みなさまこんにちは♩
心理セラピストの浦松ますみです。今日は、自分が抱えている不安・怖さ・焦りに対してなぜ苦しいのか?そして、どうしたらすぐにラクな方向に持っていけるかの『心の仕組み』を超簡単な動画にしてみました。
コロナの影響で不安症・パニック障害を起こしやすい方が増えているようです。そんな方のために少しでもラクになる自宅でできるセルフケアとしてお話ししています。
不安がある時には何が起こっている?
まずは心の中に不安がある時、怖さがあって落ち着かない時、またはざわざわと焦りがある時など・・・こんな時には何が起こっているでしょうか?
私たちはすぐにこれらの「症状=怖さ・不安・焦り」をどうしたらなくせるの?という方向に考えますが、心の仕組みから見ると、必ず「理由があるから」症状の「怖さ・不安・焦り」が出てくると見ていきます。
お腹がシクシク痛む=症状だとすると、原因は「3回落ちている試験が明日ある」だとします。原因探しをして、それが見えたところで全く症状はよくなりませんよね。それよりも、「また、ダメかも・・と実は感じている自信のない自分」をしっかりと見つけ、そこのケアを直接してあげる方が「症状」が収まります。
「不安」が起きている原因が「コロナ」だとすると、コロナに対して自分がどんな感情・思いを持ち、そこにいる心の中でのイメージの自分はどんな姿か=セルフイメージを探し、「コロナにやられてしまう、掛かれば症状が重く出てしまう無力な自分」などの自分への意味づけ・解釈に対して、感情解放をしていくことで変化していきます。
感情解放はセラピーを使うので、ここで簡単に書くことが難しいのですが、おそらくは不安や怖さの対象物よりも自分が力がない、弱い、やられてしまうがわ、被害者側の時に、『自分では対処できないので』そういったネガティブ系の感情が出るのはある意味当たり前ですよね。
不安を持っているイメージの自分を探す
①今、自分が感じているネガティブなことを書き出します。その中で一番大きく影響があるのはどれ?
②どんな「感情」がそこにあるでしょうか?
③上記の感情を持った自分は対象物に対してどのぐらい大きい?小さい?(力関係を客観視)
④そこでは周りには人がいる?居たとしたらどんな人々?自分に対してなんと言っている気がする?視線はどんな視線?または、周りの状況は?そこにはどんな風景がある?
⑤上記の中での自分はどんな自分?(イメージ豊かに、例えばみんなから白い目で見られて、嫌われて怯えている自分とか、今から攻撃される・・と焦っている自分)などなど・・
⑥上記の自分はこのままどうなってしまいそうな気がする?→感じたくないもの(抵抗・戦いが必要)
不安だったのはこのセルフイメージを持っていたから
ワークしていくのは、⑥で出てきた自分です。これは心の中で反応していた実際の自分ではなく「イメージの自分」。
私たちは実際の目の前の状況に反応しているようで、実は「心の中の風景・そこにいる自分」が反応しているのです。
目の前に美しい海が見える別荘にいて、素敵な人とお茶を飲んでいたとしても、頭の中で心配事がグルグルしていたとしたら、「目の前の風景」にいる自分ではなく、心の中に作り上げた「心象風景にいる自分」が反応しているのです。
不安と戦わないとは?
私たちは上記で出てきたものが本当に「感じたくない」「見たくない」「受け入れられない」「許せない」から苦しいのです。この心の中の風景にある意味「抵抗」「戦っている」からこそ、苦しいのです。
もし・・この見たくない・感じたくない自分をサレンダーして、受け入れていたら、許していたら・・・苦しみはどうでしょうか?「嫌だけれど」苦しさは少し減っていませんか?
戦わないこと=サレンダー=許す・受け入れる・・・言葉は色々ですが、これができたら本当にラクなのです。受け入れられない理由はどうしてでしょうか?それは・・・
「それを受け入れたら・ゆるしたら」どうなってしまいそうだから?→(だから抵抗しているんだね。)ここを自分が知ってあげることは自分への愛情の一つでしょう。→これが入り口の大切な「気づき」。ここから癒しが始まります。
【諦めとは全く違う】気づきを自分に与えてあげましょう♩
*音声に注意 この動画も、一つの例でしかなく、自分の中の「セルフイメージ」「症状・状態」を探し出すのがポイントです。
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