【お客様の声:テーマ】
【年齢:職業】40代後半:医療関係
小さい頃からずっと自分に自信がなく、対人関係が苦手です。今の職場でも10年は勤務していますが仕事での判断力も自信がなく、後輩よりもテキパキと仕事を終えられない私です。実は自分の中では「こうしよう」と決めているのですが、それが正しいか、正しくないか、損しないかなどで時間がかかってしまうのです・・・。職場では疎まれている気がしてなりません。
休憩時間も人の顔色を伺う私がいますし、買い物も選ぶのに時間がかかりますし、引越しをする時には家具も決められずに家族にも呆れられています。家具屋さんに実際行く前に、ネットで調べ尽くしているのに買うことができなくて、付き添いの友人や夫からも愛想を尽かされています。私がそんな自分の細かいところや何かを気にしすぎることが嫌で、色々調べましたがHSPでしょうか?どうしたら良いかわからず、今回のセッションを受けるまでも1年以上かかりました。
【セッションを終えて】
長い間抱えていた問題なので、自分でもどこからがこうなったかなど収集がつかない状態でした。もう、決められないのが私なんだという感覚の方が馴染み深くて、逆にすぐに何でもポンポン決まったら怖かったことも見えてきました。セッションの一番の希望が「決められる私」にどうやったらなれるかだったのに・・です。
セッションを進めていくうちに、「私は一般常識がない人」と自分が深く自分を信じていて、この一般常識のない自分から出てくるものに対してはどんなに深く考慮しても、やっぱりOKではなかったのですね。その下にあったのは「自分が批判される」のイメージしか持っていなかったこと。自分の物差しだけは信じたらダメなのは、小さい頃に経験した自分のせいで親が事故にあったと、私が抱えているシーンからも見えてきました。(これは無意識に封印していましたね)
すごい罪悪感や、消え入りたい感覚もまだまだありました。
ここもセラピーしていただいて、ずっと固まったままいた自分と対話した時に、感じたら自分が壊れてしまう「怖さ」がそのままあったことも初めて身体で感じました。私のビリーフが「自分を信じられない」というのもあったので、自分の中から出てきた言葉さえも最初は信じられずに間違っている気がして、自分自身を自分がこんな風にみていることも驚きでした。
「自分を許したらダメ」「罰を受け続けなきゃいけない」というのにも驚きました。しかも普段は全く気付いていないレベルで、潜在意識の中にある訳で、ここから沢山の思考が生まれていたなんて・・・です。
10回のセッションで初めて自分のことが見えてきました。沢山の傷ついた自分がいることがやっと分かったのです。素直に自分と対話することが変な嫌な自分を見ることではなくて、自分の理解者になって優しく寄り添うことだということは頭では分かっていましたが、実際の体験を通じて腑に落ちました。
子供の進学なのですぐにセッション再開が難しいのですが、私にこの時間をあげたい気持ちで一杯です。またよろしくお願いいたします。
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