心の仕組み

【自分の好き】に忠実に生きる

こんにちは♩

心理セラピストの浦松ますみです。

今、改めて振り返って、自分自身が「やりたいこと」を十分に見つけられていますか?見つかっていたら、それを「生きて」いるでしょうか?

今日は自分が何が好きで何が好きじゃないかという『シンプルですが大切な感覚』について書いていきますね。

自分のしたいことが分からない時

よくあるご相談で「何がしたいか分からない」「ワクワクが見つからない」というものがありますが、ご自身は十分に好きなものに巡り合っているでしょうか?

自分の好きなものを分かっていそうで、それを選んでいそうで、実は「そう思い込んでいた」「それを好きにならないとダメだと思っていた」「無意識にそうする事が当たり前」だった・・そんな事は経験ありませんか?

また実際にしてみても続かなかったり、「これじゃない」と途中で感じて探す旅を繰り返していたり・・・

私らしさを取り戻す、私に本来の力を取り戻す・・・どんな言葉がぴったりくるでしょうか?

どうして「好き」を封印していたの?

みなさん、自分は思考上では「好きを封印したことなどない」「いつだって求めているし、自分に与えてあげたい」と思っている方が多いと思いますが、ではどうして「見つからない」のでしょうか?

ここで言っている「好き」とは

⚫︎心地よい

⚫︎リラックスして緊張がない、ナチュラル

⚫︎時間の経つもの忘れるほど集中できてしまう

⚫︎愛おしい

⚫︎安心感、大丈夫感

⚫︎その自分を肯定できるなどなど・・・

こんなイメージですが・・・

 

どうして私たちは素直に「好き」だけの人生を選べないのでしょうか?

 

 

 

「好き」だけでは大人になれない・通用しない?

 

身近な大人などから小さい頃から「努力しないとダメ」とか、食べ物も好きなものだけ食べていたら背が伸びないよ、とか、嫌いなものから食べて、最後に好きなものを食べた方がいいとか・・

「◯◯ちゃんはこんなに頑張っているから△△ができるんだね」とか、それを得るためには苦労したからだね・・偉かったね・・など言われたら、簡単にとか、努力しないで得るものがよくないイメージを持ってしまいませんか?

または両親が「あなたの為にこれをしておけば間違いない」など、親の正しさを言われ続けてきたとか・・・(押し付けられて、跳ね除ける事ななんて無理だったなど)

セッションなどでもよくあるビリーフですが「お金は苦労して稼ぐもの」「ラクして手に入れたものは直ぐに失う」など修行系を崇めるようなことわざや、頑張っている人を褒めるような世の中の風潮を感じた事はありませんか?

本を読んでも偉人の話も相当な苦労の末、やっと認められた・・とか、死後、その業績が受け入れられて、本人の努力が成就したなどなど・・

私も、こう言ったことわざ系や努力系の言葉をそのまま大人から言われて育ちましたし、それが正しいと無意識に信じていました。修行僧のような人生を自分でも自分に強いていたと、今だから振り返ると感じます。

むしろ、過去の私は「頑張らない人」をダメな人、サボっている人などと見ていました。こういった時代は自分に厳しい分、他者にも厳しい眼差しを向けるため、心の中は無意識に荒れた痛々しい人生を送っていました。

 

だから買い物・仕事・アルコール・恋愛・薬物・ギャンブル・ネット・・などなど依存先はむしろ必要になりますよね。

 

依存先は「ひととき」は完璧に埋めてくれる

 

依存先に何が在るかは人それぞれですが、例えば恋愛に現れている場合は「あるひととき」だけはそれが自分を満たしてくれます。しかし、心の飢え感やニーズのための恋愛で在る為に、ニーズが満たされない事が出てくると、不安・恐れからますます心の中は緊張や混乱が流入してくるでしょう。

安心したくて、満たされたくて、安全が欲しくてしていたはずの恋愛は「依存先=感じなくて済む一時凌ぎの場所」として無意識に使っている為に、また他の依存先が必要になったり、相手に自分のニーズを満たしてもらう為に色々な手法で画策してしまいます。

 

当たり前ですが「恋愛」をどんな風に自分が「使っているか」(悪い意味では全くありません)をもう一度振り返ります。

相手を幸せにする事、無償で与えたい事がメインの恋愛と、ニーズを満たして欲しい恋愛では表面上の「行動レベル」は同じですが、中身は全く違うエネルギーとなっています。

 

「好きなことをする」=「怠けている、ズルしている、ラクしている」?

