お客様の声

無能だと絶対に思われたくない

 

【お客様の声:テーマ】

【年齢:職業】40代前半・会社員

8年勤めている会社では、社長からも信頼をされてそれなりに上手くできている感じでした。ある時にそれは急にやってきて、社長が書類を私に渡しました。それは「契約社員」の書類で私は何が起こったのか理解出ませんでした。ずっと正社員で頑張ってきたのに何か悪いことをしたのか?機嫌を損ねるようなことをしたのかと、頭は真っ白。

一気に不信感が高まり、すぐに転職サイトに応募して新しい会社を見つけて面談して合格を得てから、思い切り自分の言いたいことを言って会社自体は辞めたのですが、それから今は、別に新しいところでも見かけは普通に働いてはいますが、心の中がざわざわしたり、時々ポッカリと穴が開いているような気がします。私は何にあんなに激怒して、そして転職したのかが自分でもわからず、またここでも自分の抑えられない怒りがいつか出るのかと不安です。(実は凄い怒りの衝動があるのは薄ら気づいています)

離婚後、一人でずっと子育てをしているため、絶対に私は仕事は続けなければいけない状態です。

 

【セッションを終えて】

 

社長に対しては本当に不信感で一杯でしたが、どうしてここまで激しい怒りとして現れたかを初めて知りました。私は自分が思っている以上にここの会社に自分なりに尽くしてきたようです。子供を待たせての残業や、無理して多くの案件を抱えてやり通したり、自分はここに忠義を尽くして頑張ってきました。

相手から期待されて求められていると思っていたからです。そうでなかったら私は適当に普通の範囲で働いていました。ここも丁寧にみていただくと出てきたのは「相手が確実に私を守ってくれる」ことが分かったら「私も相手に忠義を尽くしたい」という部分。そうでなかったらそれは全部「騙されたこと」として私の中では解釈していました。

絶対に騙されたくないの・・と叫んで傷ついていた私は過去の思い出すのも辛かった数々のシーン・・・。実は両親も近しい人の借金を背負う形で保証人になってから、うちの家庭は酷い経済状態になりましたし、母親の苦労もずっとそばで見てきました。父が事故に遭い、思うように働けなくなってからは私が長女だったので「私が助けなきゃ」と誓いを心の中で立てていた学生時代の私もいました。

両親が私を守ってくれないことへの怒りも、この年になってもまだありました(驚きです)。

結婚後も夫が勝手に事業を初めて借金を作ってきたことを、どうして私があんなに怒って攻撃したかは「騙された」と感じたからでした。特にお金に関することに色々な感情や思いがくっついていることも見えてきて、すぐに離婚に突っ走ってしまった理由が納得です。「お金と騙された私」というここの部分での癒しはもっと自分が自分にしてあげたいので、(まだますみさんに言い足りない)引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

 


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