こんにちは♩
人間関係・家族との関係で生きることが辛く、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。
今日は日々のセッションから感じていることの一つ・・・
「本音」が誰にも言えていない自分に気づいた時、どうしたらいいか?
そんな切り口から皆さんとシェアできたらと思います。
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「本音」って何?
自分では結構、言いたいことは言っているし、周りもそれを聞いてくれているし、伝えた後、むしろ相手と親しくなれた気がして「良きこと」と思っている方は、きっと上手に自分の中に感情などを溜め込んでいないと思います。
でも、セッションにいらっしゃる方はほぼ「何かを言えずに」「表現できずに」溜めたまま月日が経ち、さらにそれが積もり積もって「抱えきれない状態」のなっていらっしゃいます。
私たちはどうして本音が言えなくなってしまったのでしょうか?
それが通常のモードとなって「我慢している状態」にさえ気づけないほどになっているのでしょうか?
そこにはたくさんの理由があります。
世間での「常識」を守るべき
誰しも、幼い頃は何も考えずに、自分の中から湧き上がる衝動に身を任せていた時期があったと思います。
赤ちゃんは大人の事情を考えず自分がお腹がすけば「泣いて」おっぱいを欲しいと訴えますし、おむつが汚れたら「早く取り替えて」とお知らせしますし、もし、ただなんとなく不安だったり、気持ちが落ち着かないときはずっと自分の気の済むまで、眠りに落ちるまで「抱っこ」をせかむでしょう・・・
外見や、家柄とか頭が良いかとか関係なく、「この子と遊びたい」と思えば躊躇なく近づいて砂場で同じお城を作り始めたり、おままごとを始めたり・・・
「この子を誘ったら嫌がられるかな」「一緒に遊ぼうって言ったら向こう行けって言われちゃうかな」「本当は自分のこと嫌いなのに無理して合わせてくれているのかな」「この子と遊ぶと自分の価値を下げるか?(上げるか?)」
そんな気持ちは皆無で「行動」できていた頃と、今の自分を並べてみたらどうでしょうか・・?
どうして「言えなく」なってきたのか?
もし、傷ついた経験、怒られた経験がなかったら・・・
きっとあのまま大人になっていたでしょう。
「このままでいいんだ」と今の自分を意識せずに肯定できていたでしょう。
大きなトラウマでもなく、小さな誰かの一言や、親や先生の言葉で「今の自分が良くないんだ」「悪い子なんだ」と感じたら・・また「こうすると嫌われちゃうんだ」「誰も助けてくれなくなっちゃうんだ」と感じたら
今の自分から出てきている衝動よりも、自分がより「安心・安全に生きていける状態」になるための行動、言動を取りますよね。
それは各人全く違う形で刷り込まれますし、その出来事を自分がどう受け取ったかで決まります。そこに良い・悪い・優れている・劣っているは全くなく
自分が目の前の風景をどんなふうに解釈したかで「自分」を作っていきます。これが変化し続けていくセルフイメージです(自分が無意識に自分をどうみているか)
子供時代に「自分らしく」戻ろう
子供の時と同じように振る舞うことが良いのではなく、一切、我慢をしないことが良いのではなく…
今の大人の自分に相応しい、自分が心地よい「私らしさ」が程よく出せていたら他者の「わがまま」や「自分勝手さ」に対しても、ゆとりや余裕ある自分が対処できるように自然と変化してきます。
今現在、無意識の我慢がかなりある方にとっては想像もつかないでしょうが、事実です。
私自身も、相当な無意識の「〜〜べき」があったため、自分が自分の首を絞めて、自分で苦しんでいることに全く気が付かず「相手」「状況」「自分の考え方」を変えようと10年近くは抗っていました。相手さえ変われば・・が最初に出会う感覚、感情です。
でも、自分が自由で余裕がある状態ではないのに、どうしてこんなことができましょうか・・
まずは「自分を解き放ちましょう」
解き放つ前に必要なことは
「どうしてその我慢を無意識にするようになったか」を探すこと。
無意識の我慢は気づきにくいので(だから無意識)、顕在意識で捉えられる言葉としては「自分の中にある〜〜すべき」「こうあるべき」「〜〜は当然」などを探すことから始まります。
オススメなのはノートに書き出すこと。
私は数えてはいませんが恐らく1000個以上持っていたと思います〜笑
(例)
大人は〜〜すべき、女性は〜〜すべき、男性はこうあるべき、子供はこうあるべき
こうしないと〜〜になる、ラクしてはお金が得られない、いつまでもこの幸せが続くと思ったらダメ
人は必ず最後は自分を守る(裏切られる)、私は迷惑をかける人(側にいても喜ばれない)
人は私を嫌っている、みんなは甘えている、ここに居場所がない(役に立てばここにいていい)
分かっていないと置いていかれる(馬鹿にされる)、人は助けてくれない
自分には何かを成し遂げる力も能力もない、なんの取り柄も魅力もない私
などなど・・(まだまだありましたが、この辺でやめましょう‥笑)
キリなく、色々な「こうなんだ」と言うことはそれぞれの心の中にあることと思います
→しかも絶対に真実だと本気で無意識で潜在意識にセッティングされているのです。
苦労してきた自分を客観視する
何かしらの形で苦労を積んできた自分がいるので、その自分を全く批判の目を持たずに包んであげることができたら、もう、半分以上、癒しが進んでいます。
薄着で、何も知らなかったから準備せずに、気軽に山に入山した人が遭難して、やっと救助されて落ち着いた部屋に通された時、まずは「よく生き抜いたね」「怖かったでしょう」「どれだけ不安だった?」「寒かったでしょう・・・」「頑張ったね」
いきなり相手を批判して「だからこうなるんだ」「税金の無駄遣いだ」「恥を知れ」「本当に迷惑をかけて、分かっているのか?」などではなく、この人自身も充分にこの自分を責めているし、自分の無計画さに何かを感じているはずです。
もちろん、後で振り返ることは必要ですが迷子になった我が子に最初は怒鳴ったり、頬を叩いてしまったとしたら・・・それは子供が憎くてではなく、心配のあまりの愛情の形がその行動を作っているのです。
迷子になっていた子供自身、遭難していた人自身をまずは「受け入れてあげる」場所と人に【自分がなること】はとても大きいです。
そして、最初はどれだけ自分に当たり、厳しく批判していた人でも必ず自分を客観的に見れるようになりますし、自分を否定している厳しいエネルギーの本当の理由を知ればそこに安心のエネルギーが常にあったことを思い出すでしょう。
※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。
あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。
提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)
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