なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム39】気づき、悟り(非二元)が冷たく感じる時

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日はセッションで最近よく聞く言葉・・それは「非二元」に興味はあるけれど、気づきの意識、悟りってなんだかクールな感じ、冷たい感じを受ける・・そんな声。

ここについて一緒に感じていきませんか?

誰がその声を持っている?

私のセッションを受けてくださっている方は溝口あゆかさんからの経由の方が多いため、特に非二元に興味がる方も多いのですがその一方で「気づきの意識」にこのような感じを持つ方も実は多いです・・

こんな時には何が起こっているのでしょうか?

日常生活の中で、今までの人生の中で、自分がこれを無意識で当たり前のようにしてきましたし、だからこそ、知っていて手を差し伸べない人に対して怒りや、軽蔑や、悲しみや、諦めを感じて生きてきています・・・

また、私はいつもこれをしようと自動的にしているので、自分がキツイ時や、したくない相手でも「してしまう」ことが多いでしょう・・

その時にその相手は「感謝」もなければ、感謝してもすぐに忘れ、自分が困っている時には助けてくれなかったり、優しい気持ちを、向けてくれなければがっかりしたり、怒りが出たり、人間という習性の悲しさを感じたり、色々な嘆きが出てくるでしょう・・

では気づきの意識って・・?

文字通り「全部知っていて」「全部分かっている」それそのものだとしたら(それが真の私、個の私がいない)・・その意識に対して「どうして知っているのに助けてくれないの?」と抵抗感や不信感や、苛立ちなど出てくるのも当然です。

ここで見ていきたいのは「この声を持っているのは誰?」

この声を持っている私がいる(自我)状態なので、この立ち位置からだと気づきの意識が冷たいと感じるのも当たり前です。

 

叫んでいる人を「観ている視点」に立つと・・

今度は丸ごと、この風景を眺める視点、眺めている人(この段階では自分感覚がうっすらあって大丈夫です)になることはできそうでしょうか?

ここになれた時の感覚はどうでしょうか?

「どうして知っているのに助けてくれないの?」と叫んでいる人がいて、その人を、その叫びをここから観ている場所から意識として(自分がいない状態で)この人をどう感じるでしょう・・・

これは「同化を外す」ということをしているのですが、同化したまま=その人そのものになってしまっている状態だと、感情に巻き込まれたままなので、苦しんでいる人を客観的に理解したり、共感したり、助けてあげることができにくい状態です。

苦しい時にはほぼ、何らかの「同化状態」になっていることが多いので、まずはここができるようになるといいですね。

自分=自我から外れた視点を経験できたらきっと今まで感じていた見え方と違ってくるかもしれません。

通常はセラピーの中で、言葉がけしながら同化を外していくことをしたり、自分、自我の視点ではない風景を感じてもらうことをする場合もあります。(ケースバイケース)

自我が知っている受容とは違うかも・・

もしかしたら、当然ですが、これを読んでいる皆さんも、通常は私の人生というものがあり、それを懸命に生きている状態は「個の私」なので=「自我」なので、

この苦しい存在=私がイメージする「受け入れられている」「赦されている」「癒される」「苦しみが溶ける」など・・というイメージから色々な想像をしていると思います。

自我から見たら「分からない」「納得いかない」「いい感じが持てない」状態が、自分から自由になった視点ではどう見えるかは「体験」してみないと分かりませんよね。

また自我の特性としてそういった視点を体験したり、一瞥体験などで垣間見ると、「その状態」「その視点」になれる事が良きことなど思いがち。

そう思っているのは誰?という話なのですが

セッションでもよく出会う形は「今回のテーマでは気づきの視点になれていなかった」「前回のテーマでは気づきそのものとして眺める事ができた」とすでにこの時点で自我がジャッジをしています。

ジャッジしている人そのものを眺めてみたら・・どんな人に見えるでしょう・・どう感じるでしょうか?(全く自分ではないとして、自分から自由になって眺めることは難しいですが)

自分にぴったり合うティーチャーを探そう

苦しい自分がいるのなら・・・

もし・・今の人生、自分に関しての苦しみがあるのなら、最初は「自分がいる」という前提の、自我の傷ついた歴史の癒しから始めることをお勧めします。

同時に・・本質、真実ってなんだろう・・「私」ってなんだろう・・そんな疑問や興味が湧き上がって止まらなければ、ぜひ自分と相性の合うティーチャーを探してみてください。

私は10年ぐらい前から「苦しいから」悟りたくて、「辛いから」終わらせたくて非二元に興味を持ちました。

そして、この人なら・・あの人なら・・と様々なところに顔を出し、非二元のセッションを受けたりしつつ・・同時にずっと続けていたのは溝口あゆかさんのサットサン。

 

一番の決め手は「心の傷のケア」「自我の仕組み」と「非二元」をどちらも教えてもらえたこと。

そしてこれらが繋がっていて、実は両方なかったら今の私の状態がなかったこと。

私にとっての理解しやすい、心の中に沁みやすい言葉遣いだったり、表現だったりが決め手でした。

これは個人個人の相性が絶対にあると思いますし、ティーチャーがいるかいないかは大きいと感じるので出会えたら・・ギフト♡

また、同時に仲間がいる・・・同じ事が共有できる人と繋がることも心の回復に大きな影響がありました。

一人でどうにかしようと頑張って、もし上手くいかなかったら・・そんな自分の経験をジャッジ無しで共有できる仲間と繋がるのもお勧めです。

 

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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