なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム94】先が見えない不安

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害などのドン底6年間から抜け出て、長年の職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日は「先が見えない時」どんな自分になっているか、どんな状態になっているか、そしてそこから抜け出るためのヒントなど書いていきたいと思います。

未来の不安・・将来のことを考えすぎて、頭が休まらないことはどなたにも一度や2度、経験があるのではないでしょうか・・?

私も沢山、この状態を経験してきました・・笑

安心や絶対大丈夫を求める私たち

先が見えないとき・・・これがいつまで続くのか分からない時・・

もし、その時の自分が元気一杯で、エネルギーが充満していたらどうでしょうか?きっとそこまでは不安も心配も大きくならずに、「感じるけれど」大丈夫感や、今の状態で頑張ればいい・・というところに留まる事ができそうではないでしょうか?

先が見えないとき・・・これがいつまで続くのか分からない時・・

この時の自分が疲弊し、続ける自信がなく、怖さや孤独感があれば、ここから逃げたくなったり、自分が消えてしまいたい・・または早くどんな結末でもいから終わらせたくなったり・・・

この時の自分の頭の中の声はどんな声でしょう・・

不安や心配から生まれる声の正体

自分自身が既に上記のような状態であり、尚且つ、自分自身のベースやアイデンティティーが「不安」「無力」「孤独」「誰にも助けてもらえない」などで作られていると、ここから発生して自分を支配してしまう頭の声は

「きっと〜〜になって・・・このまま△△になって・・そして・・」

「こうなって欲しいけれど、きっと無理だ・・トンネルの中には希望などない」

「このまま出口が見つからず、共倒れになって・・・」

どうして変わるのが難しいの?

ネガティブ系の怖い、全く希望などない声がどんどん力を増していきます。そして、更に「絶対そうなる」気持ちが力を増し、真実として身体を巻き込んで毎日感じてしまえば、絶望しかありませんよね。

生み出すベースがこういったものなので、悪い未来を増やして作り上げている作業は自分の意思では抑えることや変えることは難しくても当然なのです。

目の前の事実ではなく、頭の中のイメージ、心の中にある風景に毎日苦しめられている状態です。

苦しい想像を生み出している自分はどんな自分?

先ほども書きましたが、きっとベースが「大丈夫な私」「助けてもらえる私」「できる私」などであれば、もちろん大変な事は変わりませんが同じ状態でも自分自身にエネルギーがあり、上手にそれなりに対処したり

上手くできなかった時にも自分責め相手責め、社会を責める気持ち、周りを恨む気持ちなども少ない、いっときだけなど健康的な喜怒哀楽の中で生きていくことができています。

そうです・・喜怒哀楽を全部ちゃんと感じることが「健康」「ナチュラル」なので、全部に前向きな対処を持つことも必要ありません。

いろいろ感じて、いろいろ悩むけれど・・全部を感じられる力こそが「強さ」であり「しなやかさ」であり、倒れても立ち上がるレジリエンス力です。

それが、本当にベースが逆だと(弱い自分、力がなく、自分では無理、孤独で理解されない自分など・・)全てがどうしても健康的な喜怒哀楽ではなく苦しい未来しか描けないのが正しい反応とも言えます。

自分の解釈(投影)がそういったフィルムであれば、そこに映し出される映画は悲観的なストーリーしか生まれないのも正しく心の構造が機能している証。

まずは自分の映画のフィルムがどんな内容なのか、どうしてこういった内容が多いのかを知り、自分自身の構造を掴むことがとても有効で大事です。

ここのワークを沢山することで、次第に映し出される映画の内容も、ストーリーの展開もラクなものや温かいもの、最初はハラハラしてもハッピーエンドや、別れも温かい別れ、感謝を伴う別れなど

今の自分には想像ができないほどの「見え方」「感じ方」「聞こえ方」が訪れてきます。

投影のビフォー・アフター

分かりやすい例かどうかは置いておいて、私自身が感じた自分の例でお話ししますね。

50代後半で車酔いが酷く、車恐怖症で、車の匂いがダメ。そして急ブレーキの止まり方で「うっ」と吐きそうになる人生で最も避けていて一生必要としていないはずだった「免許」でしたが先日なぜか学科も路上の検定も一回で通りました。

残りの学科を自動車学校ではなく近くの免許証センターに取りに行った時なのですが、普段コンタクトをしていますが(カラコン)、透明の無色なものでないとダメなので、同じ度数、ちゃんと視力は0.7以上出る度数のものを付けて視力の検査を受けました。

すると・・どうしたことか全くカラコンと同じ度数なのに上手く見えません。メーカーが違うと(遠近両用コンタクト)見え方が違う話は聞いていましたが、とても焦って「見えません」「分かりません」といったところ

「それじゃ、ここで終わりよ!」「もう、学科受けられないからね!」「ちゃんと見て!」

検査担当の女性の警官が私に言いました。今までの10年前の私だったら「この人は意地悪だ」「厳しい人で苦手だ」「もう今日はダメだ、落ちたな・・」と思ったでしょう・・

しかし・・なんと私は同時に「この人、私を合格させようと応援してくれている」「優しい人」「なんとか大体でいいから言わなきゃ」とこの方がいい人、優しい人に見えて、そう聞こえてしまいました・・笑

そして、なんとか合格。視力は0.7以上の答えが言えました。ニヤニヤしながら「自分の変化」に温かな気持ちで試験会場に向かったのでした。

投影が変わると世界が変わるって本当です。相手や状況はそのままなのに・・・こんなにも「自分の解釈や反応」が変わります。

シンプルで力強い問いかけ

自分のベースがどんな状態?どんな自分だからこう感じる?こう反応する?何が怖い?それはどういった意味になっているから?

自分にとって、目の前の出来事や相手をどう解釈している?教えて?

ここからまずは始めましょう♩

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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