【仕事を辞めることは甘え?】判断を間違えないための大切なポイント

こんにちは♩

心理カウンセラー、セラピストの浦松ますみです。

今日はお仕事をされている方が1度や2度思った事があると思われる、転職を考える時について皆さまと何かをシェアできたらと思います。

様々な統計が本やネットから情報としては引き出せるのですが、自分ごととして、自分がそれを「どう捉えているのか」と言う心理カウンセラーの視点から、後悔のない判断ができるように少しでもお役に立てれば嬉しいです。

1:そもそもどうして辞めたくなったの?

 

様々な統計より見たみんなの意識調査とは

 

まずは一般的には皆さんが「仕事を辞める」と言うことに対してどんな意識を持っているかを見てみましょう。

例えばこれ。

仕事辞めたいと思ったことはある?

引用元:新社会人の3人に1人が、入社1カ月で「会社を辞めたい」。新社会人の意識調査(2017年)

 

これは入社1ヶ月で辞めたいと感じた事がある人が実はこんなにいるよ・・・こんな意識調査です。

 

もう一つはこれです。

https://lh4.googleusercontent.com/iZIIUYxSN_S-BH911ZRNoreVUDrm0okQwxqOJotmp1eoqpnGpVPNDC4Pbp7bCOyEdAGNWaRIYdhU9_8o_yyNuJnn3bXI7MkTLM4Klp6kz-27mJw2wF5W8fHxqu3kMGLju8F0Jszn

株式会社マーシュが行なった過去の調査では、86.7%もの人が「仕事辞めたい」と考えていることがわかります。年数にかかわらず、仕事に何らかの不満を感じ、「仕事辞めたい」と考える人はかなり多いことがわかります。

 

まずはこれをみて自分自身がどう感じましたか?

 

上記のリサーチを見て「当たり前だよね」「わかるわかる」なのか、それとも「たった1ヶ月で仕事の何がわかるんだ!」「すぐに辞める方向に行く奴はただの甘えだ」なのか・・・・まずは自分自身がどっち派なのでしょうか?

実は自分自身が自分の人生に起こっている問題をどう捉えるか、どう解釈して行くかは人それぞれなのです。

それぞれが自分の中では最もそれが正しいと思うことを常に心の中や頭で感じ、その通りに行動しています。心の仕組みと行動についても、順次説明していきたいと思います。

 

これは社会的には甘えとみなされると「自分」が感じた場合

 

もし、入社1ヶ月で「辞めたい」は甘えで、3年働いた後での「辞めたい」は甘えじゃないと考えている人がいたとします。それはどうしてでしょうか?一つづつ自分の心の中を整理していきましょう。まず、1ヶ月で辞めたいがどうして甘えかの理由をノートに箇条書きしてみましょう。

例として

*1ヶ月では仕事の全体さえも掴めないはずだ→甘えてる

*嫌な事があるのは分かるが続けていけばこの仕事の醍醐味ややりがいもあるはずなのに→甘えてる

*とにかく親にも祖母にも「我慢が大事。我慢の後には花開くから」と言われたっけ・・→これは甘えだ

*自分はこの部署に回されて運が悪い。他の同期は楽しそうだ。ここでは無理だ→いやいや、あの人も実は結構堪えているのに、人を羨むばかりでは甘えだ

*かなり理不尽な上司の言葉を受けてもう耐えられない→もしかしたらこれは甘えじゃないかな?

*この会社に勤めていたら将来この程度なんだ→周りの先輩たちをみて絶望感を感じた→こんなはずじゃない→これは甘えじゃない?

自由に出てくる頭の中の声を書き出したら次にするのはこれです。

 

特にこの中で「自分の心」を支配している思いはどれ?

 

 

上記の書き出しの中で・・・たくさんあるはずですが、この中で一番大きく自分の中で声がするものはどれでしょうか?全部もちろんあるのですが、その中でも自分を支配している強い思いがあるはずなのです。それはどれでしたか?ここも大切なポイントです。

 

2:自分にとっての甘えとは?

 

自分の心の仕組みがそれを決めている

 

上記の例の中で仮にですが「親や大好きな祖母からことあるごとに言われていた言葉として」【すぐに諦めるな。諦めたら負けだ。諦めなかった人に神様からのご褒美があるよ。あなたはちゃんとそれができる子だから、頑張ってね。】とか【人は諦める人には期待もしないし、信頼もしてくれない。だから絶対に困難には立ち向かって負けないで。やって良かった、続けて良かったと必ず思うよ】

もし、こんな言葉を聞いて育っていたら「辞めること、諦めること=負けること、信頼されないこと」と言う意味づけが自分の中で真実として育って、これを中心に物事を見るようになります。これをビリーフと言いますがこのビリーフがいけないとか変えなきゃいけないと言う訳ではなく、まずは自分の中でどんなビリーフがあるのかを探してみます。

 

まずはビリーフが悪いものという見方はしないでくださいね。全てが自分の中では正当な理由として捉えていたものであるので、そこにずっとあって自分を支えていたものですから・・・

 

自分の基準がどこから来ていたものかを特定しよう

 

もし上記のように特に親からの言葉や大好きな人からの言葉、又は尊敬している人の言葉というのは自分が思っている以上に「正しくてその通りにしておいた方が安心だ」という感覚を生んでいます。

当たり前ですが、こうして自分の中で「安心、安全、正しい」と思う通りに行動している事が良い事だと思っている訳ですから、これに反した事が「不安、怖さ、間違っているのでは」という思いを生み出します。

