なかなかラクにならないメカニズム

【なかなか変化できないメカニズム12】本当の愛って何?

皆様こんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日は本当の愛の形ってなんだろう・・・

こんな視点で何か皆様とシェアできたらと思います。

もし、大事な人がこんな決断をしたらどうする?

例え話として使ってみますね。

もし、自分にとって大切な人がガンになり、主治医と色々話し合った結果、抗がん剤を受けることになったとします。

自分自身が抗がん剤のことをいろいろ調べてみると、YouTubeやネットでは「受けたら終わり」「高齢だった場合はほぼ、体力が奪われどんどん免疫力も低下して死期を早める」また、抗がん剤を受けずに自然な療法や自由診療などで生還した人の話を聞いたら・・

「それ、ちょっと待った方がいい」「抗がん剤は怖いもの」「主治医はお金儲けをしたいんだ」「こんな治療もあるよ」「騙されてる、どうしよう」などなど・・

一生懸命、止めに入りたくなる気持ち、いかがでしょうか?

 

また、子供の受験など、進学先が子供の希望と違うとします。

子供は「福祉の道に進みたい。おばあちゃんが優しくリハビリをしてもらって最後の1年は寝たきりから笑顔になって幸せそうだったから、私もそんな仕事をしたい」

親は「福祉関係で食べていけるとしたら、◯◯の資格を取らなきゃダメ」「せめて△△の学部は出ておかないと・・・」

また子供は「声優になりたい!!」本気でいろいろ考えた末に学校も調べて決めましたが、親は「声優〜〜?」真っ向闘いモード。

よくあるケースですよね。

 

私も子育て時代には全く同じ反応をしましたし、今なら私の中に何があったからかが良くわかります。表面上は「あなたのため」「あなたが困らないように」「親の勤めは子供の自立」などなどでしたが、そこにあるものは何でしょうか・・

 

相手の希望、安心感を守っていられる?

子供を応援してあげたいし、親の希望や先生との信頼関係を壊したくはないけれど・・・

どうして「私の言うことに耳を傾けて」「絶対、そっちに行ったら辛い目にあう、命の危険がある」「食べていけない、自立できない」と思うのでしょうか・・?

そこには親自身、子供自身ではなく「私自身の恐れ、不安」がないでしょうか?

 

相手がそう感じるのではなく、私が怖く感じる、先行き不安に感じる、よくない結果になると思っています。ハイ、「私が」です。

セッションでのポイント

この自分の中に恐れや不安がある限り、どうしても「相手を自分の思い通りにさせたくなる気持ち」は残ったままです。

例え、言葉上では「そうしたらいい」「応援しているよ」と言っても、相手が立ち行かなくなったら・・・「ほら!やっぱり」「今更、相談されても困るからね」「あぁ、結局私が後始末をすることになる」など相手を責めてしまうでしょう・・・

これが「悪いこと」だと言う話ではなく、どうしてこう言った心の中が現れになるか、システムを一緒に解明しましょう。

 

私が感じたくないものを探してあげよう

私の中にはどんな恐れがあるの?何が嫌?どの感情、どの状況が苦手なの?

まずは自分の中にどんなシステムがあるかを探すことから始めます。

親しい大切な人が抗がん剤治療を選んで、苦しい様子を訴えてきたときに「何が怖いの?」と聞いてあげましょう。

例)*その人を助けてあげられない無力感を感じたくない

*失ったら私の安心できる人がいなくなる恐怖が耐えられない

*正しい判断ができなかった自分を永遠に責めてしまいそう

などなど・・

 

自分の中の「感じたくないもの」「避けたいもの」「許せないこと」を探してみましょう

静かな場所で、鎖骨の下などタッピングしながらでもいいですし、体の一部分に手を当てて(自分が落ち着く場所でOK,お腹、胸、好きな所)身体にじっくり寄り添って、身体からの声を聞いてみましょう。

頭がすぐに色々なコメントを囁いてきますが(人によっては囁くどころか、スピーカーで大音量かもしれませんが)そのコメントは一旦、横に置いてみましょう。

 

本当の愛とは?

 

色々な本や、覚者や、素敵な言葉を紡ぎ出す詩人や・・・先生や・・・

ピュアな愛とは?

たくさん、たくさん、その表現はありますが、私も実感として感じるのは「相手に選択の自由を与えているか?」「見守る強さが自分にあるか」「見返りのない無償なピュアさがあるか」など・・・

ここに尽きると思います。

ここもあるよね♩

どうしても「私に怖さや不安を与えてほしくないから」=「受け入れる勇気や強さがないから」相手に私の気持ちを乱さないで!と思ってしまいますよね。

子供が敢えて声優の道に進み、本人の意気揚々さも消沈し、人生に希望がなくなってしまった時に、それを見守る強さなんて確証はないですし、もしかしたら一緒に不安になってしまうかもしれません。

だからバイトしろ、とか、あの時に私の言うことを聞かないから、とか、いつまでも自立しないなんて・・・とか葉っぱをかけてしまったり、これが何年も続いていくと思うと自分の自信も揺らぐでしょう・・・

【強くなくていい】

今は「相手に自由を与え、それを見守り続けること=愛」が持てていなかったとしても、健気にいつの場面でも「どうしたらいいか?」を必死で探している自分自身に「良くやっているね」「私が不安なんだね」「分かっているよ、つい言っちゃったんだね」など優しい言葉をかけてあげるのはいかがでしょうか?

あるクライアントさんのおばあちゃんは、孫が小学生時代から学校に馴染めず、いじめにも遭い、不登校になりましたが、彼女が20代になっても(ちなみに無職、バイトしても数日、家にずっと篭っていました)一切、そのことには触れずにいつも変わらず接してくれたそうです。

彼女が家にいる方が安心であったことを「理解し続けてくれた人」、世の中が怖いことを「受け止め続けてくれた人」でしたが、

人はこう言った愛に触れることで、少しづつ「自分が居ていい」「自分が生きてていい」「受け入れられている」「愛されている感覚」を確認できる生き物。

誰かの何かのそんな存在になりたいし、自分自身にもそうありたいですね。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

 

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