心の仕組み

苦しみの根源はいつだって「愛の飢え」

おはようございます♪
今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?

今日は「飢え」について書いてみたいと思います。
「飢え」・・・
足りない感じ、欠けている感じ、満たされていない感じ
不満な感じ、安心じゃない感じ、なんか怖い感じ
などなど・・・

「飢え」とは言い換えればどんな言葉が自分にとっては
相応しいでしょうか?

時と場合によって表現は違えども
根底にあるのはやはり「飢え」なんです・・

例えばいつもは気持ちよく商品の返品や返金をしてくれる
行きつけのお店があったとします。
自分自身も迷いやすく、決めた後にやっぱり・・と思い
お店に行くと、察してくれて
こちら側が気持ちの負担にならないように
ささっと応えてくれていたとします。

ところがある日いつものように
「これ、返したいんです、返金できますか?」
→当然、自分は返金してくれると思っている
これに対して「これだけは◯◯なのでダメなんです」
断られた時、「え〜〜、いいじゃん」とか
「今までずっとしてくれていたのに」など思ってしまうとき
ありませんか?

表面上では「物の返品、返金物語」なのですが
心の奥ではどんなことが起こっているでしょう・・・

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気持ちよく自分に応えてくれているお店の行為を
「自分を理解してくれている」と感じていたら
この店は「便利な店」ではなく
「自分を理解して受け入れてくれている店」となっています。

→あくまでも一例として
 
自分を分かってくれる=受け入れられている=安心感だとすれば
途端に「安心じゃない」感覚がどーんと襲うはずです。
しかも、いつも安心だったので尚更です。

人生のほとんどが「受け入れられている」感覚でいっぱいでしたら
この店のこの1回でダメージは少ないでしょうが
人生の多くで「自分が受け入れられていない」と感じて生きていると
この店に「ダメ」と言われた「たった1回」でも
この人にとっては大きな痛みとなります・・・

唯一の「安心」がなくなったようで
あぁ、ここも自分のことを拒むんだ・・・
そんな風にまでいくらでも妄想は広がります。

ましてやこれが人間関係でいつも相談に乗ってくれる人が
たまたまこの日のこの時間は無理と言った場合だったら
この人は奈落の底に落ちてしまう感じを覚えてしまうかも・・・

この誰の中にもある(もちろん私の中にもある)
「飢え」の感覚はすごく刺激してきます。
反応が大きく出てきます。

飢えのない人になろうとか
そのぐらいは自分でなんとかしようではなく
「どんな飢えがあるの?」
「何が辛かった?悲しかった?寂しかったの?」
「それはどのぐらい大きいの?」
「いつからこんな感覚を持っているの?」
「本当に今まで辛かったのに気づいてあげられなかったね
許してね・・・ごめんね」

このスタンスで「飢えを抱えている存在」と会話すると
今までスルーしていた「私に気づかれなかった私」が
見えてくるかもしれません。

ここに大きな癒しと発見と自分への愛しさという
宝物が隠れているでしょう・・・

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