仕事の悩み

【復職したのに体調不良】なぜ起きる?心の仕組みを明瞭解説

みなさま、こんにちは♩

 

OAD心理セラピスト

JMET EFTトレーナーの浦松ますみです。

 

今日は【復職後なのにまた体調不良】について

心の仕組みから

そこではどんなことが起こっているから

体調不良という症状で再び身体に現れてくるかを

ブログを読んでくださっているあなたとシェアできたらと思います。

 

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1:休職になるまでに自分に何が起こっていた?

 

「休職」を作って行ったものは何?

 

先ず、最初に復職・・・とあれば一時休職していたはずですよね。

その休職の原因はなんでしょうか?

 

単純に交通事故にあって大きな怪我をしたとか、

肉体自体を痛めたとか

 

有害物質がなんらかの原因で身体に入り

そこでの炎症がなかなか治らないとか

 

または誰か苦手な人がいて、自分がいつも見張られている気がするとか

 

認めてもらえないことが続きすぎて

何をやってもダメなんだ・・と気持ちが前向きになれずに

辛い将来ばかりを考えて不眠になっていったとか・・

 

実際に書き出してみる

 

先ずは「自分の休職」になるまでの理由はなんだったのか

ここをしっかりと書き出してみましょう。

 

はっきりとしたトラウマ的事件だったのか

肉体的な健康に関してのことだったのか

災害からだったのか

誰かのあの一言や表情からだったのか

 

職場の空気感なのか・・・

 

いつの間にか気が付かずにだんだんと悩みが増えて

朝、目覚めるとすでに頭の中では常に

ぐるぐる思考が止まらなくなっていったのか

 

なんでしょうか・・・?

 

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2:休んでいる間に何をしていたか?

 

休めばいい、職場から離れたらいいと思っていませんでしたか?

 

先ずはきっと休職するときには自分自身でも

周りの同僚や上司も「ゆっくりすればいいよ」

「気にしなくて大丈夫だからね」

「待っているよ」

 

そんな風に優しい言葉をかけてくれていますし

自分自身でも身体も心も疲れていて

ゆっくり眠れて、充分に休息を自分に与えたら

きっと元気になるし

「職場」から実際に離れたらきっと回復する・・・

 

そう思って休職をしていませんでしたか?

 

 

単純な肉体的な疲労だけでしたらこれでOKでしょうが

そもそもの休職になるまでの理由が「肉体の疲労だけではなかった」

*苦手な場所や相手から距離を置く

*考えなくて済むようにそこから離れること

*自分を優先した感覚

などなど・・・

 

これだけでは全くそもそもの理由には触れていたいため

反応していたもの自体が手付かずになっているのです。

 

どうして休んだだけ、職場から離れただけではダメなの?

 

身体は休めても、時間はできても

最初は自分にご褒美、とか頑張ったから休んでいいよ的な言葉で

自分を見ていることはできるでしょうが

 

復職に近づくにつれて、または休職中に頭よよぎることは何?

 

「自分はまたあそこに戻ってちゃんと復帰できるだろうか?」

「みんなに迷惑をかけた事は事実。みんなに恩返しできるだろうか」

「また具合が悪くなったらもう言えない。絶対に良くならなきゃ」

「次にダメになったら退職だ。退職後に生活はどうなる?家族は?親は?」

「大切な人に迷惑をかける自分はダメな存在だ」

などなど・・・

 

頭の中は実はこういった自分を責める系の言葉も

結構流れていませんでしたか?

 

休んでいても頭の中では不安だらけの休職期間

 

ますます将来どうなるの?とか

家族に心配をかけている自分を自分がOKにできなかったり

ずっとこのままだったら見捨てられるし離れていくだろう・・とか

お金の心配や・・・

社会に適応できなくなっていく心配や・・・

 

未来への不安がありませんでしたか?

 

このように私たちはうつうつとした状態になったときには

 

「現在そのものの体調不良、心の不調に悩む」

そして

「未来への不安」がそこに加味されている・・・

 

Wの負担を実は目には見えないけれども抱えやすくなっています。

 

 

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3:復職後に体調不良と言うこと=まだ原因があるという事

 

職場復帰後に出てくる症状はどんなもの?

 

 

せっかく自分でも気持ち新たに新生自分として

職場に戻ったのに、

実際に少し経つとまたあの時の状況が・・・

 

そんなときには前回よりももっと違った心配が

そこには加味されて辛くなっているはずです。

 

ではなぜ休んだのにまたあの症状が戻ってくるの?

