なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム106】本当はみんな持っている「善」

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など、ドン底6年間から抜け出て、長年の職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日はある方の記事から、みんなが持っている人間としての「善なるもの」をたくさん感じたくなる動画をシェアしますね。

本当はいつもそばにあるもの

この1分の動画をまずは見てください。
※急に大きな音など、音声にご注意ください♩

このCMは半年前にTVなどで流れていたらしいのですが、私はTVを家に置かなくなってかなり経っていて、知りませんでした。

皆さんはどの部分に共感したり、どの部分にモヤッとしたりしたでしょうか?

常に自分の解釈が世界を創る

何度も常にお伝えし続けていますが、私たちはこのおばあさんの解釈のように「いつも遅くて、迷惑をかけて、みんなから邪魔と思われている(ごめんなさい)」という思いを持って生きていれば

最初の彼女のような反応をするのが当然です。
後ろの男性の靴音は「自分に対してのイライラだ」と解釈し、より焦って、時にはお札を出してしまい、しかもお釣りをお財布に入れる時にこぼしてしまったら

余計に自分へのバッシングを増やしてしまいますし、若い世代と自分との分離感も感じてしまうでしょう・・

彼女の素敵なところは(お婆さん役の女優さん)「私も反省、見た目で判断」とすぐに解釈のシフトが起こり、もう色眼鏡なんかいらない・・と思えたところ。

全員が全員、自分が「正しい、絶対そうよね」が前提の色眼鏡=投影=自分の妄想世界=で生きています。そして、それは強化されたり、またはその時の経験でシフトして緩んだり・・・(これが悪いというジャッジも全部横に置きます)

長い長い間、ずっと固まり続けてきた色眼鏡=信念体系もあれば、流れていく雲のように、ちょっと時間が経てば、消える色眼鏡=思いもあります。

誰もができる「お互いへのリスペクト」

私がこのCMで素敵だなぁと思ったのは、「叩くより称え合おう」の部分。

他のお客さん達も、レジの女性も・・本当はすぐ下に「お互いを思いやる、優しい気持ち」が誰にでもある・・というところ。

勿論、余裕がなくて、自分がみんなから嫌われていると感じていたり、希望がないと悲しんでいる世界が濃すぎると、誰かへのリスペクトなど難しいです。

正しさで無理しない♡

そして「リスペクトしなければ」という視点で、頑張ることや、優しくしなきゃと思考的な常識で自分を動かすのは抑圧につながります。

ここで感じているのは人間の本質的な誰もが持っている「温かさ」「手を差し伸べることが自分の喜び、安心」でもあることがほんの少しのきっかけで広がる・・ということ。

表面に常にここが一番で表れていなくても、直ぐ下には誰もがこのエネルギーを持っているのが人間・・だとしたら、こんなに素敵なホッとすることはありません。

今だけ、ちょっと(いっぱい?)隠れているだけで、本質的には全てが繋がりや愛や、温かさで創られている・・と思うだけで、朝のちょっとした時間が幸せになりました。

小さな幸せのシェアと、皆さんの心の灯火に少しでも繋がれたら・・と思いました。今苦しんでいたとしても、それは理由があって「本当じゃない仮に作られてしまった姿」

本質を思い出し、安心、安全を広げるっていいなぁ・・と感じます♡

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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