非二元

【なかなかラクにならないメカニズム70】目覚めとは愛に近づくこと

皆さまこんにちは♩

家族、人間関係などで生きることが辛く、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをする側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日はまた少しだけ「目覚め」のお話と自我の癒しのお話をお伝えしていきますね。

普段はもちろん「私」は居るし、「私の大切な守りたいもの」や「頑張ってきたもの」を大切に生きていきたいですし、充分に人生を謳歌して、満たされた感覚を増やしたいですよね。

そのためには何が大きなサポートになるかの視点で非二元を少し取り入れて、説明していきます。

目覚めるってどういうこと?

苦しみを抱えている時、辛さで身の置き所がない時・・私は「悟り」を必死で探し、誰かに師事して、修行したら「悟り」を得られると思い、数年色々な場所や人を訪ねていた時期があります。

「私」を悟らせて、苦しみを解放してくれる・・とか、「私自身」が軽やかになって悟れる・・と思いこみ、良さそうな人(悟らせてくれそうな人)がいるといそいそと出かけていました。

が・・溝口あゆかさんの非二元のお話を繰り返し、繰り返し・・・また繰り返して聞いているうちに、それ自体が根本的に違うことが段々と見えてきました。

同時にその時からずっと続けていることは「私という個人のストーリーの癒し」をずっとしていました。これは今、私が提供しているセッションの内容ですが、私の個人のストーリーと「目覚め」の違いに気づいていくのにも数年かかっています。

「私」のストーリーから目を覚ます

普段、私たちが「あ〜だ、こ〜だ」「こんなことされた、あんなことされた」「こうなったらどうしよう・・不安」「これが怖い」「こんな後悔がある」「あんな悲しみがある」「二度と感じたくない」「あの人さえ、居なくなれば・・」「そうならないためにどうしたらいい?」・・・

上記は「私がそれらの主人公であり、私が居て、私がそれをどうにかしなければ怖くて、痛くて、苦しい思いをする・・」というものが前提になっています。

例え話でよく出てくるのは「夢からの目覚め」

寝ている時に、それこそリアルに「殺人鬼に追いかけられた」とか「パートナーが裏切った」とか「火事にあって家族がみんな死んでしまった」とか・・・

そう言った夢を見たことがあると思います。

目が覚めて、冷や汗びっしょりで、身体も疲労困憊ですが、目が覚めるとはっきりとそれが「夢」であり、本当に今、起きていないことに気付けますよね。

これがまさに「自分から目覚める」ということ。

これがまさに「自分から自由になる」ということ。

夢から目が覚めた自分は夢の中のストーリーの改善や解消に、もう、力を全力で注ぎません。

しかし・・・普段は「自分」に100%同化しているため、なかなか自分から自由に、目覚めること自体が難しいのはこのためです。

そして、ずっと「目覚めた状態」になることが目的でもなく、目覚めということ自体が何なのかを時間をかけて段々と浸透している所です。

普段はストーリーに同化している

そのストーリーが優しく、温かで、満たされているようなエネルギーでできていたら、もちろん、そのままでいいと思います。

ここで見ていきたいのはネガティブ系の苦しい、辛いストーリー。

最も顕著な重たいエネルギーで、分離されて、孤独でひとりぼっち・・そして自分ではどうすることもできなかった、辛いものの一つは「トラウマ」です。(無力な私、孤独な私、誰にも助けてもらえない私・・など)

なので「トラウマの癒し」を進めれば進めるほど、自分=個が軽くなっていきます。

個は当然、真実、本質から切り離されているため「知らないため」どうにかして頑張ってこれから身を守る必要があります。

自分を守るため、また自我は自分を非常に愛しているため、色々な手段で常に自分にとって何がいいかを判断し、それに伴った行動をしています。

逆の言葉で言い換えると、目覚めから離れた行動とも言えるでしょう・・

 

ナチュラルな、普段の切り離された私たちにとって必要な、このこと自体に「良い」も「悪い」もないこと。「〜〜するべき」や「〜〜あるべき」も自我の何らかの生きるための必要な発想であることを気付いていきます。

ただ、それが自我から聞こえている・・そんな感じです。(厳密には違うのですが)

愛に近づく=目覚めに近づく

本質=真実=愛・・とイメージしてみると、自我という存在はそもそもが「自分が頑張らないと」とか「自分をちゃんと守らないと」があるため、本質の愛=無条件の愛、または色々な言葉がありますが「完璧」、「最初から全て赦されている」などがピンとこないですし、信じきれません。

信じれたら苦労しないし、それを最初からはっきりと知っていたら・・・苦しみに対しての反応も違うでしょう・・・

普段は(ネガティブ系)の感情や思いと同化しているため=基本的な反応=常に悪い方に考えたり、悪いことが起きた時の対処を想定して、それができないと感じると絶望したり、悲しんだり、諦めたり、怒ったりします。

これって、こういう事

いつだって自我は自分を愛しているので守ってあげたいのです・・・

この自分への愛が本当にどの方の悩みを見ても凄いあることを感じています。

もちろん、ご本人は「私は自分が大嫌いなんです」とか「自分を汚いと思っています」とか「憎んでいます」と仰る方が多いですが(自分を否定し、愛から離れている状態)

深く見ていけば見ていくほど・・・どうして自分を憎んだり、さげずんでいたかなど、はっきりと辻褄の合う訳を知ることになります・・・。

いつだって私たちはこんなにも自分を大切に思っていたんだね・ということが「目覚め」側の視点で見えてきた時に、自然な癒しが起こってきます。

その気づきの視点は数秒の時もあれば、数分、数時間・・・色々ですが、これを繰り返し、体験していくと・・きっと「目覚めに近づいている私」がいるでしょう・・

その「私」自身がまたどう言ったことなのか・・も含め

愛に近づくことは本当に「個の私」の究極の安心につながるでしょう。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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