なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクになれないメカニズム④】「おんぶ」をせがむ小中学生より

皆様こんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

【ラクになれないメカニズム】シリーズは過去の私の体験からと、学んだことなど複合して皆さまと一緒にシェアしたい記事です。

今日は「おんぶ」をせがむ小中学生の記事から、ここで起こっていることを心理セラピストの目線、大人になるとどういった症状として人生に現れてくるかなど書いていきます。

 

そもそもスキンシップを求める行為はどんな時?

この記事を読み感じたことは、そもそも・・・こうして塾の学生講師や、塾長にスキンシップを求めることが「出来る」のはどうしてでしょうか?

自分に置き換えて感じてみませんか?

スキンシップはどんな時に自分から衝動が発生しているでしょう・・・

相手が危険、怖い、自分が緊張している、萎縮している、アンテナを張って相手の様子に合わそうとしている・・

こういった時にはそもそも「スキンシップをしたい衝動が出てくるか?」です。

スキンシップを欲しいと思えるとは?

そこの環境、相手が自分にとって安心・安全かどうかが鍵です。
言い換えれば、家庭でスキンシップが得られない子供たちは、
家庭の中での安心・安全が何らかの事情で少なかったと言えるでしょう。(ここに良い、悪いのジャッジは一旦外します)

もう一つの言い方ですと

スキンシップができるとは?

「自分の心がどれだけオープンになれるか=怖さがないか、信頼に身を任せられるか、緊張が不要かです」

自分の中にどのぐらい危険・怖さを持っているかを知る

私はクライアントさんの傾向が「傷の浅い人、少ない人」よりは長年生きづらさを抱えてきて、どこに行ってもパッとしないと言う方が多いため、実際の現場の経験や自分の体験からも「この人そのものを創っているコアな部分」がどういった仕組みで出来上がっているかをまずは探していきます。

 

コアな部分とは?

自分そのものであり、いつもここから無意識の指令が出て行動や想いや感情が作られる場所。ここが変化しない限りは司令塔が同じなままなので、繰り返すしかないのが当たり前。

変われないのは【コアのコア】が変わっていないから

考えてみても当たり前なのですが、この私そのもの=自分の全てを決める司令塔が変化していなければ「ラクになれない」「長年抱える」「生きづらさが続く」のは当たり前。

すぐに変化する人はコアのコアが健康的だから。(ちなみ健康的が優れていて、不健康が劣っている、ダメ、負けているなどは全て解釈・ジャッジで、ここでは自分の仕組みを徹底的に見ることをしていきます)

 

どんな私も常に愛を求めている

どれだけ精神的に、肉体的に色々な人からDVを受けたとしても・・・これも経験上ですが、私たちは「愛」を求めること、「安心・安全」を求めることを一度もやめたことがない存在。

実は今住んでいるのが集合住宅なので、近隣の音が聞こえてくることがあります。

隣には幼稚園の姉弟がいますが時々お父さんの怒鳴り声、ドンドンという壁に何かがぶつかるような音、お母さんのヒステリックな声、子供の鳴き声が聞こえてくるのです・・・

心理セラピストとしてはこの状況はただならぬ感じや子供の心に傷が残るのでは?とか、お父さん、お母さんが表で挨拶する時とは豹変した声なので、どんなストレスを抱えてしまっているのか気になったりしますが・・・(親のストレスやケアが進めば、この子達にも良き影響が出るでしょう)

それでもすご〜く時々、お父さんと子供の笑い声も聞こえてくるのです・・・その時の子供の声は紛れもなく「お父さんが大好き」なんだなぁと感じる声。

あんなに怒鳴られて、もしかしたら折檻もあるかもしれませんが、子供はいつだって親の愛を求めています・・親しかいないんだなぁと感じます。

 

大人の私たちもずっと求めていい

もし、大人になってしまっても・・・小さい時に得られなかったり、充分じゃないと感じていたら「大満足するまで、お腹いっぱいになるまで、もう要らないよ〜大丈夫」と感じるまで、とことん求めて得る必要があるのです。

とことんして欲しいこと

誰から欲しいの?どこで得たいの?何が欲しいの?とことん知り尽くしましょう。ここは気づきの問いかけや、セラピーの中で潜在意識=自分では気づけないところから深いレベルでの捜索をしていきます。

自分でする場合の一例

これはもちろん「自分でできる、掴める=健在意識メイン」なのでコアのコアではないですが、日々の暮らしの中できっと支えてくれると思います。

 

①目を瞑ってイメージの中でお父さん、お母さんなどと「私」を出してみましょう。周りはどんな風景?場所?

②そこにいる「私」は何を感じている?リラックスしている?緊張している?お父さんやお母さんに話しかけたいけれど遠慮している?それともワクワクしている?

③もし、したいこと、欲しいものがあるのに得られていない私であれば、その子の体のどこにどんな感情が本当は固まってあるかなぁと「大人の今の私」が探ってみましょう。

④上記で見つかった場所・感情を「今の大人の私」がしっかりと掴んであげて、それを持っている子供の私をハグしてもいいし、ただ横に並んであげてもいいし、「一人じゃないこと」「理解者がここにいること」「分かってもらえていること」「助けがあること」をテレパシーでいいので伝えてみましょう。

⑤この子の身体の温もりと、今の大人の私の身体の温もり、エネルギーの交換が出来ている感覚が感じられたら「またいつでも来るからね」と言って深い深呼吸を2〜3回して自分は今のお部屋に戻ってきます。

 

どんな私と出逢いましたか?

最初は慣れるまではどなたかに誘導してもらいながらからだに集中できるとやりやすいかもしれませんね♩

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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