なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム22】本質から離れすぎている私たち

皆さまこんにちは♩

家族、人間関係などで生きることが辛く、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日はそもそも、何も知識を持たず、解釈を持つ前の状態・・・「私」感覚が強くない風景・・・

自我の想像や努力を超えたところで実は「存在し続けている本質の生命」から分離すればするほど苦しみが生まれるメカニズムを一緒に見つめていけたら・・・

本質に戻りたい、生命そのもののありのままの私に戻りたい方へ向けた内容です。

ありのままの私って?

自我から見た「ありのまま」の理想の私はどんな私?

自我の特性として=通常の私たちはどこまでも「良い自分」「受け入れられて愛させる自分」「色々なことに対処できる自分」「解決できる自分」になりたくて、この作業をやめた事がありません。

ここが上記の特性のままでは「ありのまま」って生きていく上で危険ですよね。

ありのままは「だらしがない私」「迷惑がられる私」「自由すぎて周りと合わない私」になってしまうかも・・

漠然でしょうが、なんとなく「全てが上手く行っている感じ」「自然で心配がない感じ」というイメージがありつつ、「全てがどうにかできる力のある私」で「自由でラク」は自我の理想、安心できる感覚が持ちやすいのではないでしょうか?

 

自我の1番の幸せって何?

私、自分・・・

ここがある限り、この「私」「自分感覚」を常に不安から抜け出させてあげる任務はなくならず、解決し続けない限り、ずっと心配事や安心感が訪れにくいシステムはお分かりでしょうか?

癒しと非二元の関係性

癒しと非二元(悟り)がなぜ仲良しかと言いますと、この終わらない自我を守り続ける世界から抜けることこそ、初めて真の安堵、真の平和、私が私を守る必要からの解放を意味するからです。実は「私」が消えた世界とも言えます

自我は基本的に「ネガティブで感じたくないもの、認めたくないもの、禁じているもの、ダメなもの、許せないもの」などから1秒でも早く離れたい、解決したい性質なので「早く無くしたい」「早くラクになりたい」と思うのは当たり前。

そこで発想の転換です。

「どうしてそれがそんなに自分にとってまずいのか?」

「どうしていつまでもそこに執着が起きるのか?」

 

ここを探して「嫌なこと・苦しいこと」が起きているシステムを見つけて、そこをケアして癒しの方向に持って行ってあげることで、解決してラクになる方法から(終わりなき方法)

根本的な安心感を与えてあげる方向に持っていく事ができます。

自我が安心する方法から、自我が何もしなくても、本当はすでに真実が優しいものであることに気づいていくことで、「頑張って生きる」必要が緩んできます。

 

真実(本質)から離れて(分離していることで)いるからこそ、自分が自分を守る必要が出てくるわけなので、緊張や警戒や、疑いや次の何かをいつも用意して生き続けていくパターンから徐々に抜けでる世界を垣間見る事ができるでしょう・・

ここは何度も繰り返し体験していくことが大切です。

自我の幸せの求め方をシフトさせてあげて、真実に戻る、真実に寛ぐ時間が増えれば増えるほど、改めて「私」としての人生を客観的に眺め、この頑張っている自我を慈しむ目線も育ってくるでしょう・・

大事なポイント

自我に気づいている目線育て、自我の私をケアする癒し手の私の育成が大変重要なのです。

傷ついている自我が自分をよくする限界

もし・・・あなたの悩み・苦しみが「個の私としての物語」を超え、その土地特有の苦しみ、人類共通の苦しみ、家族がずっと受け継いできた家族連鎖のエネルギーのもつれ、女性の持っている苦しみ、男性の持っている苦しみなどなど・・

ワークしても、ワークしてもなかなか良くならないテーマだとしたら・・

そういったテーマこそ「頑張り続けている自我」を「真実の場」に連れて行ってあげませんか?

そのためには連れていくガイド役の「癒し手」の私がヘロヘロに疲れ切っていたり、超ネガティブなままだったり、傷ついているケアする私のことを嫌っていたり、憎んでいたら、軽蔑していたら

上手くいくはずがありません。これはセッションではほぼ大変なテーマには必ず起きていることです。なんらかのトラウマがくっついているケースがほとんどです。

優しい言葉が掛けれない癒し手もそれなりにいます。(悪いことでは全くなく、それ相応の理由がちゃんとあります)

そういった場合はいつもお伝えしていますが、いきなり真実の場に・・という以前にまずはこの「癒し手」の私を先にケアしていきます。それこそ、先に「癒し手」の私が真実の場をよく知っていること、経験があることは大変力強いことになります。

 

ただ、真実に寛いでも相変わらず「個」である限り「個の人生」が続いていき、ストーリーの中で生きる状態も続いていきます。

このストーリーの意味、このストーリーの壮大さ、緻密さ、完璧さ・・・

真実に寛ぐ経験が増えていけば、きっと「個」の人生=ドラマ・ストーリーが愛おしさでいっぱいになるでしょう・・

 

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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