なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム113】隠されていた愛に気づく時

皆さま、こんにちは♩

人間関係、家族などとの関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など、ドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。(生きづらさはきっと30年以上でした)

今日は、長年ずっと持ち続けている変わりにくいテーマの中にあった、隠されていた愛を見つけたと言う、私の自己ワークのある一部をシェアしますね。

このテーマは「当たり前すぎて」と、今すぐワークしないと生きていけない・・とまではいかなかったので、後回しになりがちでしたが、見えてきたものが「愛」であり、こんな形で人生に現れている例としてです。

当たり前すぎる=慣れているとも言える症状とは?

今回気付いたのは、私は車の運転に関して普通の人よりかなり「恐怖」を持っていること、そして「苦手意識」が強いこと・・は、過去のブログでも書いていましたし、友人たちにも相談していました。

自動車学校や、プライベートでの運転教習の先生にも「どうして、そんなに(出来ているのに)ネガティブに考えるの?」「自分をもっと信じて、よく解釈しなきゃダメだよ」と言われ続けていましたが

※勿論、どうして彼らがそう言うかは分かっていますし、普通によくある会話

自分でもここは頑固な、変わらない症状で不思議に感じていましたし、時々、一人で運転中に「予期不安的」に怖くなったり、客観的にもおかしい状態でしたので、そろそろ取り組まなきゃと感じていました。

あまりにも反応がよく出るようになったので、何かのトラウマ関連なのでは・・とか、何となく思っていました。また顕在意識で掴んでいるのは実家は3人姉妹ですが、3人とも免許を持っていないのも「〜〜だからだよね・・」と何となく程度で止まっていました。

ずっと言われていたのは「車は怖いものだ」「事故を起こしたら、2度と取り返しがつかない」「何かあったらもう、終わるんだ」「みんなはたまたま事故を起こしていないだけ」などなど・・

両親から・・特に父親からは繰り返し、この言葉を聞いていたのと、父の運転だけは車酔いしやすい私が大丈夫なほど、素敵な運転、安心できる運転だったのが私の事実だったこと。東京に住んでいて、駅から近い場所がほとんどだった事から「運転の必要性ゼロ」で生きていましたので

移住後、初めて「車無し」では生活が狭まることから、まさか、まさかの免許取得の流れです・・

父の言葉の意味とは?

何度も書き出して気づいてたのは「取り返しがつかない」と言うワード・・

ここに恐怖や、ドキドキ、落ち着かなさや、大変なことが起きる前提の身体の反応を感じつつ、もう一度「取り返しなつかない」と言うワードを良く眺めてみました・・

私はどうしてこんなに父の言葉を信じるの?

ここをよく感じて行くと(セラピーなどで)、そこには小さな私、幼稚園ぐらいの私が「パパの言うことは絶対間違いないの!正しいんだから!」と言い張っている姿が・・

この子は本当にそれ以外は全くあり得ない・・と言うぐらいに信じ切っています。そしてそれ自負であり、誇りであり、そんなパパで嬉しい感じなのです・・

この自分を感じた瞬間、「あぁ、そう言うことだったのね」と一気に腑に落ち、納得感が出てきました・・

私にとっては今でも「父が絶対に正しい存在」「凄い存在」であって欲しいんだな・・と言うことが辻褄が合いました・・(何て、私らしい!)

父を尊敬し、愛する証=車を怖がる私

私にとって何を意味する?

もし、私が鼻歌混じりにリラックスし、車が大好きになり、不安を感じなくなったら・・・それは何を意味するかといえば、父の言うことに反する私、父の言うことが正しくないと証明する私になる・・・

いつも以上に注意をし、いつも最悪な状態を想定し、全く車に慣れない私でいることが、父の伝えたことをちゃんと守っている私・・・

私もこんな歳になり、父も若い時の父とは変わり・・今ではそんな事は言わなくなりましたが、今でも変わらず「幼稚園の時に誓った私」は健在で、チビますみは本当にパパを一番と思い続けていることが、愛おしく、理解もできました。

そこが見えてくると・・今でも緊張はしますが、免許取り立ての高齢者に近い?私のものとしての当たり前の緊張へ変化してきましたし、身体の感覚自体を「変えたい、取り除きたいもの」として捉えていたのが

「父への愛情」の形の一つ・・と捉えて、チビますみに「今でもちゃんと守っているよ〜」と話しかけながら運転しています。

表層では知っていた「親に言われた刷り込み」でしたが、隠されていた「チビますみ」の父への愛が「この以上なまでの怖がり方」にここまでつながっているとは・・でした。

「怖い」と言う反応自体に愛情を感じ、愛おしさを感じ、「少し嬉しい反応」「懐かしい反応」に認知がシフトされて行く過程こそ、癒しって隠されていたものの本質を知ることでもあるなぁとしみじみです。

自分の中の隠されているものは何だろう・・

好奇心と愛情で自分を解いて行く作業に、ハマっています♡

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

おすすめ記事はこちらから

【保存版】ストレスと仕事、心の専門家から見る根本的な解決方法

【復職したのに体調不良】なぜ起きる?心の仕組みを明瞭解説

【母親が嫌い】好きになりたいのに好きになれない

【保存版】「鬱は甘え?」判断する前に知っておきたい鬱の仕組み