なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム118】どうしたら良いか見えない時

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族などとの関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など、ドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

人生の中で「どうしたら良いか、全くわからない」という状況になった時や、なんとなく方向は感じることができても「やり方が分からない」時など・・

こういった時にはどんな自分になっているか、どうしてこのような焦りや怖さや不安の渦に入ってしまうかを、心の仕組みから解説します。

不安や怖さの種類を特定するとは?

まず、私たちがこういった状態になるとき、

それが経験があって(知っている)2度とあの思いはしたくない時、またそれはもう今、できそうも無い時・・(誰かを見て感じた時も含めます)

全く経験がないことで「分からない」不安や焦りや怖さがある時・・

 

知っているからこその反応なのか、知らないからの未知ゆえの怖さなのかを探します。

どちらも結構なエネルギーで自分を包み込み、本当にただ身体反応に巻き込まれている時は本当に辛いですし、頭の中はぐるぐるしていますし、そのうち良く眠れない・・首や肩がこわばる・・心が重たい感じ、毎日が憂鬱な感じなど

様々な状態を作り出してきますよね。

まずは、自分が①なのか②なのかを探します。

既に知っているケース

上記に書いた①の場合、その時の自分がどんな思いや感情を刷り込み、二度と経験したくないし、もう、受け止められない時は、どんな自分がここにいるでしょうか?

自分に力があり、何か対処できそうであれば、このような反応にはならないですよね。

こんな自分に気づいてあげる

この時の自分は「どうする事もできず、無力な自分」がメインで、その時に身体を通じて感じた感情は、実は深いレベルでしっかりと覚えています。

今から対処しなくてはいけないテーマに対して「無力」「孤独」「誰も助けてくれなかった」などの自分になっているということをまずはしっかりと掴んであげます。

相当な恐怖、不安、焦り・・そして自分ではどうする事もできなかった絶望や、助けてもらえなかったひとりぼっちな感じなど、自分の中にどんな自分がいるかを探してみましょう・・

ミニワークの一例

目を閉じて・・深呼吸を2〜3回ゆっくり、深く・・・鼻から息を吸い込み、口でしっかり吐く感覚を身体レベルで感じつつ進めていきます。

このイメージの自分に話しかけるような感じで

何を最も怖がっているの?

どうなりそうと思っているの?など、このイメージの自分の一番感じたくない、感じたら自分が壊れそうなものを探してあげましょう。

そして「これだったんだね」「これじゃ、とてもじゃないけれど受け止められないよね」など、充分に共感のエネルギーで包んであげます。

全く知らない未知のものへのワークの一例

こんな時も上記と同じように深呼吸をしながらタッピングしたり、身体を良く感じられる場所に手を当てながら、身体と対話してみましょう。

この状況がやってきたら、私はどうなりそう?何が起きそうな気がする?そしてどうなっていく?更にその後、どうなって行きそう?

自分の恐れのストーリーがどんな内容になっているかを知ってあげましょう。

上級テクニックの例

そして、そうなっていく事自体が自分にとってどんな意味を持っているかを聞いてあげられたら良いですね。

どちらにせよ・・私たちは「サバイバル」のために上手くいく必要があり、絶対に乗り越えなければ・・という使命のも行動や思考や感情が立ち上がっています。

潜在意識レベルでの自分を感じる

タッピングやフォーカシング的なもので顕在意識で「知っていた自分」の下に隠れていた自分の姿を知った時、その自分を見ている方の自分は何を感じたでしょうか?

隠れていた自分の声はとても切実で、ちゃんと理由があって、本当に怖がっていたことを知った時に「◯◯できるようになるには」とか「怖さを早くどうにかしなきゃ」と思っていた」最初の自分とは変化しているのではないでしょうか?

これさえどうにかなれば・・と思っていたものは、実はとても愛しい理由、健気な理由から、あえて厳しい自分になっていたり、叱咤激励するのは自分をどうにかして守るためだったり

私たちは思っている以上に複雑で、そして実は隠されていた愛があったり、本当の意味では弱いと思っていた自分は強かったんだ・・など

色々な理由が見えてくるでしょう・・

しかも、一つのセルフイメージやビリーフだけではなく、他のテーマで出てきていたビリーフなども、絡まって、別の姿になって人生の中に登場したりします。

ちょっとした自己ワーク方法ではありますが、何かのきっかけになったら・・嬉しいです。

※深いレベルでの傷や、長年の抱えているもの、繰り返し出ていているものは、専門家に任せることをお勧めします。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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