おはようございます♩
今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?
今日から2日間、週末はインテグレイテッド心理学基礎講座。
じっくりと反復練習を絡めながら
ご縁のあった方々と深めて参りたいと思います。
さて・・
「周りの目が気になる」
これ自体はどなたにも経験があると思いますが
過度に気になる・・・
いつもこれが基準で自分の行動を決めてしまう・・
あとで後悔や怒り、または無力感などを持つことが多い・・・
そんな時には心の仕組み的にはどうなっているのかを
一緒にみなさんとシェアできたらと思います。
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ある女性はお子さんがまだ2歳、5歳とやんちゃ盛り。
家では割と厳しく子供に接するのですが
スーパーでの買い物や、公共施設へ行った時など
また乗り物の中でなど・・
冷や汗が出るほどに子供に気を使っていました。
特に下の子が急に走り回って大声を出したり
陳列してあるものを触ったり
ママの言うことを聞きません。
静かにするためにお菓子などを与えたり
優しく言い聞かせても全く効果なし。
しまいには子供に対して殺意に近いものを持ってしまう・・
そして外に出ることがなぜこんなに疲れるのか・・
こんなお話からでしたが
潜在意識に隠されている声を探していくと
「人の目が気になる」「どう思われるかが一番怖い」
そんな思いが出てきました。
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子供をどうしたらいいか、どう扱えばいいか?ではなく
なぜそこまで「人の目」が自分にとって
大きな力を持っているのかを探していきます。
人の目の怖さは大なり小なりは社会に生きていく
私たちには気になって当然。
でもこう言った過度にエネルギーを使い
外では人の目の怖さから子供にすっかり
振り回されてしまう仕組みを見つめていきます。
すると出てきたのは
彼女の場合はシングルマザーに育てられた幼少期に
母親が口癖で言っていた
「お父さんがいないからって言われないように
いい子でいてね。ママも頑張るよ。」
「人はちゃんと見ていてくれる。だから大丈夫。」
他者から「良い人」と認められることが大切で
それを守れば母も喜ぶし、安心するし
私もこの社会で生きていける・・
そんな思いが毎日刷り込まれていました。
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自分に使える探し方として・・・
1)もし、それをしてしまったら周りからはどんな目で
見られそう?0〜10で言ったらどのぐらい怖い?
2)上記を実行している私はこれが世間に知れたら
どうなって行きそう?(なるべく細かく思いつくまで書き出す)
3)絶対に感じたくない状況、そこにある感情は?
それは私にとって何を意味するから?どう言うことなんだろう・・
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彼女にとって人の目は母や自分を守ることでもあり
人から常識的だと見られることが
(口癖で大多数の方に常にいなければと言っていました)
社会で自分が存在する一番大切な方法となっていたので
当然「人から頑張っている人」「理解される人」でいることは
人生の大事なミッションとなるわけです。
ここからこの怖さに対してのセラピーをして行きました。
こう言った長年刷り込まれていたものは
根深かったり自分の命を守っていたりしていたので
すぐに他者の目が全く気にならなくなる・・とは
なりにくいですが
なぜ自分がここまで人の目が気になっていたかと言う
自分への理解や寄り添いが深まれば深まるほど
人の目よりも自分の目が自分を守ってくれていることへ
シフトして行きました。
1)〜3)を書き出してみて
自分が最も感じたくなかった思いや感情を
「あぁ、これがあったらそうなるね」と
じっくり理解してあげると・・
思いもよらなかった次の下にあった声や感情が
出てくることも多々あります。
ココロって本当にちゃんと「辻褄」を持った
複雑な仕組みが誰にでもあります。
いつも応援ありがとうございますm(_ _)m
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