または今度は最初とは違う症状かもしれません。

 

よくご相談であるのは例えば最初の離職の原因が

不定愁訴的な感情面で辛くなっていた方が

 

今度、復職後には実際にドキドキや手の震えや

パニック障害など・・・

 

また周りの人の目が気になってしまうとか

自分自身が自分を責める声が大きくなって自信が持てないとか

 

安心、安全が自分の中になくなってしまって

復職後に再び症状として出る方も多いのです。

 

最初はみんなが気を使って優しく対応していてくれても

しばらく経つと、当たり前ですが普通に接してきて

 

その時のちょっとした一言や、自分がいなかった時の話ばかりで

盛り上がっていると

 

疎外感を感じたり、取り残された感覚を大きくしてしまったりなど

原因は人それぞれです。

 

まずは自分の本当の原因を見つけることが鍵

 

休職中、または本来は休職になる前に

自分はにはなのが起こっているのかを「正確に」見つける必要があります。

そこに反応や体の症状が起きる理由が隠されているからです。

ここは思考で追いつけて見つけられる範疇ではなく

→ここで見つけたものは残念ながら全体の4〜5%の顕在意識上。

 

私たちを支配しているのは思考だけでは気づけない

掴めない潜在意識にたくさんの鍵があります。

 

 

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4:本当の不調の作り出している大元を探す

 

潜在意識の見つけ方・顕在意識との見分け方

 

表面的には=思考レベル=顕在意識レベルでしか

私たちは気づくことができないので

 

「きっとこれが原因に違いない」とか

「こうしたら大丈夫だ」など

ここの「頭でのレベル」で安心感は埋められるのですが

顕在意識は全体の4〜5%でしかない

 

潜在意識レベル=自分では全く気づくことができない部分=

自分を動かしているパソコンのOSのような場所に

→全体の95〜6%

 

反応の原因、根本的に行動を生み出しているものがあるとすると

ここの部分にある自分の信念体系(ビリーフ)や

セルフイメージ(自分が自分を無意識にこんな人だと見ている)も

重要なのですが

 

実はもっと影響を受けているのは

このビリーフを持った私

このセルフイメージを持った私が

どんな心の中にイメージを持っているか(心象風景)が

一番知りたい場所です。

 

だからこんな風に影響を受けているか明瞭になってきます。

 

目に見えない、頭で捉えられない心の風景が全てを決めている

 

私たちに誰にでも実はある

潜在意識にあって普段気づかない心の風景こそが

常に自分が住んでいる場所でもあるのです。

 

この心象風景の自分が不安でみんなの目を気にして

自分には本当は無理だ・・・安心なんてない・・・

そんな状態だったら

表面的にはそつなくこなしているように行動はしているものの

実際の自分はこっちなのです。

 

先ずはこの潜在意識にある心象風景と

その自分が持っているビリーフやセルフイメージを探し

その自分と今現在の自分との対話で(ここはセラピーの分野)

ここにある「感情・感覚・思い」を解いていきます。

 

感情が大きな力でリアルに引っ張る

 

前の記事にも書きましたが

私たちは「感情」があるからこそリアルに身体で感じて

実感度が増して真実として捉えています。

 

思考だけ=ただの文字面です

 

これって不思議ですが観察してください。

必ず思考には感情や感覚がくっついていませんか?

 

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5:心の苦しみを握っているのは感情です

 

感情の力とは?

 

上記にも、常に書いていることですが

感情がこれほどまでに私たちを支配して動かしていることを

どうしてスルーしているのでしょう・・・

 

それなのに、私たちは「思い・思考」で解決しようとしています。

「大丈夫って思い込む」

「安心だと思い込む」

「こうすればいいと思い込む」

誰も感情に注目していないのです・・・

 

感情を解いたら(セラピーなどで)こんなにもラクになるのに

頭の思いだけでは(顕在意識だけでの思考だけでの変化)

そこにある自分をリアルに苦しめている感情は残ったまま。

 

しかも・・・

いつも私が感動してしまうのは

初めは一刻も早く取り除きたくて、大嫌いだった感情が

実は・・・

 

ここは体験して腑に落ちた時に一番分かるでしょう。

 

是非、頭で答えを知るのではまた顕在意識上で安心するだけですので

身体で実感する体験をしてみてくださいね。

 

認知のシフトとは?

 

セッションではなくても、自分でもできることが

たくさんあると思います。

程度にもよりますが

簡単なこじれていない感情や

長年ではなく最近できたビリーフやセルフイメージが持っている

感情感覚でしたらご自身で十分楽になる可能性がありますよ。

 

それは自然に一切周りは何一つ変化していないのに

自分自身の受け取り方が変化します。

 

心理学用語では「認知のシフト」と言いますが

これが「自然に」湧き上がるのです。

 

思い込ませる努力とかは一切要りません。

勝手に変わるのです。

 

苦しさを作り出しているものは何?

 

絶望感や、後悔や、罪悪感や不安や恐れや・・

いっぱい一杯になって休職の道を選ぶしかなかったあなたに

この方法を知ってもらいたいのですが

 

お酒やワークホリックやギャンブルや恋愛や

買い物や・・・ドラッグも・・・

依存症はトラウマとくっついていることが非常に多く

欧米の専門家の間でも国際会議が盛んです。

 

トラウマこそ、凍りついてフリーズしたまま

動いていない、今はとてもそれを見れないから

心象風景そのもの(感情・感覚・思いなど)凍らしているのですが

 

ここに蓄積された感情、その時の自分(心象風景の中の自分)のケアが

非常に鍵となります。

 

繰り返された感情のもつれは

実は脳科学の視点やポリヴェーガル理論という

日本にはこの前やっと初めての翻訳本が来ましたが

自律神経の見解からも非常に明確に表すことができています。

 

