愛着障害 複雑性トラウマ

愛着障害の特徴②

おはようございます♪
今朝はどんな朝をお過ごしでしょうか・・・?
 
今日も愛着障害について少し書いてみますね。
 
実は愛着障害の大きな特徴として
欧米のトラウマに関する会議などでは必ず出る
「恥」についての感覚・・・
 
この「恥」を
どうワークしていくか、どう癒していくかは
本当に大きなテーマです。
 
恥・・・
自分は忌まわしい存在だ・・・
醜くて、馬鹿で、致命的な欠陥がある存在なんだ・・・
これらの感覚は育った中で親などからの攻撃や
ネグレクトや拒否された感覚により刷り込まれて
どんどん大きくなっていくもの。
 
見捨てられた・・・疎外感や、怖さや鬱などが
混ざりあって何とも言えない不安な感覚があっても
自分が「恥」であるというために助けを求めることが
苦手‥というか出来ないのです。
 
当たり前ですよね。
 
自分自身をそんな風に「恥」だと感じていたら
どうして自分から周りに「助けて!」と言えるでしょう・・
 
こういった大きな特徴があり
恥の概念はなかなか一度や二度のセラピーで
「すっかり大丈夫」とは難しいカテゴリーだなと
経験上からも感じています。
 
中には「今日も生きてしまってごめんなさい」とか
「生きていても意味がないのに・・」みたいな感覚を
ずっと持ったまま大人になっている方も多く
➤勿論、表面上はごく普通に見える方ですし
ご本人も顕在意識上ではあまり実感がないです。
潜在意識のなかにある声を拾って初めて出てくるのですが
とても皆さん、しっくり感を持たれます。
「あぁ、これ、実はあったなぁ・・」と。
 
 
また、一番触っていきたい部分がフリーズしていて
まずはこのフリーズをどうやって溶かしていくかが
最初の壁になることも多いです。
 
でも、繰り返していくうちに・・・
勿論ご本人が自分のワークを続けている限りですが
自分がその当時の自分の状態を知ってあげる事で
北極の万年氷が溶けていくかのように
変化が表れてくることは勿論あります。
 
複雑性トラウマのセッションはこうやって
少しづつ、少しづつ進んでいくことが多いです。
 
余りにも辛い日々は私たちの自動装置で
フリーズというある意味恩恵が「守って」くれています。
そしてもう「守り=フリーズ」が必要ないと分かったら
初めて溶ける許可が心の中で起こります。
 
いつも応援ありがとうございます<m(__)m>
励みになります♡
 

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