイメージやビリーフは見つかっていましたが
ずっとそんな自分を自分で抑圧していることに
OKが出せないでいました。
→当たり前ですよね♪
 
世の中が怖いし、傷つきやすいのでよく出てくるイメージの
ご自分は「防護服」を着ている姿でした・・・
 
通常は防護服を着ながら「誰かに分かって貰えるように頑張ったり」
「引き受けたくないことも(無意識に)引き受けないといけない」と
感じたり…
 
疲れて自然や植物に癒しを求めたり・・・
そしてどうして私を誰も本当の意味で分かってくれないの?と
悲しさや虚しさを感じたりしています・・・
 
どうしてそれを着けているの・・・?
みんなは着けていない・・・
これだから私は人と違う・・・理解されない・・・
 
 
こんな姿のクライアントさんでしたが
「防護服を着けている私」に
こんなにやさしい眼差しに変化して・・・
自分のことをより理解し、受容する時間となりました。
 
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ひとの苦しみを感じてしまう苦しい繊細な私をわかってほしいと思っていた。
ひとの苦しみを感じる繊細な私を守りたいと思っていて、でも守れないと感じていた。
(*この方も常に無力感や絶望感がありました)
 
言いたいけど言えずにいたことが言えた時、本当のことを言った時、
自分の中の苦しみを言葉にした時、表に現れた感じがしてエコーが落ち着いた。
 
*今回のセラピーでは他者優先になり助けを求められない
自分像が出てきていました。
 
(*エコーとは(ECHO):Energy Consciousness Holograms の略。
エネルギーが形としてイメージされる、インナーチャイルドのような存在。)
 
これ以上人の苦しみを感じないようベールをつけた時、
嬉しそうにニコニコしていたエコー。
守ってくれるものがあり安心していました。
私にとっての自分を守ろうとすることは、
「私は私のすべてを守れない存在」の自分を抑圧し続けることだと実感しました。
 
*(ここ、本当に頭で理解するのとセラピーの中で体験されて実感するのは
全く違います。
私が私を理解する(受容する)ことは「私」の予想をはるかに超えます♪)
 
セッション前は必死で自分を守るべきと、それを強く抑圧し、
さらにその抑圧をダメと否定していました。
 
セッション後は防護服が光のベールに変わり、抑圧は絶対ダメ!なものから、
抑圧は大事なこと、必要なことに、抑圧への投影が変わりました。
 
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こんな風にセッション後は
相変わらず自分を理解していない人は世の中にいるけれど・・・
刺激される自分もいるけれど・・・
「見方や感じ方」が違うとこんなにも世界が、人が
温かく見えたり、ユーモアに見えたり、余裕が出てきます。
 
自分を受容するって本当にパワフルなんです♪