おはようございます♩
healing space mamyの浦松ますみです。
今日は結構ご相談でも多い「恋愛」について
その中でも「相手に依存してしまう」という苦しさについて
みなさんと何かをシェアしていけたら・・と思います。
まず・・・
大きさや強さは人それぞれでしょうが
誰かと恋愛関係になっている時の自分を思い出してみてください。
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1:恋愛とは?
誰かを好きになる時、相手から何を感じていますか?
ここをもう一度自分に聞いてみましょう・・・
一緒にいる時には何を感じるの?
安心感?
自分は必要とされている感覚?
平和?安らぎ?
ここに居ていい感じ?
なんでしょう・・・
実は、恋愛とはなんだと思いますか?
上記に挙げたもの以外でも沢山の「得られる感覚」が
ありませんか?
格別なその人から貰えるような
その人といれば自分を肯定できるような・・
「相手といる時に感じるもの」=「自分一人では得にくい」もの
そう思っているものではないでしょうか?
例えば自分一人でも感じる「安心感」もありますが
パートナーと一緒の時に感じる「安心感」と
質や感覚が全く一緒でしょうか?
「パートナーといる時に感じる事ができる安心感」は
おそらく唯一無二の「安心感」として
自分の中にインプットされます。
恋愛関係にあるときは
私たちは自分一人では得られない何かを
相手から感じている、得ている・・・
こう言った関係であります。
そしてこれは大きなエネルギーとして自分を支え
必要な大切なものでもあります。
だから・・・
恋愛のご相談がなくならないのも当たり前。
この「大切で一人では得られないと思っているもの」が
上手くいかなくなった途端に
どうしたらいいか、不安で怖くなるのは当たり前ではないでしょうか?
2:対等な関係と依存の関係の違い
恋愛関係において対等にパートナーと関係が築けている場合
おそらくとてもいい関係でしょう。
どちらかがいつも頼っている、依存しているのではなく
お互いにエネルギーの交換が成り立っていて
お互いの場所で安らげて、力を蓄えたり
新しいものを作り出すための休息や平和を感じたり
一人では得られない何かをそこでお互いが交換できているのです。
これはいつも平等でとか、いつも交換条件ではなく
いい感じでできていたらOK。
半年彼が精神的にきつい何かが人生の中で起こっていて
支え続けていたとしても
その前には自分もかなり支えてもらっていた・・など
二人の間で対等感があれば全く問題はないでしょう・・
では片方が常に頼りっぱなし、甘えっぱなしの場合は
そこに何が起きているのでしょうか?
3:依存とは?
二人の間に「健康的なバランス」が崩れて
どちらかが自分を犠牲にして助けてあげ続けている・・とか
本当は自分も頼りたいのに(相手に)頼れないとか
心の無意識ゾーンでは相手が自分を頼ることで
「自分には価値がある」
「自分は必要とされている」と喜びを感じたり
求められる私でいる事で安心できていたり・・・
こうなると辛くても相手を助ける事がやめられない状況です。
これは健康的な「助け合い」とは違ってきます。
4:怒りを溜めやすくなっていませんか?
相手のために自分を無意識下では「犠牲」にしているので
頼られる方はかなり疲れています。
そして本当は自分も助けて欲しいけれど
誰にも相談できない状況になっていたり
自分が相手を助けることをやめると
相手がダメになってしまうと感じるため
この形をやめられない状況です。
いつの間にか、相手が力のない弱い存在として
自分の中では位置付けられています。
→「共依存」と言います。
依存関係が成り立っているときは大抵が「共依存」の形となっています
イライラしたり、怒りを相手にぶつけたくなるのですが
怒る自分に罪悪感を持ったり
無意識に怒りに蓋をして感じないようにしています。
そして蓋をされた「怒り」や他の感情は
なくなるのではなく実は「蓄積されて」そこにあり続けています。
在るものは自然にはなくなりません。
溜まったものは早く見つけて上手に解いて
本来の姿、エネルギーは流れて動いているものですから
溜めて留めるから緩めて流していきましょう
→セラピーも大変有効です
5:依存している側の心はどうなっている?