脳の回路が強化されていますので

脳科学でも以前は一度受けたトラウマは恒久的だと言われていましたが

2000年に入って実験が再開されて

脳の回路の遮断ができることが証明されています。

→恒久的に残るのではなく、ショックの解除ができる

 

ここはまた別の機会に説明できたらと思います。

 

 

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6:もし、身近な人が落ち込んで苦しんでいたら

 

ケアする側のポイント

 

ご自身は健康だけれど、身近な誰かがこうして困っていたら

何か助けてあげたいな・・と思うことは自然であり

これ自体は全く良いし、逆に当事者が「孤立化」「孤独」にならずに

本当に素晴らしいことです。

 

が・・・

一見、他者優先は良さげですが

自分の心の中に平和がない、余裕がなくなってきたら

間違いなくお互いに良くないのです。

 

ケアしたい誰かがいたら・・・

先ずは自分自身が安定して心の健康度がどうかを

ちゃんと見つめてみましょう。

そうでないと良いケアができません。

 

本末転倒にもなりかねないし、長年の友情も崩れてしまうかもしれません。

それで一番残念で悲しいのは

本当にケアしたい相手が孤独になってしまうこと。

あなたと言う存在は本当に宝物ですから・・・

 

自分が疲れていないかな・・・

 

先ずはそこから始めましょう。

疲れていたらすぐにそこで「やめる」「終わる」

 

疲れが回復したらまた始めたらいいのです。

 

 

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7:「正しい休む」と「怠慢」の分け目

 

どうやって「私」は大人になったか

 

私たちは小さい頃から大人を見て、大人から色々教わりながら

世の中ってこういうものだよ、世間様はこうだよ

こうしないと(生きて)いけないよ

大人として、これだけはしてはいけない

などなど・・・

 

無数の刷り込みの中、6〜7歳ごろまでは

それこそスポンジのように吸収して

それが正しいと思って

自分の中に取り込んでいきます。

 

そこから大人になるにつれて

自分でこれは取り込む

これは好きじゃないなど選択もできますが

幼い私たちは全てが正しさと思い、純粋に信じます。

 

刷り込み側の大人もそれが良かれと思って

自分もそうやって育ってきたので、

ここの部分は本当に

自動的に受け継がれています。

 

効率よく働くのが良いことだ・・・

そんな刷り込みもありますよね。

 

分かっているようで見えていない本当の私の姿

 

休職まで行っている状態は自律神経から見れば

完全に交感神経優位、または副交感神経もリラックスではなく

爬虫類などのフリーズ状態のような「休み方」となっていて

→リラックスして休むのではなく凍りついていて止まっている感じ

 

決して健康的な社会と関わって笑顔で交わるリラックスとは

かけ離れています。

 

自分が実際にどんな状態なのかを

自律神経の観点からや、脳科学的な見解からや

心の仕組みから正しく「観察」して

事実、これが「怠慢」での休み方なのか

必要なケアのための「休みになっているかどうか?」を

見極めましょう。

 

ただただ静かに刺激されるものから離れて

寝ているだけ(休んでいる)では

本当の意味での回復になるのかどうか

 

逆に身体は十分休んでいるのにベッドにいることで

洪水のように流れてくる思考の色々な声に巻き込まれ

頭の疲労度だけがどんどん増えていく・・・

そんな状況にもなりまねません。

 

しっかりと「自分に何が起きているのか?」

ここを知り、感情が大きな影響を与えている場合には

心の中の声との対話=セラピーなども

有効に活用していきましょう。

 

セラピーの一例としてEFTとは?

 

世界基準のEFTなどは例えばベトナム帰還兵のトラウマケアや

野球選手がベンチで緊張を解くのに使ったり

有名な俳優さんが飛行機恐怖症を克服したり

沢山海外では臨床がYouTubeなどで見ることができます。

→参考ページはこちら

動画一覧もありますのでご参考までに・・

 

イギリスのBBC放送などでも時々取り上げられますし

お昼のドラマでもEFTなどが途中で出てくるぐらいに

国民の浸透度が日本とは格段に違います。

 

日本でのセラピーの認知度は?

 

日本では「セラピスト」と名乗れば

イメージがアロマセラピーとか

気持ちが良いマッサージみたいなこととか

 

セラピー自体の認知度が違うため

欧米とは全く認知のされ方が違いますよね。

 

セッションやセラピーは

「すごく心の病んでいる人が受けるもの」ではなく

→もちろんトラウマケアも非常に得意分野ですが

風邪をひいたときに近所のお医者さんにいく感覚で

セッションを受ける方が多いです。

 

実はEFTにも日本ではいくつかのEFT団体があります。

私は一番ベーシックなどこでも使われている

世界共通のEFTを学び、

本来は欧米でないと取れない資格なのですが

日本で資格が取れる団体、JMETのEFTトレーナーです。

→トレーナーとは講座を開いて認定証を発行できる人のことを指します。

またプラクティショナーさんたちのSVなどもできる資格があります。

 

必要なケアが必要な方に届きますように♡

 

応援ありがとうございますm(_ _)m

励みになります♩


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