おはようございます♪
今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?
今日は「自分勝手」という状態を
禁じていたり、いつもそうならないように
気づかいしている方と分かち合いたいと思います。
一人一人の「自分勝手像」は実は違っていて
私はどんなイメージをこの言葉から持っていますか?
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あるクライアントさんは自分の母親と小さい頃から
折り合いが悪く、沢山の苦労を重ねて
自立し、やっと離れることが出来た~
自分の家庭をもち、子供たちを育て充実した日々でしたが
あるとき、一人で住んでいる母が病気になり
どうしても誰かの介護が必要になりました。
「絶対に世話したくない」
これが彼女の本音・・・
でもそんな自分で居たら人としてどうなのか・・とか
無責任で自分勝手な人になりたくない
親戚や母の周りの人に何と言われるだろう・・・
頭の中がぐるぐるしていました。
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幼い頃から女手一つで育てられて、(婚外子だった)
母は男の人にだらしがなく、
お金にもルーズで小さい頃にはよく苦労して
幼い頃から自分の方が母を守らなきゃとか
当てにできないから全部自分で何とかしゃきゃとか
いい思い出が本当にないんです・・・
「絶対に母の面倒なんか見たくない」
「早く死んでほしい」が本音なんです・・・
でも絶対に頭の中では「自分が世話をしている」未来図しか
描けなくて悩み切っていました・・
彼女のココロ中にはどんな風景があったのでしょう・・
それはもし、ここで責任を放棄してしまったら
表面的には「人として」「親戚に責められる」
「迷惑をかけてしまう」ということでしたが
➤勿論、ここも関係しているのですが
深いところにあったのは自分がこれを放棄すると
「幼い頃の母と同じになってしまう・・・
周りに迷惑をかけて、自分勝手で
自分の恋愛を優先しているように見えたあの母と
同じ人間にだけはなりたくない・・・」
そんな激しい抵抗がここにありました。
だからそこまで憎んでいても自分が引き取り
世話をする心象風景しか浮かばなかったわけです。
結局は母親との関係は歴史やエピソードが長いので
その後も数回のセッションが必要でしたが
この方が真に望んでいたことは
母との子供らしい子供時代を十分に味わって
満たされている私を体験する事でした。
本当はどうしたかったの?
何を感じたかった?
何を得たかった?
全部聞いて、全部理解して、分かってあげて
辛かった冷たい時間を取り戻す作業を続けていきました。
今では母への「見方」が変わり、女性としても母親としても
激動を生き抜いた一人の人間として尊重して
余生を穏やかに過ごしてほしいとまで変化しています。
一生、この問題は無理。解決しないと思っていたテーマでしたが
こんな風に封印されていた本当の声を拾う事で
現実の関係が変化することが多いです。
自分への問い・・・
今日も1つしてみませんか?
「今、満たされている?幸せ?安心?大丈夫?」
私にだけは本当の事、何でも言っていいよ。
いつでも私は私の世界で一番の味方であり
分かってあげることが出来る存在です♡
応援ありがとうございます<m(__)m>
励みになります♡
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自分勝手にだけはなりたくない
masumi