なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム49】人類から恋愛が消えない訳

皆さまこんにちは♩

家族、人間関係などで生きることが辛く、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日はセッションのテーマとしても、それなりに多い「恋愛の苦しみ」

でも、振り返ってみれば、人類の歴史=恋愛関係の歴史とも言えるほど、時代劇を見ても、歴史上の色々な人物のストーリーを読んでも、人が存在すればそこには「恋愛」というものが常にそばにあります。

恋愛で一喜一憂して私たちは生きていると言っても過言ではないでしょう。

どうしてこんなに「なくてはならないもの」としてあるのでしょうか?

大抵は自分のニーズを埋めてくれる相手を探している

「自分のニーズを埋めてくれる相手」

こう書いてしまうと、味も素気もないのですが、ニーズとは言い換えると「自分にないものだから相手から与えてもらえたら、安心できる、満たされる感じ」

これに一切のジャッジはなしで、まずは説明していきますね。

シンプルに(ジャッジは横に置いて→難しいですが自分のニーズってなんでしょうか・・

*自分一人では経済的に稼げないから誰かに養ってほしい、または支えてほしい

*自分一人だと周りから変な人、魅力がない人と思われるから、誰かが欲しい

*必要とされている感覚を満たしてほしい

*誰かの役に立っている私でいさせて欲しい

*健康に不安があるから、支えてほしい

*一人では感じられないものを一緒なら感じることができる

などなど・・・

きっと無限にそれぞれのニーズはあると思います。

そしてニーズはもちろん、「在って良い」し「気づくこと」で自分という存在を知る重要な手立てにもなります。

ただ単に世の中の流行り、みんながしているから、持っているからという理由でパートナーを探すのではなく

自分の中の明確な「ニーズ」を自分が把握しているって凄いことです。

埋まっている時は安心だけど、もらえないと感じると・・

一人では生きて行けない不安感・・・ここに例えば健康上の不安があったとしましょう。

出会ったばかりの時には常に「今日の体調はどう?昨日はちゃんと眠れた?食べている?」

この一言が自分を温かい安全なお布団に包んでくれているようで、安心が広がり、一緒に病気と戦える、一人じゃない感じを得ていたとします。

でも、数ヶ月たち、数年経って・・・もしかしたら相手にも人生のいろいろな問題が現れていれば、最初の頃のような安心感を感じる言葉や、気遣いは減っているかもしれません。

すると私たちは「愛されていない」「大切にされていない」「私の寂しさを分かってくれていない」「自分の事じゃないから・・」と簡単にすぐに不安になったり、不安からの相手への怒りなどを持つでしょう。

どちらにせよ、確実に言えていることは「ありのままの相手」をちゃんとみていなかっということ。相手は一人の人間でいろいろな側面もあるし、変化する存在。

 

「こんな人だと思わなかった」

こうして悲しみやひとりぼっち感を感じるケースも多いと思います。

人によっては、今のパートナーで埋まらない何かをまた外に探しに行く必要があるでしょう。自分一人では埋められないものに気づいたら・・・そのままでいるのが辛すぎて、そうすることも自然です。

ホリデーシーズンが憂鬱なんです・・・年末年始はこのテーマが出てくる方が必ずいるほど、切実な苦しみです。

一人で平気な自分になるのではない

癒しが進むとどうなるの?

よく聞かれる質問です。一人が寂しくて辛い・・という自分が想像すると、寂しさを感じないという真逆のこんな姿をイメージすると思いますが、それは今の自分だから。

喜怒哀楽は平等に自分を通り過ぎていきますし、時には幸せそうなパートナー同士を見て「良いなぁ」と感じるでしょうが・・・

「変な自己否定」がない状態。

誰かと自分を比べて、自分否定、自己憐憫、被害者意識になるということではなく

幸せそうな人たちを見ると「良かったね」と心から自分も笑顔になっていたり、自分を恥じたり、バッシングがかなり薄くなっているでしょう。

私も頑張るぞ〜〜とパートナー探しという行動をしていても、

探している時の自分の在り方

「今の自分が惨めだから」という衝動ではなく、「今の自分が一人で病気を抱えられないから」などではなく・・シンプルに「誰かいたら人生がもっと楽しいかも」

見ていく所は、「行動そのもの」ではなく、常にそこにどんな自分がいるか・・です。

こんな自分が婚活や、パートナー探しをしているとしたら、全く苦しくないですよね。

どの時代も人がいる限り、「自分一人では辛い問題も、誰かが支えてくれたら大丈夫」言い換えれば「誰かがいないと安心できない」としたら

安心できない不安や恐れを埋めてくれる「誰か探し」は無くなりませんよね。

お伝えしたいのは「探す行為」は同じでも、「不安や恐れから探す自分」ではなく「こうだったら楽しいな、この人がいたらこんなことが出来るかな」→繰り返しますが「在り方」です。

どんな自分がその行動をしているか・・に着目しながら、自分を優しく見守ってあげたいですね。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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