心の仕組み

『自粛警察』【誰かをとことん責めたくなる時】

こんにちは♩

心理セラピストの浦松ますみです。今日は誰かをとことん「責めたくなる時」についてなのですが、特にネットなどで匿名で誰かを攻撃したり、自粛警察のエネルギーを自分が出したくなっている時、「特別に自分の攻撃性」を感じた時に、参考にされてくださいね♩

※実際にしている、していないではなく「その気持ち」があるかないかで見ていきましょう

状況によっては、誰にでも起こり得るし、それが悪いとかダメだから変えようではなく、どうして自分がそうなってしまうか・・の心の仕組みを一緒に見ていきましょう。

 

自粛警察はどうやって生まれる?

最初にここはしっかりお伝えしますが、「自粛警察」が悪いと感じて、今度はこの人々を避難したら、それは同じことを自分もしていることになってしまいます。

 

自粛警察だけでなく、誰かの何かに反応して、SNSなどで誹謗中傷を書き込みたくなる時、または実際に書かなくとも心の中で「そうだそうだ!!」と自分も相手を責めている時・・・

そこにはどんな自分がいるでしょうか?観察します。

 

木村花さんの死

テラスハウスを見ていなかったので経緯や、状態、そして花さん自身のこともニュースで初めて知りました。かなりの誹謗中傷を受けていて、ニュースなどからの情報ではありますが、毎日100件ぐらいの書き込みがあったとのこと・・・。

SNSが便利で私たちにいろいろな情報ももたらす代わりに、簡単に感動も共有できるし、怒り、憎しみなども匿名で相手に届ける事ができてしまう時代です。

花さんが自分で死を選び、人生を終えたことで今度は「誰のせいか」ということになり、その誰かをまた責めたり、番組に対する批判なども出ているようです。

番組が裏ではこうだったよ、本当はこんな事が起きていたから、制作側にも責任を持ってもらわなきゃなど・・・

いつの時代も世間や周りから誹謗中傷を受けて、処刑されたり、スケープゴート(生贄)になってしまったり、みんなの感情をぶつけられてしまう人がいますが、今回は「ぶつける側」の心理を見つめていきましょう。

 

攻撃側を批判しても怒りの連鎖が起きるだけ

なぜ、そもそも人が人を攻撃するのでしょうか?特に残酷になるのは匿名とか自分が出なくて良い形ですと、強くなりがちですよね。

もう一度繰り返しますが、今度「責める側」を批判したら、全く同じ仕組みなのです。

もし、自分がとても平和で、柔らかい気持ちがあって、優しさや温かさを感じていて、安定していたら、こんな風に残酷に、自分の感情を強い形で誰かにぶつけるでしょうか・・・?

もし、自分が冷静で、本当は何が起こっていたのかな・・?と客観視の目線を持てたり、自分も誰かの愛情を常に感じていたらこう言った形での批判をするでしょうか?

 

大抵は自分も傷ついていて、自分も我慢して、誰にも分かってもらえない苦しさがある時に、こう言った形になりやすいと思いませんか?

自分の中の【気づいていない傷】はこう言った形で現れることはある意味自然です。

 

まずは自分に気付いて、自分の声を聞いてあげよう

こうなる事が悪いのではなく、行動をどうしたら止めさせるかではなく【どうしてこうしたくなるのか?】の根本の部分を探してあげましょう。

大抵は潜在意識の自分では見つけにくい部分に刷り込まれている信念体系だったり、過去に感情学習したものが脳の機能も低めて自律神経などと連動して、行動や思考が現れています。

気付ける部分での顕在意識は所詮4〜5%。軽い、表層だけの深くない部分での問題でしたら、お話だけで十分すっきりされるでしょうが、大抵は根が深い潜在意識のビリーフやセルフイメージなども含めた「自分特有の心の仕組み」を見つけて、そこにある感情をリリースする事で、随分緩まります。

ここの仕組みが変われば、自ずと自分に力が戻ってきて、本来のナチュラルな私が顔を出し、その私が「感じて、行動」するので、現れ自体に変化が出てきます。全て頑張ってするのではなく自然にそうなります。

努力は全く必要ないですし、努力している事自体がナチュラルではないのです。

※もちろん、努力をするな、意味がないと言っているわけではありません。個人的には努力は好きな方です。

疲れない【自分からしたい努力】はお勧めです。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています。

▼関連記事はこちら

【保存版:本当の意味での境界線】人間関係の悩みのほとんどは、これで解決!

鏡を見る事ができない

▼おすすめ心理講座

今日から使える「心の仕組み」の基礎講座のお知らせ(インテグレイテッド心理学基礎講座)

 


心理カウンセラーランキング