なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム114】自己を確立するとは?

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族などとの関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など、ドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日は自己を確立する=自分に力を取り戻すについて、また皆さんと一緒に考えていきましょう♩

自分にパワーを取り戻すには?

何かを決めたい時、選ぶ時、または迷っている、悩んでいる時の迷路の出口にいる時にはどんな自分が必要でしょうか?

頭の中の色々なコメンテーターの声に右に行ったり、左に行ったり・・または誰かの言葉をそのまま鵜呑みにしてその通りにしようとしていたり・・

悩みがある・・苦しい時には大抵「自分にパワーがない」状態ではないでしょうか?

自分にパワーがないと=自分の中に安心・安全や大丈夫感がないと、決めることも、選ぶことも、また上手くいかなかった時にどうなるでしょうか・・

想像してみてください・・困ってる時の自分は自分の中に確立されている「自分」が少ない、弱い・・もしくはない感覚ではないでしょうか?

自分に力がある場合は、困難な人生のテーマが来たときに、もちろん様々な感情の波は来ますし、喜怒哀楽はしっかりと感じていますが、それが上手く行かなかったとしても落ち込み度や怖さや不安感は全く違うでしょう・・

ネガティブ系のエネルギーに対しての感じ方が違うことが歴然です。

パワーは何からできている?

パワーとは何でしょうか?

パワハラとか、パワーに関するワードもポジティブなものやネガティブ系のものなどありますが、自分の中に「愛」がメインか、「恐れ」がメインかをまずは見ていきます。

調子が悪い時の自分

恐れメイン:自分を守るために何かが必要な状態。攻撃と守りが必要。

例)言い訳のパワー、自分が出来るんだと鎧を強くするパワー、誰にも負けたくないというパワー、マウントを取らなきゃと無意識に攻撃するパワー、人と比べて常に緊張を持っている(これも結構、エネルギー使います)などなど・・・

調子が良い時の傾向

愛がメイン:自分を守る何かが必要がない状態。相手と自分が同等。リラックス。

例)何がしたい?どうありたい?が見えやすい状態。相手への期待やニーズがあってもそれがないとダメではないので、相手の選択の自由を尊重できる。素直な気持ちをオープンにすることに恐れがない。得られない場合も、自分が自分に与えることができたり、それがなくても喉が渇いたような心の飢え感がない。

恐れがメインであれば、まずはケアから

もし、自分の中に「恐れベース」「戦いベース」を感じたら、どうしたらいいか?よりも、傷ついて、心の中に大きな穴や飢えを持っている自分のケアから始めます。

ここがある限り、心の仕組み上、どうしても「自分を守る必要」が出てきてしまうため、愛からのパワーを持ちにくいのは当然ですし、相手から守ってもらう必要、認めてもらう必要からの行動は、相手が埋めてくれたら良いのですが、得られなかった時には怒り、憎しみ、妬み・・または落ち込み、孤独感、無力感なども生まれて当然です。

弱っている時の傾向

自分に力がない時にはある意味、誰かの、何かのパワーが欲しいのは当たり前ですが(とても自然です)それだと得られた時のみ、初めて安心やリラックスができ、常に「相手次第」の状態を作っています。

恋愛もそうですが、「相手次第」で自分の心が晴天か雨模様か・・または常にハラハラした状態かは皆さん経験があると思います。

元々、ニーズを埋めて欲しい気持ちを相手に求めるのも恋愛の一つの側面ですので、まずは全部が相手次第で自分の人生がコントロールされてしまう状態こそ、非常に心細く、お互いに愛の交流をすると言うよりは「安心をちょうだい」に移行しがちです。

心の仕組みから見れば「正しい反応」であり、全く悪いこと、間違っていることではないのです。

ハートの声=本当の(本質の)自分の声

ハートと聞こえるような声は実は表層にもありますし、恐れを感じたくなくて、安心が欲しくて出している声もありますし、自分が安定していない時にはとても実は見つけにくい声の一つです。

しかも、自分が不安定な時ほど「ハートの声探し」や「パートナー探し」などの走る傾向があるのは、当たり前。

とても調子が良く、自分の中から理由はなくても安心がベースの時はきっとハートの声探しなども力を入れないですよね。

もし、そんな時にハートの声探しをしていたとしたら、それはとても落ち着いた自我が嬉しがるような声とは違うかも知れません。むしろ、自我的には「そんな確証がないことしても大丈夫?」と思うことかも知れませんが

純粋なハートの声は何度も書いていますが「損得」「他者からの評価」「自分を守るため」などは一切なく「ただ好き」・・そんな後先をちゃんと計算して、安全かどうかをメインにしたものではないことも多いです。

ただ好きなだけでは(ダメだよ)・・と親や先生や自分も自分に何度言ったことでしょうか・・?笑

でも、この「ただ好き」のパワー、強さも本当に自我の想像を超えたものなのです・・

自我が安心して「ただ好き」に自分を委ねられたら・・そこにはもう「大丈夫感メイン」の自我にシフトしている状態とも言えるでしょう・・

不思議ですが、こうなった時には恐れベースの時の自分が描いた未来とは違うことが多く、これこそ、実際に経験して欲しいものの一つです。

そうなるために・・・「恐れ」を少しでも自分の中から見つけ、減らしてあげるケアは非常に有効です。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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