友だちとの関係

苦しすぎたら【とにかく逃げていい】

こんにちは♩

無自覚の自分バッシングやひどい抑圧での生きづらさ、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日は今、辛い人に向けたメッセージです。

【とにかく、逃げていい、逃げ場を作ろう!】

どうしてなのか、これをすることの心の深いところから見た意味などを書いて行きたいと思います。

 

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今、無理なのに頑張ろうとする私たち

大抵、ご相談に来る方たちは「根っからの真面目な人」だったり「善き人」であります。なので、今の自分を=悩みを抱えて苦しんでいる自分=大否定していたり、すごくダメな状態と感じています。

自分が結局悪い・・・そんなところに行きがちです。

私が私を嫌いな状態です(しかも、無意識だったりする場合あり)

 

実は苦しみは何度も書いていますが、セルフイメージやビリーフは大きく影響を与えますが、最終的な「決め手」は何でしょうか?

それは「自分が今の自分をOKか、NOか」これに尽きます。

「NO=自己否定・抵抗」がある時に苦しいのです。セルフイメージ・ビリーフのせいではありません。(影響はありますが決め手は全てココです)

本当はできないのに頑張るとどうなる?

ある例を書いて行きましょう。

学校を卒業し、ずっと悩みつつ、勤めていた会社を4年前に退職し、それからは家で家事手伝い(引きこもりとも言える)をしています。今26歳です。

パワハラで心を砕かれ、社会が怖くなり、投薬通院していますが、その時は両親が健在で「しばらく休んでも大丈夫」な状況でしたが、昨年父が急に他界し、母も専業主婦からパートなどに出るようになってから、私たちの関係がギクシャクしてきました。

当たり前ですが、経済的にもずっとこのまま母に頼るなんで自分が許せません。バイトを探し、数社受けて、内定をもらい実際に行くのですが、どこも1日しか続かず、心の中では怖くて仕方ありません。

面接も顔は笑っていますが心の中では4年のブランクと、社会から離れていたせいで、自分が適応できていないことを痛感しています。が・・・母の嬉しそうな顔を見るたび、面接を止めることができません。

毎日逃げ場がなく、毎日追い詰められていて、自分の居場所がこの世にない気がして、夜も眠れなく、SNSも輝いている同級生を見るのが辛く、自分で自分を追い詰めているのはわかりつつ、どうしたらいいのか分かりません。

 

何が起こっているか?

ご本人が察している通り、「自分が自分の首を締めている」のですが、やめられない状態ですよね。

まず何が起こっているかを探していくには、こんな問いかけをしてみるのも一つです。

1:自分は今、どうするべきと感じている?それはなぜ?

父が他界し、母に全部経済的な負担をかけることは娘として絶対にあるまじきこと。私が今度は母親を助けなきゃ。4年も守ってもらったんだから、もういい加減私も甘えてはいけない。今はまだ許されているけれど、そのうちに「出て行って」と言われるかも・・怖い。

2:それをしない自分は(できない自分は)どんな自分?

大人として情けない私。将来一人で生きていけない私。誰かに助けてもらわないと存在さえできない小さな無力な私。全てが上手くいかない運に見放された私。かわいそうな私。

3:それが出来ないことと、しないことは何が違う?(意味づけを探す)両方を書き出します。

出来ない場合:チャレンジしている分、どこかで許される気がする。チャレンジの結果、ダメだった姿は母にもどこかで受け入れてもらえる気がする。

しない場合:最初から諦めて怠けている感じ。この姿は社会からも母からも許されずに、最終的には居場所を失って孤独死につながる感じ。とても怖い。

 

彼女は何もチャレンジせずに家にいることは居場所や信頼を失うことと解釈し、心の中では怖すぎて、無理なのですが、敢えて「一回は面接に行く」姿をキープすることで、どうにかここにいられる自分を頑張って作っていました。

「思考レベル」で自分の中ではこれが「サバイバル=生きるため」に一番良い形であると無意識に作り出した自分を守るための姿でもありました。

苦しみの姿とは?

私たちはそれが苦しいことであったとしても「何らかのメリット・生き残り・守り」のために編み出した姿であり、非常に頑張っています。

 

回復のために「逃げ場」を与えよう

自分では本当は無理、出来ない、ますます傷を深めてしまっていると感じていたら・・・是非オススメなのが「回復のために逃げ場を作る」こと。

これは「逃げて、避けて、何もしない」私になるのとは全く違います。

 

頭では、逃げる、避けること=生き残れないという解釈で一杯ですし、こう言った状況に沖こまれている場合は、扁桃体自体がハイジャックされていて、正しい判断や、大きな視点・視野を持って自分の行動を見ること自体が無理です。

追い詰められている時は、実際、視野が狭く、色々な考えが柔軟に見えない時が多くないでしょうか?

 

良き方向に向かうため、次の行動が自分にとって自信や安心に繋がるものであるための「逃げ場」は必要な場所であり、そこで休息が上手に取れてこそ回復につながります。

※ただ単に「休む」「寝る」のではなく、意義ある、意味のある「休息の逃げ場」作りがポイントです。

頭でイメージした逃げ場と、本当に回復に有効な「逃げ場」が違う場合が多いので、ここをしっかりと探してあげましょう♩

いかけそのものは今後は溝口あゆかさんのブログなどでも募集があるはずですので是非チェックしてみてくださいね。私もアシスタントでほとんどの講座を今まで参加しています。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています。

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