なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム107】人と親密になるのが怖い

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害などのドン底6年間から抜け出て、長年の職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日はよくあるテーマの一つ、「人と繋がりたいけれど、親密になってくると避けたくなってしまう」

結果、いつも孤独感や疎外感を感じ、自分がこの先も人間関係で苦労していく気がしてならない・・と・・。

勿論、理由はケースバイケースですが、このテーマに似たような感覚を持っている方の何かヒントになればと書いていきますね。

アクセルとブレーキの症状

頭では「親密になりたい」「人と繋がって仲良くなりたい」「もっとコミュニケーションを感じたい」とこんなに思い、悩んでいるのに、実際に親しくなり始めると、どうして自分からぎこちなくなったり、言葉にスムーズさが欠けたり、自分から距離を置いてしまうのでしょう・・

不思議ですよね、本当に・・。

こういった「アクセルとブレーキ」が同時に存在しているような悩みって、それなりに多く、必ずそこには気付かない潜在意識レベルに「辻褄が合った理由」「辻褄が合った心の構造」が存在しています。

顕在意識を使い、私たちは色々と分析し、「こうしたらいいのかな?」と行動レベルでのやり方を模索し、行動レベルで自分に安心感を与えようとしています。

なのでセッションの最初の声は「どうしたらいいですか?」なのです。

勿論、当たり前の求めているものですからここに一切のジャッジは無しで、「そんなにも切羽詰まっている」「焦りの中にいる」自分をまずは十分理解します。

自分特有の辻褄の見つけ方

まずは、自分の悩みの「症状」を書き出しましょう。

例)初対面の時にはむしろ自分から話題を提供し、話すことは大丈夫。また、楽しい明るい人の話題に加わり、相槌を打ったり、盛り上がるような言葉を添えるのはむしろよくしている。個人的な深まりを感じた時に「言葉が詰まり始める」。相手の話を聞くのはOK.自分の話をする時には心の中に焦りや頭がぐるぐるしている。などなど・・

ワークの一例

①観察し、自分が誰かとコミュニケーションをとっている時の姿を客観的にメモして書き出します。

また、相手により反応が変わる場合、状況によって反応が変わる場合も個別に書き出してみましょう。

②自分にとって「個人的な深まり」を感じる時には、何を意味している?また、深まることでどうなっていくイメージが作られている?相手は自分をどう見る気がする?

例)自分を相手に知られるという意味。また知られていく自分自身は中身がない、面白くない、相手からだんだん頼られなくなる、魅力のない自分・・などなど

③上記が進んでいくと、どうなる?

例)相手からつまらない人、居てもいなくても、特別付き合う必要もなく思われ、がっかりされる。居場所がなくなる、相手が去り孤独になる・・などなど・・

④自分がとても感じたくない状況、感情、自分の姿とは?

例)人が自分という内面を知れば知るほど、相手にされない、どうでもいい存在として認識されてしまうから人がいなくて怖い・・という姿。人間関係の中から弾き出されてしまう怖さ・・などなど。

 

自分の否定している姿にならないように頑張っている事がベースにある上で、仲良くなっては④の例の状況になるストーリーが自分の中では真実のため、むしろ、内面を知られてはいけないし、親密になったらまずいのです・・・→気づいていない潜在意識での構造。

一番大切なのは深い所にある「蓋の下の声」

ありのままの自分の内面が「人から受け入れられない」「必要とされない」「大したことない奴だ認定を受ける」と自分が強く真実と思っているため、ここをベースに全てが生み出されていきます。

普段の思い、行動、身体感覚もここから作られて浮上してくるため、「自分の感覚」としては顕在意識にある思いや感情からと思いがちですが(勿論、ここもあるのですが)

大元の私はどんな私?

自分を動かしている大元は「蓋をされて普段は浮上しないように封印されている自分」の声なので、なかなか難しく、頭ではアクセル全開に生きていきたいけれど、身体では「それは危険、そうしたら生きていけないよ」というブレーキでサバイバルを達成しようとします。」

自分はどう言った仕組みから出来上がっている?

先ほど見えてきた④の自分も生まれた瞬間から「作られている」のではなく、何らかの経験や、自分が学習したことや、身体を通じて感じたことで作られていきます。ここにトラウマなどもあることも(多々)・・。

また、ここは常に変化し、経験によっては「やっぱりね」と強化されたり、真実味がますます深まります。

逆もあり、前は人はこういうものだ・・と思っていたはずが、自分でもびっくりするような感動や、心が緩んだ経験が連続で起きれば、頑なな仕組みも溶けていったりする場合も十分にあります。

ここが大事な気づき

目の前で起きている「今の経験そのもの」が原因ではなく、それは「きっかけ」「トリガー」なのです。

そのきっかけから、蓋をされて普段は出てきていない(感じたらダメな自分や感情など)ものが反応を作り、深いレベルで自分を動かしていきます。

複雑な仕組みからできている私たちは難しい側面もありますが、同時に繊細で、とても自分を守ってあげたいし、生き抜くサバイバルに勝たせてあげたくて「どうしたらこの人(私自身)を守れるか」ということを中心に仕組みは作られていきます。

アクセルとブレーキは一見対立しているようで非常に理にかなった辻褄を持っています。ここをしっかりと見つけてあげつつ、感情を触って、蓋の下の私と対話が進められると・・・本当に素敵な癒しの時間が流れていきます。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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