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Resistant Freedom Therapy

おはようございます♪
12月7日〜8日にかけて溝口あゆかさんのロンドンのコースメイトである佐藤純子さんがMRを1200回以上自己ワークし、生み出したオリジナルメソッドであるレジスタント フリーダムセラピーのプラクティショナーコースを受けてきました。
 
純子さんとはハートサークルのメンバーでもあり、よく講習会や勉強会でお会いしたりご飯を食べたりする仲間ですが今回は講師の先生として新しいツールを学びました。
 
RFTは(レジスタント フリーダム セラピー)何が特徴かと言いますとEFTの発展型セラピーテクニックでもあるのですがかなり強い自分のアイデンティティーとなっているビリーフ(潜在意識の中にある自分で気付けない絶対真実の思い)へのアプローチ、自分の長年のデフォルトを緩めるのに大変な効果があります。
また、ここから発生する自分のアイデンティティー、イメージ、デフォルト…の解放に抵抗のかなり強い方にもお勧めです。
このネガティブな思い、感情に抵抗した時から私達は苦しみが生まれる…
私のバイブルであるインテグレイテッド心理学にも記されている通りまさにその出来事、相手、状態に『抵抗』した時から私達は本当に苦しくなるんですよね…→過去の私も、もちろん❤︎
もう一つ、これも師匠のあゆかさんのお勧めであり、推薦セラピストになるための必須課題の一つの本、エックハルト・トール著『ニューアース』にも書かれていますが…
『ネガティブな状態になった時、自分の中に必ずその状態を望む何者かがいて、そうなることにより欲しいものが手に入ると信じている…』
私達は嘘みたいな話ですがネガティブな辛い状況になぜ留まっているのかというと、その状態によりなんらかのメリットがあったり、それにより何かから自分を守っていたり、必ず理由があってそうしているのです。
最初それを聞いても『嘘〜!ありえない!早く楽になりたい!』と思い込んでいた私にとってはこれは信じられないし第一、認めたくない事でした。
思考の顕在意識では『早く楽になりたい』とバンバン思っていても無意識に潜在意識の方では『苦しいけど、この状態でいれば◯◯が守れる、◯◯を感じなくて済む…』
などなどマッハの勢いで無意識にそれを選んでいるのです。
だから…
厄介ですよね〜笑
無意識の抵抗は本当に多くのクライアントさん、そして自分自身にも体験があるのでそれがどれだけパワフルで、根強いものか知っていますがここを無理やり力技や、準備が出来ていないのに進めてしまうとほぼ緩まないのです…
本当の意味での解放、緩み、リラックス、安心感は感じられません。
RFTの素晴らしい特徴は、とことんこの抵抗に寄り添い、この抵抗自体を受容し、聴き続け、それをまた受容する事により抵抗自体が警戒、緊張を緩める事ができる凄いツールなのです。
たとえ話でもし、赤ちゃんの時に事情があり施設に預けられた子供が色々な寂しさ、苦労を重ねて大人になって、すごく頑張って生活をしているところに産みの母が急に、病気でもう長生きできないから一目でいいので会ってくれないかって連絡が来たとしたら…
ある人なら『色々な思いや恨みもあるけれど、やっぱり産みの母に会いたい!』とすぐに連絡を取り、ハグしながら涙を流して和解できるかもしれません。
でも…
ある人は物凄く母を求めた時にそばに居てくれなかった、自分を守ってくれなかった、愛されていなかったんだ、自分はいらない存在なんだと思い、それをバネにして頑張って生きてきたとしたら…
母と連絡を取る事は今までの頑張りのバネを失うような気持ちにもなってしまうような…
頭では(顕在意識では)もう、許すべきだとか、母の事情を理解するべきだと思って見ても気が付かない思い(潜在意識では)何を今更、どんな顔して今頃自分の都合を優先して会いたいだなんて!と怒りを感じているかもしれません。
このように会わないことで頑張ることができて、自分の今までの人生を守ってきたバネとなるものがとても自分のアイデンティティーであり、これ以外の自分を知らないので、手放すことへの恐れ、抵抗など…にもRFTは効果が抜群です。
 
私達は本来は受容される存在です。
私達は本来は全て流れるエネルギーであり出てくる思いには(全て)意味がないのにそれに物凄く振り回されていたり、握りしめている時に苦しみがうまれるのです。
(思考は抵抗でもありますが)それにはちゃんとした理由があるので、それを全部聞くことで受容し、緩めて本来の流れるエネルギーにしてゆくとことん、優しい優しいセラピーです。
しかも、MR、EFTなどとの親和性も高く、色々な使い方ができるものです。
 
次回はRFTで私が1年以上どうしても外れなかった、物凄く掴んで離せなかった頑固なビリーフがたった2回の自己ワーク、しかも15分づつぐらいで緩んだお話をシェアしますね。
手放さない理由も衝撃でしたが物凄く納得がいくものでした♪