お客様の声

中学校の同窓会の返事ができない

 

【お客様の声:テーマ】

【年齢:職業】30代後半:専業主婦

そもそも、人間関係はずっと不得意でしたが、今回、中学校の同窓会の連絡が来て、胸がざわざわしています。まずみんなと会うのがしんどい・・・でも欠席も「しんどい」のです。行っても行かなくてもしんどいとはどうしたら良いのでしょうか?

過去にも色々なテーマをしてもらいましたが、この中学校時代の私は暗黒時代でした。必死でいじめから身を守るために自分を抑えて、1日を平穏に終えることができるように、目立たずに静かに普通に暮らすことが一番の望みでしたが、上手くいかずにいじめに遭っていたことを思い出させます。その頃の自分も否定しています。

もう、中学を卒業して20年経っているのに、まだまだ何か引きずっている感じがします。子供の中学校生活も複雑なので、夫がセッションを受けて良いと言ってくれたため、こちらに来ました。

 

【セッションを終えて】

今思えば、人間関係のしんどさを濃くしていったのは中学時代がきっかけの一つでした。今度クラス会があるのですが、何がしんどいかを細かく探していった時に、中2〜卒業まで続いていた新しいグループから離脱した私が「特に嫌がっていた」ことが見えてきました。

中1の時には所属するグループもあり、それなりに必死に普通のフリをしていられたのですが、中2の時の新しいグループ、新しいクラスで私は完全に離脱。どこにも微妙に入れずに、休み時間のたびに他のクラスへ行って「私には友達がいる」と示していたシーンが出てきました。これはセラピーでしかわかりませんでしたが、この子との時間は私の人生での唯一の救いであり、自分が自分自身に「私はひとりぼっちの子」ではないと確認する時間でもありました。

ここの私を本当に認めたくなかったです。すごく拒否していたのは自分自身が「私は孤独」「私はどこにもこのクラスでは所属できないいらない存在」「恥ずかしい、みっともない惨めな私」と思っていたから、それを感じたくなかったのですね。これを感じなくて済むように、今まで生きてきた・・・と言っても良いぐらいです。

友人との集まり、子供の授業参観、行事での参加、パートでの人間関係も、すぐどこかに所属していたい・・、すぐに誰かを探さずにはいられない私だったのは、この中学校の時の傷ついた私がいまだに私の中にいて、自分が自分を恥ずかしい、惨め、孤独と感じていたからだったとはです。しかも身体を通じて当時の感情が湧き上がってきた時には、初めて涙が出てきました。この件では、絶対に泣くものかとも感じていたことを思い出し、やっと氷が溶けました。

私が私を責めていて、私が私を冷たい目でみていて、その身体で感じたエネルギーはツララで、冷たく、トゲトゲしたようなものでした。セラピーの中で、本当は私はどうしたかったの?と聞かれた時に新しいクラスで自分がいても良い感じが欲しかった・・・と聴いた時にも涙が・・・。

子供にも自分の辛さを重ねていたことも見えてきて、やっと力が抜けたようです。パートにも行けそうです。また報告させてくださいね。ありがとうございます。

 


心理カウンセラーランキング