実はご相談者の多くは「依存されている」人もいるのですが
依存側の方も多いです。
依存側のみなさん共通の悩みの一つは
「いつ、私は見捨てられてしまうの?」
この恐怖は計り知れないほどで
この怖さを感じないための行動を
常にしてしまうほどです。
例えば、「このぐらいひどいことを言ったら
彼は怒るかな?去ってしまうかな?」
わざと相手を傷つけるような行動をしたり
子供がお母さんを確かめる感じと同じような現れ方もあるでしょう・・
「こんなことをする私をどうするの?見捨てる?見捨てない?」
これで愛情の確認をしないといられないほど
不安と恐怖を抱えながら
一緒に過ごすという健康的な関係から
だいぶ離れた状況に陥ります。
例え相手が辛抱強く「愛しているよ」
「離れないよ」「大丈夫だよ」と言ったとしても
見捨てられるんだ、本当は嫌われているんだ・・と
疑念が離れずに
→自分を無意識に「見捨てられてしまう人」と完全に思い込んでいる状態
心から相手の言葉を信じる事ができずに
ずっと苦しみの世界からでき事ができていない状況です。
確かめ行動をやめれない
↓
相手に負担がさらにかかる
↓
自分の不安や恐怖が増える
↓
もっと確かめ行動をしてしまう
こんな悪循環を生んでいます。
安心や平和とどんどん切り離されてしまっていて
こう言った方達の真の苦しみは相当深いです。
全てが上手く行かない自分に対しての怒りもあるでしょう・・
6:健康的な関係を取り戻すために
まず、なぜ自分が依存傾向が出てしまうのかを
自分が知る必要があります。
自分が自分の行動や思いや感情の理由を知ることは
外せません・・
「私は自分のことが分からないから、あなたが分かって!!」
無意識にそう思って誰かや何かが自分を理解して
受け入れてくれたら本当に一番ラクそうですが
これは確率的に一番難しいのは当たり前ですよね・・
自分がわからないのに
相手が自分を自分以上に理解し続ける・・・
これは宝くじよりも難しいでしょう・・・
→とはいえ、私もきっとこれを読んできださっているあなたも
何度かは経験済みですよね・・
愛されたいし、受け入れられたいし、守ってもらいたいし
認めてもらいたいし、大切にしてもらいたい・・・
この思いは万人共通の、人間だったら誰もが持っている
感覚や感情ですよね。
傷ついた自分がいるからこそ
依存行動、やってはダメと頭ではわかっている行動を
止められないのは当たり前ですよね。
まずは傷ついた自分が弱くて、一人では何もできない・・
こう言った「セルフイメージ」を
等身大の目線で見つけていきます。
*セルフイメージとは自分が自分を無意識にどうみているか?です
自分が自分を頼りないし信頼できないと思っていれば
「依存は必要不可欠」になるのは逆にナチュラルなことなのです。
その人の心の中では完璧な辻褄がそこにはあります。
→ポイントは全てが「無意識下=潜在意識の仕組み」なので
自分で気づくことが難しい。
まずは自分への信頼を回復するために
自分が本当にそんなに小さくてダメな存在なのか
どのぐらいの傷が自分に本当は残っているのかを
もう一度丁寧に見つめていきましょう。
理由がちゃんとあるのに
自分が全く気づかずに同じ行動を繰り返して強化し続けることから
傷ついた過去の自分を探しに行って、
その自分と今の自分が対話することは
非常に有効です。
→通常は様々なセラピーを使ったり
私自身のセッションでは「併用」しながら
一番適したものをその都度アレンジしています。
フォーカシングもお勧めです。
7:健康になった自分は依存は必要なくなる
心身ともに本当の意味で健全になれたら・・・
「依存」は必要なくなるので
依存したくても逆に難しいほどです。
なので・・・
「どうしたら依存をやめられるか?」ではなく
依存がなぜ必要でなのか?を見つけ
依存が必要のない私になれば
一番確実にそれは消えます。
遊び感覚での「依存ごっこ」は恋愛のスパイスとして
楽しそうですよね。
そして・・・
自立して対等な感覚での恋愛はきっとお互いの成長や
二人が作り出すオリジナルの素晴らしいエネルギーも
創作されていくでしょう。
二人でいる意味の深さや意義も
お互いが共有できて
力を与え合う関係となうでしょう。
自分でセラピーやフォーカシングができるようになれば
自分ケアは自分でも十分できますし
自分がラクになるほどに
自分の大切な誰かも一緒にラクになっています。
自分と関わる人大勢に、幸せや安心が波及していきます。
当たり前ですが・・笑
自分を見つめるって本当に大きなメリットばかりです。
思っているほど、怖くないですよ♩
無理に苦しい時にはプロや専門家の手を借りてすればいいし
自分でできそうな内容はでしたら自分でも十分です。
同じところを頭の中だけで(顕在意識だけで)ぐるぐる状態から
潜在意識の「気づけない思いの中にいる傷ついた本当の理由」を見つけ出し
思考上での整理をしながら潜在意識の中にいる傷ついた自分と
対話をすることで
随分と心身ともに緩みが出てくるでしょう・・
潜在意識にアクセスする方法もたくさんありますので
またみなさんとシェアできたらと思います。
いつも応援ありがとうございますm(_ _)m
励みになります♡
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