みなさま、こんにちは♩
心理セラピストの浦松ますみです。GWはどの様に過ごされていらっしゃいましたか?
雷と大雨で全てが洗い流されたかのような爽やかな朝でした。近所の朝散歩より♩
今日は何をしても、どこに行っても【ラクになった感じがない】こんな時にはどう言った事が起きているかを解説してみたいと思います。
そもそもの「苦しみ」が何から作られているかを特定しているか?
私たちは悩みがある時に大抵は「漠然と」「大まかに」「きっとこうだよね」など頭で考えて、思考で解決策を考えたり、アドバイスをもらって「理解」してスッキリしたいと思いませんか?
または「相手をどうしたらかえる事ができるか?」「状況を打破するにはどうしたらいいか」などHow Toを求めることはある意味、自然の流れだと思います。私もそうやってずっと過去、人生の悩み、苦しさを解決しようともがいていました。
実は思考レベルでの解決は「アリ」ですが、これは悩みそのものの根っこが浅い場合。または顕在意識レベルの4〜5%の部分の整理や気づきで十分解決できるケースのみ。実は大抵は潜在意識レベル(95〜96%)の全く気付いていない部分が影響が大きい場合がほとんどです
仕事を辞めるか、辞めないか悩んでいる例
ある女性は新しい部署に来て、半年ほど経ちました。前の部署では周りのみんなともそれなりに仲良く、協力し合い、チームとしても成果や、自分の価値も感じていました。
ところが移動とともに、全く新しい分野や机の上の書類や、周りの人の方ができている気がして自分に自信が持てなくなり、周りからも期待されていない気がして、居場所がちゃんと感じられない、不安やモヤモヤを抱えています・・。
友達や以前の上司のアドバイスは「あなたなら自信持っていいよ」とか、「新しい分野だから時間がかかるのは当たり前」とか「他のあの人もあたふたしているし、気にすることないよ」など彼らなりに励ましてくれますが、気持ちが晴れません。
顕在意識レベルでは「仕事に使われている感じ」「焦り」「私に合っていない」「どうしたらいいか分からない」「辞めたら次の仕事が確保できない」「経済的な不安」などは分かっています。
潜在意識にあった本当の声
潜在意識にある自分では気付けなかった声を探っていくと(ここはスキルや経験がどうしてもマストですが)
- *机の上の書類の山が自分に対して「こんなこともできないのか」と言っている気がしていた
- *周りの同僚、上司に「冷ややかな目で審査されている」気がしていた
- *すでに「ダメな奴」として烙印を押されている気がしていた
- *ここには自分の居場所がないし、みんなが私を嫌っている気がしていた
- これらをずっと感じながら毎日出勤していた自分像が見えてきました。
この私は自分の居場所を確保するため、生活のために毎日相当な「怖さ」を抱えて生きていた事が見えてきました
潜在意識にある「自分像」との対話・癒しが大きなカギ
今回のコロナにより、経済も経験したことのない規模でのダメージを負い、世界中、一斉に何かしらの経済的な不安や、健康の不安や、家族、自分の将来などの不安や、「先が見えない」ものに対して、様々な思いや感情が湧き上がっていますよね。
漠然と「こうだから、きっと◯◯すればいい」「みんなと同じように遅れずについて行かなきゃ」など動くのではなく、気付いていない深さでの「自分像」が持っている声と対話していくことで
「あぁ、これだったんだ・・すごく怖かったこと」「この思いは絶対に受け入れられないし、感じたくないから、こんな行動が出ていたんだ」
これが見つかるだけでも、実際に完全な解決になっていなくとも、明るさや希望が出てきてスッキリすることはよくあります。
暗闇の中で色々模索するから「一つ深いところで自分が抱えていたもの」を見つけてあげましょう
ここから「この思いを常に抱えていた私」をイメージしてセラピーなど、または身体の声を聞いていくシンプルな「フォーカシング」などもおすすめです。
フォーカシングは簡単に1日でお伝えできる内容となっていますので、機会があれば是非お勧めします。
今日も自分の味方になれる1日でありますように♩
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