【お客様の声:テーマ】
【年齢:職業】40代前半:会社員
今、婚活中です。と言うのも去年、色々あって信頼関係が破綻し離婚を経験、子供はいなかったのですがどうしてもパートナーが欲しくて頑張っています。自分でもこれはどうなんだろうと言う思いがあります。それは必ず相手の年収が私の場合は大きなポイントなのです。元夫も会社経営で経済的な支えが一番の選んだ基準です。
頭ではお金より愛を選ぶ方が本物のような気がして自分を変えなきゃと思うのですが、私にとってどうしても外せないことの一つなのです。自分では今後の人生をずっと一人で生きて行きたくないし、とにかくパートナーをと思うのですが、心がどうしても穴が開いているようで、このままだとまた離婚を繰り返すのではと言う不安もあります。
どうしてここまでお金にこだわるか、普通じゃない感じがしています。
「セッションを終えて」
まず、元夫との離婚について、どうして別れに至ったのかを潜在意識の声から見つけたときには、痛かったのですが同時にやっと本当の声が自分が知ることができた気がしました。頭では分かっているつもり、納得していたつもり、これで良かったと答えを出していましたが、私は彼とは何を求めていたかといえばお互いの信頼関係だったのですね。
私を信じてもらいたくて、私も彼を信じたくて、そしてそれが自然に成立しているときにそこにある「安心感」。実はこれを求めてずっと生きていた・・・・
セラピー通じて私が真に求めているものは「信頼と安心」でした。これが私特有の仕組みで、信頼される、信頼するときに初めて「安心」が生まれるとは驚きましたが納得です。そしてこれこそが私にとっての愛情の形なんですね。
と言うのも、私は母親から全く理解してもらえず、信じてもらえず「どうせあなたが犯人でしょ」と言われて育ちました。
学校で友達と喧嘩をして相手が不登校になった時も「全部、お前がキツすぎるからだ」、家のお金が無くなった時も「お前が盗んだ」、妹が泣いた時も「お前が泣かせた」・・・私を信じてくれなかったことが大人になってからもこうして人生に現れてくるとは驚きです。妹も母と便乗して私を責めたし、何をどう言っても無駄だった・・・。
母は特に一度自分が言ったことは絶対にひっくり返さないタイプだったですし、証拠を見せても無駄でした。私が全部悪くて、犯人だと烙印を押され続けていました。(ここはもっと癒したいです)
でも、本当は信じて分かって欲しかったんです。そして私も信じ合える家族をずっと今も求めているんです。家になかった信頼や安心感を外に探しに行っても、結婚しても・・・どこにも本当は無かったんですね。
唯一信じられるもの、安心や信頼の代替え品として「お金」は信じられるし、裏切られないと気付かない私の中での意味づけが出来上がり、結婚相手に(家庭を作る相手として)お金を求めていたとは、本当に心の仕組みは奥深いです。
私はお金を求めていたのではなく、信頼や安心という愛を欲しくて今も婚活していたと知り、目が覚めました。愛にずっと飢えている私をセラピーで感じたときには何も言わずに抱きしめてあげたい衝動が自然に自分から出てきました。一生これを知らずに生きていったとしたら、私は後悔ばかりの人生になっているでしょう。セッションは自分への愛情だと思いました。
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