ポイント

実は全てが「実際の行動」に反応しているのではなく、「解釈」に反応しています。

人によっては1ヶ月の退社を「早く決断できて自分を褒めたい」と感じたり、「もう辞めるなんて、自分が許せない」と感じたりする差がなぜ出るかは実際の行動ではなく自分の解釈によります

 

3:周りからどう見られているかも実は気になる私たち

 

人間共通に持っている自我の仕組み

 

私たち人はまず、この世の中でどんな風に生きているでしょう。生きることはある意味サバイバルでもあるのです。師匠の溝口あゆかさんのインテグレイテッド心理学より2つのサバイバルの説明をします。

肉体的なサバイバル

肉体の維持のための(生命の維持)まずは「食べていけるかどうか」に直結しているもので、充分な収入が得られる仕事につきたい、安定して仕事を得たい、将来にわたりずっとそれが保証されているか、より有利な条件や、大きな権力的なものに近づけて守られるかなど身体を守る上での本能的な感じを無意識レベルでかなり頑張っています。

 

精神的なサバイバル

肉体的なものとは別に考えていくと、もう一つは自分という存在が社会の中で受け入れられているか、愛されているか、理解されているか、常識的な行動が取れているか、大多数の意見とマッチしているか、誰かと比べて自分はよく出来ているか、優れているか、能力は大丈夫か、また役に立っているか、成功しているかなどもとても大切なサバイバルなのです。

 

どちらにしても全ては生きていくための安心、安全のためです

 

4:自分の判断を間違えたくない私たち

 

間違えたらどうなる?

 

そもそもなのですが私たちはなぜ間違えたくないのでしょうか?当たり前という考えは一旦横に置き、間違えることをどんな風に解釈しているのか、またはどんな風に意味づけしているのかを見つめていきませんか?

もし、間違えた判断をしてしまったら親や尊敬している人から「あいつはダメな奴だ」と見られてしまうとか、友人からも冷たい目で実は見られてしまうとか、パートナーからも呆れられてしまうとか・・・自分の中では何を感じたくないのでしょうか?

自分が自分を「ダメだ」と激しく自己批判をするのもかなり辛いはずです。自分という存在は距離を置いて離れることもできませんし、人生から切り離す事ができない存在です。他者や状況とは距離は置けますが最終的に自分は話す事ができないので、自分が自分にむけている眼差しや声が厳しい場合は本当に堪えますし辛いですよね。自分の中の一番感じたくない事、怖いことを探してみましょう。そしてそこにどんな感情があるかを探します。

 

簡単なワークとして

 

言葉で情報として表現することは限界があるのと、これをお読みくださっているかたが全員、厳密に言えば心の仕組みが違うはずですので、万能とはいきませんが、簡単に自宅で一人でできそうなワークをご紹介します。遊び感覚で時間があって、安心できる空間でじっくりとトライしてみましょう。

 

まずは数回、深く深呼吸をして身体に意識を向けて整えます。目は閉じた方が集中できると思います。1箇所、身体のどこかに手を当ててみてもいいかも知れません。胸やお腹など落ち着いて集中できる場所を探しましょう。

今辞めると思うとどんな思いや感情を抱えた自分が見える?

イメージの中の自分は、どんな表情でどんな場所でそこにいるでしょうか?一人?それとも誰かと一緒?周りはどんな感じ?何を感じている?どんな感情がそこにある?よ〜く「感じて」すぐに答えを出さなくていいので探っていきます。

 

その自分は何を感じたくない?

イメージの自分の感じが掴めたら、その自分が「一番感じたくない」と言っていることを拾ってあげましょう。何が嫌?何が一番辛いの?親にがっかりされること?大好きなパートナーが自分を去ってしまいそうなこと?何が怖い?感情は何だろう・・・罪悪感?後悔?それとも・・・?なんでしょうか?必ず感情も拾ってあげましょう。

 

その自分は何を欲しがっている?

イメージの自分はどんな声やどんな感情を持っていましたか?この自分が一番今、欲しがっていることは何?ここをよくわかってあげましょう。また誰がそばにいて欲しいとか、何をして欲しいかも聞いてあげましょう。今、これが自分にはないから苦しいし、困っているし、迷っているのです。イメージの中でそれを与えてあげてみましょう。

 

適当なところで深く深呼吸をしてゆっくりと今いるお部屋に戻ってきます。ご自身のペースで目をゆっくり開けましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?こうして、私たちは実際「辞める、辞めない」「これは甘えだ、いや甘えじゃない」となぜここで迷うかといえば、それをしたときに何か感じたくないものがあって、それが自分の中では色々な刷り込みや社会の常識と言われているものや、親からの影響などで、どこかで自分の中で(ほとんどが潜在意識レベルなので顕在意識では気づけない部分)ダメだと感じていたからです。

これは簡単なワークではありますが、自分の中に「ない」と思って辛かったことを自分が分かって理解してあげて、寄り添い、与えることで同じ事実への「見え方、感じ方、解釈の仕方、意味づけ」が変化してくるでしょう。

ただ、ここにボリュームのある感情がくっついていた場合は、やはり本当の意味でのスッキリ感はセラピーがあると違います。真剣に取り組みたい場合はプロの手を借りることをお勧めします。

この変化した見え方でもう一度自分の悩みのテーマを静かに見つめてみると、きっと自分の答えに「YES」を感じられ、自分をOKできる自分がいるはずです。

ポイント

・何をしたかではなく、自分が自分を心から肯定できない時こそ、苦しさや後悔、悩みは生まれてきます

同じテーマを時間や場所を変えてしてみるのも一つの提案です。

どうぞ自分が自分を好きになるワークを時々思い出してやってみてくださいね♩

 


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