 

こう言った刷り込みをしながら大きくなっていくと、当然、自分のベースに相応しい行動をするので、そういった人生を歩みますし、こう言った無意識のルールに従った思考が生まれますし、これに反すると元に戻ろうとしたり、自分をバッシングしたりします。

今一度、【正直に自分を観察】しましょう。

私の中に好きなことを選んで生きる事が多いと、それはラクしている私、ずるい私、怠けているなど責める言葉はどのぐらい出てくるでしょうか?心からそれで良いと自分が応援している、許している、許可が下りている感じでしょうか?

何をしているか=行動自体ではなく「自分がどう今在るのか」をチェックします

人それぞれで、100%心底「今のままでいいじゃない」という場合は、ワークしなくて大丈夫です♩きっと好きなことに忠実に生きているはずですから大丈夫♡

 

「好き」を遠ざけるのはビリーフに忠実だから

自分のビリーフ(信念)、生きる指針はどんなものがあるでしょうか?

これは普段は気づかない潜在意識の中にしっかりと組み込まれています。ビリーフは1つではなく経験上、相当な数を無意識に持っています。

そしてそのビリーフ同士の複雑な組み合わせで「行動・思い・感情・イメージ」を生み出し続けています。

 

頭では「好き」を選びたくても、ビリーフに沿ったエネルギーが力を持っていますから、当然「自分らしさ」「私の好きなものを選ぶ」事が難しくなります。

ここが全く変わらずに、「好きなことを見つける」「私らしく生きる」事はまず難しいのは当たり前なのです。

全く自分に自信のない人に、行きたかった有名人のパーティーに着飾って行ったとしても、心の中では安心して、自信を持って楽しめないのと一緒です。見た目や外見は「その場に馴染んでいる」けれど、心の中は「自分にはここは相応しくない」「早く出よう」「見られたくない」など感じてしまうでしょう。

人の目、周りの様子が気になってしまうでしょう。

本当の意味で「自分のしたい事」は【否定・抑圧が減ってから顔を出す】

当たり前なのですが、「否定・抑圧」がある状態で本当のハートからの好きな事が見つかるかと言えば、難しいですよね。

そもそも、本来の「私らしさ」が隠されてしまっている状態で、このままの私がこのスタンスで「好きな事」をしているつもりでも、すでにここが「本来の私」が選んでいないからです。

否定・抑圧はどんな形で人生の中に現れているでしょうか?

*そんな自分にはなりたくない(そんな自分だと無意識には感じている)

*これだけは絶対にしてはいけない(する可能性をどこかで感じている)

*これだけは絶対に許せない(それをしたらかなりマズイと感じている)

*シンプルに「嫌い」「ダメ」(それをしたらどうなる感じ?)

*絶対に「感じたくない」「認めたくない」(感じたらどうなる?認めたらどうなる?)

などなど無数にこの形はあります。

人それぞれ+その人の状況により全部微妙に違っています。なので、言葉で「こうです」とは言い切れないのは網羅する事自体が不可能な程、私たちは複雑で繊細で、それぞれに大切な理由があるのです。

 

私の【真の心の声を知る】には潜在意識にアクセスが必須

顕在意識の声は私たちが常に普段していることで、ここは大混乱や樹海の様に絡まっているものの、割とすぐに掴むことができるでしょう。

問題は「自分で気づけない潜在意識の声」をどうやって見つけるか?です。

これが溝口あゆかさんから習いました「気づきの問いかけ」というテクニックです。しかし、これを本当に理解し、上手に使える為には習うことが必要です。

私も本格的に「気づきの問いかけ」を習い始めて10年。2010年に心の仕組みを学ぶインテグレイテッド心理学を学び、今日まで続けています。そして、2011年からロンドンのカウンセリング養成講座に渡英して、そこであゆかさんから非二元のお話も聞き始めました。

「私の心の傷」はセラピー、問いかけで。それと本質に戻る・・真の私とは?は非二元のエッセンスが必須で【両輪で進めています。】

問いかけを習得された方への学びの場を提供していまして毎月、北海道から、そして四国から・・東京でリアルに会って1日かけてじっくり濃密な時間を過ごしています。

問いかけそのものは今後は溝口あゆかさんのブログなどでも募集があるはずですので是非チェックしてみてくださいね。私もアシスタントでほとんどの講座を今まで参加しています。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています。

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