なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム125】根本解決は投影がシフトすること

皆さま、こんにちは♩

人間関係、家族などとの関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など、ドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日は投影が落ちる、投影がシフトする・・とはどんな意味なのか、どういった現象が人生の中で増えていくのかをお話ししますね。

投影とは?

まず、投影とは・・?何でしょうか?どういったもの?

心のことを知らなかった時には全く気づかずに、毎日これなしでは生きていなかったのに、ここまで大きな影響力を持つものとは・・でした。

投影とは、調べると(今回は心に関しての投影)色々な言葉で表されていますが例えばこんなのもありました。

心理学で、考え方や行動に心の内面が表現されること。自分の性質他人性質にしてしまうこと。投射。→同一視

まず、思考が「こんなものなんだ」と捉えるための一つのステップとして、知識としてこんな感じなんだと思うところでOKですが、心を紐解く時に理解しておきたい投影は、もう少し違う言葉と違う目線で伝えていきます。

投影とは自分特有の「解釈」

まず「自分特有の」と書いたところに注目していきます。

ここに着目♡

それは同じものを見ても、聞いても、同じ状況を経験しても・・ある意味似ているところはあれど「全く同じ解釈」「全く同じ体感覚」で感じる人はいません。どこまでも「私だけのもの」です。

似ていたとしても、細かく見ていくと自分の身体を通じて感じている影響力は微妙に違ったり、いつまで尾を引くか、割と簡単に忘れて次の楽しいことを心から楽しんでいるかなど

各々が「解釈」によって本当に身体への取り入れ方が違います。

身体への取り入れ方と言うのは「記憶として残す」ことも含まれますし、「感情」が身体を通じて湧き上がり「ゾワゾワして落ち着かない」「雲のような不安がいつまでも消えない」とか「心臓がぎゅ〜っと掴まれているような恐怖」とか

身体特有の役割

身体感覚は非常にその解釈の彩りを強めていきます。リアル感を出します。=絶対事実を作り出しています。

例)友達が旅行のお土産を自分にだけくれなかった

5人グループでいつも集まりますが、ある子が「本当にちょっとしたお土産」と言うことで私が知らない時に他の3人へ渡していたことを知りました。
頭では「こんな大したことのないお土産なんて、もともといらないし、この子も何か意味があって私に渡さないわけじゃない」と思ったりしましたが、何かずっと心に引っ掛かっています。自分も今度は私もこの子だけに渡したくないな・・とまで思ってしまい、自分の心の狭さに嫌気もさしています。大したことないのに・・嫌になります。

自我はそもそも恐れベース

もともとが「大丈夫」「安心」でできている自我であれば、こういった出来事に対しての反応も違ってくるかもしれません。

もらえないことが大丈夫・・と言う形だけではなく、もらえないことを知った時に「え〜〜〜なんで、私だけないの?欲しかったよん♡」みたいに、軽く冗談交えて、自分の気持ちを伝えて、貰えなかったことが寂しかったことを言っても、相手にも友人たちにも嫌われるとか、周りの空気を乱すなど思わないケースもあります。

土台の状態はその人の出発点の全てですから、土台がどんなものでできているかは非常に大事です。

土台が自我はそもそも恐れがあるため(分離感)、他者と比べて大丈夫か、嫌われていないか、上手くやれているかなど、自然に出やすいものですが、とにかく「大丈夫になりたい」「安全を感じたい」ので、行動したり、言ったらまずいと思うことは一先ず保留にして考えたり

色々な自分が納得できる理由を探したりするでしょう・・

嫌われたくないし、みんなと上手くやりたいし、居場所も必要です。

投影=解釈はここの土台から作られた「ビリーフ」「セルフイメージ」を通じて顕在意識にあるため、この投影がどんな土台から作られているか・・と言う着眼点を持ってみましょう。

ここが自分にとって「大丈夫感」「OKな感じ」「出来る感覚」にシフトし始めると、目の前の出来事や過去の経験さえも、土台からの解釈が優位に広がり、それによって行動や選ぶものも変化してきます。

結果、実際の起きてくることはそれに見合ったものとなり、自由なラクなものが増えてきます。

土台がネガティブ系のままとは?

根本の不安ベースが変わらないまま「どうしたらいいか」「会社を辞めたらいいか」「休めば大丈夫か」などぐるぐる迷った末、頑張って行動レベルは何かしたとしても、根本はそのままなので、ネガティブな自分であるまま、変わらずに当たり前ですが、ずっと残ります。

行動で頑張っても、結果は何かがスッキリせず、根本の自分がまた優位に出てきます。

本当の意味での根本解決

やはり解釈する土台が変化してこそ、実際の世界も変化してきます。

生み出している土台がゆるまる、シフトしたら、苦しいテーマの解決の方向にいくしかありません♡もう、テーマ自体を苦しいと思わないかもしれません。

今、自分が悩んでいることで「どうしたらいいか」と探していることがあれば、行動で探すのではなく、自分の土台がどんな風にその出来事を感じて、みて、解釈しているか・・を探し、そこが変容するようなアプローチができたらいいですよね。

 

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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