心の仕組み

「事実」じゃなくて解釈に反応する私たち

おはようございます♪
今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?
 
今日は題名にもある通り
私たちは何か悩みがあるときに
「実際に目の前にある出来事」に対して
その風景を見ながら頭の中で色々なコメントが流れて
想像のストーリーが爆走し
そちらに反応していることが多い・・・
 
そんなお話は繰り返しお伝えしているのですが
今日はココ、しっかりと留まってみませんか?
 
何が起こっているのでしょうか?
事実とはなんでしょうか?
 
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例として、口コミで高評価のパン屋さんがあり
行ってみると案の定並んでいました。
限定〇〇個のパンが欲しかったけれど
私の数人前で売り切れ。
 
並ぶ前に言って欲しかった~
お店の人は要領悪すぎる。
他のパンをせっかくだから買ってみたけれど
たいしたことなかった・・・
運が悪い私・・・
 
と、こんなある人の呟きがあったとします。
この一連の事実は何でしょうか?
 
=事実A=
*〇時にパン屋さんの列に並んだ
*私の数人前で限定のパンが売り切れた
*ほかのパンを買った
 
では、他に書いてあった彼女が感じた「思い」は
一体なんでしょうか・・・?
 
=頭の声B=
 
*並ぶ前に言って欲しかった
➤ここまでだよって並んでいる人に対して
前もってお店の人は伝えるべきだ。
お店の人はお客さんを大切に扱っていない。
高飛車になっている・・・売れているから・・・
いつまでもどうせ続かないから・・・フン”(-“”-)”
 
➤ほかのパンを買ってみたけれど、口コミほど
美味しくなかった・・・
きっと直ぐに飽きられて、お客さんが離れていくわ・・・
今だけだよ・・・フン・・・”(-“”-)”
 
➤そういえば私って結構運が悪いんだよなぁ・・・
この前も50%の確率で当たる半額チケット貰えなかったし
電車も行ったばっかりだったし・・・
上司にも頑張った仕事を褒めてもらえなかったし
彼とのデートもマンネリ化で大事にされていないし
お給料も上がらないし・・・
ニキビも出来たし・・・フン・・・”(-“”-)”
 
 
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私たちは断然、あとに書いたほうの
「頭の中の声B」に反応して、あたかもそちらが
正しい事実のような気がしています。
 
本当の実際は、事実はAだけ。
 
目の前のAに対して常にこういった解釈や意味付けをして
私たちはBを常に事実としています。
ここには色々な「イライラ」とか「モヤモヤ」とか
感情も体感覚もあるために余計リアル。
 
もし、全くBがない世界だとしましょう・・・
ただAだけ。
そこには何も意味付けを持たない私がただいる。
 
ここは平和、何にも嫌な感覚もない。
ただそれがあるだけ・・・
 
Bが悪いのではなく、Bを作り出す私たちの
心の仕組みがそこに在って
Bを事実と思い込んでいるだけ。
 
自分にとってラクなBを持っている人なら
どんな世界になるでしょう・・・
「今日は残念だったけれど、このお店の雰囲気や
他のパンも買えたから、みんなに教えてあげよう。
食べて見たかったなぁ・・・限定のアレ。
今日は他の私の好きなものを買おう♪
何がいいかな・・・」
 
こっちのBの方が自由でリラックスしていませんか?
何にも我慢している訳でもなく自然にこの言葉が
流れている時は本当にラクです。
 
自分の中のココロの仕組みを知ることは
自分を自由にさせてあげるゲート♡
 
自分が嫌な気持ちになるBを見つけて
当たり前すぎてBを事実と捉えているから・・・
実はここは難しいはずですが
 
どうしてそう思うのかを聞いてあげましょう。
 
今日も優しい1日をお過ごしください
 
いつも応援ありがとうございます<m(__)m>
励みになります♡
 

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