友だちとの関係

【なかなか良くならないメカニズム32】どんな自分でいる時が平和?

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日はどんな自分でいる時が平和か?と言うテーマですが言い換えれば・・

私は何を感じたくない?

何か空虚感だったり、安心から切り離されている気がしたり、孤独だったり・・・

これは一人一人が精巧で複雑な「唯一無二の存在」であるために、同じ言葉を使っていても捉え方も、意味も違うので「私にとっての」ものを自分に探して与えてあげることが一番のケアですよね。

日常の観察から探してみる

私の場合、先日久しぶりに会った友人と話していた時に感じたことなのですが、いつもはたわいもない話や、お互いに過去にあった大事件を振り返って「よく乗り越えてきたよね〜」「あの時にこんなことがあってありがたかったよね」など

こういった話が共感できるのは「今が穏やか」で「過去に感謝が持てている状態」だからです。

これも他の言葉で言い換えると、「その時に感じた感情や、状況や、相手に対してのネガティブ系なものがそこにない状態」または「自分の気づきが自分を支えて、自分がOKの状態」になっている時。観察ができている時。

ただ、生きている限り、ずっと同じ状態ではなく色々なことが起こって人生も変化していくので、私自身も1日のうちで波がありますし、その波に「気づいて」その度に小さなワークをしています。

波は自然。

ずっと聖人君子でいる必要もなければ、そうなりたいとも全く思わず、それが痩せ我慢や諦めでもなく・・・

「波だっていること」自体がナチュラルな生きているリズムそのもの。

波は止むことなく、大きな波、穏やかな波、または無風の静かな凪・・・

全部が私そのものです。

 

平和な私がメインの時はどうなっている?

先日、治療中の歯の被せ物が取れてしまい、中が虫歯が進行していたため剥き出しで、お水もしみて痛い状態だったのですが

そこの歯医者さんは混んでいて、いつもなかなか予約が取れないのですが、次の日朝一番で予約を入れてくれました。

少し待ちましたが、私の治療にかなり時間がかかり、案の定、待合室には結構患者さんが待たされていた光景に・・

もちろん、私が「待つ側」だったら緊急の患者さんが処置することで、自分の予約時間に影響が出て、その時に急いでいたらイライラ、焦りもある場合もあるでしょう。

待たせた罪悪感を気づかない部分で持っていると

「痛いんだから当たり前」「緊急時は誰よりも優先されるべき」と言う気持ちがメインになって自分の正当化=守る必要が出てきてしまい、結果「だって仕方ないでしょ」など待合室の皆さんに、トゲトゲした気持ちになってしまいがち。(開き直り系など・・。)

待ってくれた人たち、優先して予約を入れてくれた受付の方、もちろん主治医にも、ありがたいなぁ・・・と感謝の気持ちを持てている時の自分が一番「自分自身が穏やか」で「嬉しくて」「平和」な時間です。

平和じゃない時とは?

私が変になっている時(平和から離れている時)は「感謝」が全くすっ飛んでいる時です。

被害者・加害者の私が叫んでいる時

感謝が持てない時にはどんな心理状態でしょうか・・

「私が悪いんじゃない」「みんなだってそう言う時あるでしょ?」「私だって待たされたことがある」「ため息つかないで」などなど・・・

自分に罪悪感がある時

因みに、こう言った時には相手の「ため息」が自分を責めているため息に見えて感じています。

もしかしたら携帯で自分の今月の支払額を知ってのため息かもしれないのですが、自分が被害者になっていたり、加害者になってしまったと深いレベルで罪悪感があると

全ての光景は「自分に厳しいもの」として解釈します。

穏やかで、平和な状態の時にはきっとそこで起きている出来事に対して、「最も自然な私らしさ」で見たり、感じたりできていますが

「加害者」「被害者」になっている時には苦しい風景に全てが見えるでしょう。

結局は自分を責めている

表面的には(顕在意識上)思考が色々な声を持ってコメントしてくるので、見えにくいですが、下にある95%のエリアでは(潜在意識=自分では気付きにくい)ワークしていくとほとんどの場合が被害者として存在していたとしても、加害者として存在していても

結局は「自分が悪い」「私のせい」と自分責めが多かったりします。

 

例)お母さんが病気がちで経済的に医療費がかかり過ぎたから、私は私立を諦めた・・お母さんのせいだ。

顕在意識の解釈→あの時にあの学校に進学していたら、私はこんな資格や職業を選べていたはず。同級生は活躍しているけれど、私は結局、大したことのない誰でもできる仕事しかできない私だ・・・お母さんのせいだ。

潜在意識の解釈→私立を諦めた時に母親に暴言を吐いてしまった・・苦しかっただろうに、あの時の母親の顔が申し訳なさそうで、私は母を苦しめた子。自分勝手で自分のことしか考えられなかった・・・母の死期が早まったのは、私に遠慮してお金がかかる治療をやめたからだ・・

私たちは非常に複雑で繊細な存在

顕在意識上で誰かを責めていても、自分を責めていても・・

その下に隠れている「本当の私が感じているもの」が大きなウエイトを占めているので、ここでの感情や記憶やイメージがネガティブ系、自分に厳しい系であればあるほど

ベースそのものが既に、しかも常に、生きづらさや、何かパッとしない、楽しくない、ワクワク感や生き生き感から離れている状態になっています。

生きやすさは潜在意識が決め手

一生懸命、原因やどうしたらいいかを、顕在意識で探すのですが、結局本当に決めている部分は潜在意識なので、ここでの「私を構成している仕組み」が自分に優しいものが多いほど、生きやすさ、楽しみ、穏やかさ、誰かを信頼する、助けてもらえる、安心や安全と繋がりやすくなります。

 

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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