なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム59】私が悪いから・・となるケース

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日は、セッションをしている中でよく出てくる「私が悪いから」

この「自分のせいで最終的に今の状態になっているんだ」・・という形になりやすい方は、どうしてこのパターンが出てくるのかを一緒に見ていきませんか?

自分特有の「私のせい」の意味を探るとは?

私たちは嘘のような話ですが、自分のせい、私が悪いと思うことは決して自分にとって嬉しいとか、軽やかではないはずなのに、どうしてこの姿で終結しようとしているのか・・

また、本当にそう思い込むことで何を感じないようにしているのか・・

ここを探してあげると、本当に必ず健気な「その人特有の理由」が見えてきます。

そうする理由があるし、そうなる必要があると言い換えても良いと思います。

自分を持たないようにしているケース

これも結構な割合で見られるケースですが、「やりたいことが分からない」「将来に希望がない」「楽しみやワクワクが感じられない」など

頭では真剣に望んんでいるのに、何かちゃんと生きていない感じで毎日が過ぎていく・・・

もし、こんな感覚が自分の中にあったらこんな問いかけはいかがでしょうか?

*自分が自分の意見を持って相手に見せたらどうなる気がする?

*誰かと何かをするときにどうしなければいけない気がする?

 

思いつくままに一度、丁寧に書き出してみましょう。細かく、細かく観察しながら思考の声を書き出します。

上記がとても良いことだけだったらきっと自分を持つことや、自分の希望を表現することや、感じていることや思っていることも「あって良いもの」として自分の中に置いておけます。

 

「空っぽじゃないと愛されない」

あるクライアントさんなどは(これもそこに至るまでのケースは皆さんが違いますが)自分を常に空っぽにして、相手のどんなニーズにも応えるようにしておけば、相手から必要とされるし、自分の居場所も守れる・・

無意識レベルでかなりの長い間、ずっとこれがアイデンティティーとしてここから人生を創っていた方がいました。

見た目や、職業などからは「しっかり自立し、自分を持って、部下の面倒見も良い」感じなのですが、実はその人の奥の奥では、無意識レベルでの緊張感や、まず「相手が何を求めているか」に全力で探ることから始まることが自然であり

それ自体が自分に負荷をかけていることさえ、ピンとこないケースがありました。

留まりたいところとは?

ここで気をつけたいのは「自分にとっての当たり前」です。

これこそ、本当に自分では当たり前なのでスルーしがち。気がつけないし、みんなもそうでしょ?と本気で思っていて

ここに苦しみがくっついていることを、本当の意味では捉えることが難しいのです。

もし、自分の中での「当たり前」やそれを考えようとしたり、変えようとするときに

⚫︎「めんどくさい」

⚫︎「慣れてるし」

⚫︎「あきらめている」

などと言った言葉がくっついてきたら・・・そこにこそ、宝があると思ってOKです。

私たちは常に常に「自分の解釈」と一緒にいるので、本当にここを掴むことはコツが入ります。(それを逃さず掴んでくれるセッションの価値はこれです。)

 

それで上手くいくと思っていたけれど・・・

まだまだ体力もあるし、誰かに絶対に負けたくないとか、勢いがあって若かりし頃は、上手に感じないために頑張りも効いたでしょうし、それが出来たと思います。

また感じたくないが故(抑圧したいから)より成功しているような状態に本当に自分を運ぶこともできたでしょうし、無理してでも何かを手に入れられた経験もあると思います。

でも、だんだんとこのやり方では疲れが溜まってきたり・・自分よりも簡単に手に入れていると感じる人を見たり、気楽に簡単に楽しく生きているように見える人を感じると

イライラや、自己嫌悪(自己否定)、自己憐憫や、恨みなど・・

ネガティブな感情が出てきては、それをまた何かで蓋をし・・

繰り返してきた方はいないでしょうか?

私なども典型的な「抑圧の筋力」が強いタイプでしたので、顕在意識ではそこそこ人生がうまく行っているなど勘違いして随分来てしまいましたが

今思えば、依存症やパニック障害、過食嘔吐などは相当なストレス=抑圧しなければいけないもの=感じたら辛すぎるものが多かったのだと振り返ってしみじみと自分を労っています。

そもそも、出発点が抑圧自体が少ない方や、我慢をしても心からの労いや、充実感などがあった場合は(自己肯定感がそもそも高い・心の根っこが健康的)こんな風な人生への表れではないと思います。

こればかりは、全員が違うので、まずは自分の心の構造や抑圧しているものなどを丁寧に探り、本来の否定がまだなかった頃の私=生まれたばかりの何もジャッジを持っていなかった頃の私に近づけてあげたいですね。

本質の縛りがない私って?

本来の本質の私は自然に楽しみや希望を知っていて、それを表現することに躊躇いもなく、他者の目もそんなには気にならなかった存在・・のはず。

自然な私らしさを探し、自然に沿った生き方を自分に与えてあげたいですね。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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