友だちとの関係

「幸せが何か」よく知らなかった私たち

こんにちは♩

心理セラピストの浦松ますみです。

今日はこの1枚の写真から・・

韓国の「国立現代美術館」の中のアートの一つですが

「大人たちは勉強をすれば後で大きくなって、幸せになるというけれど『幸せが何か分からない』ので勉強をしません」

そんな意味らしいのですが、本当にその通りですよね。

幸せってなんだろう・・の視点で今日は呟いてみたいと思います。

読者登録をPCでは右サイド、携帯からは下にかなりスクロールしたところになりますが、作りました。ここだけの限定・特別な情報などお知らせいたしますね♩

※私自身も過去、家族関係や全く気づかなかった無意識での「自分否定」で、実は過食嘔吐、躁鬱、様々な依存症、家族の精神的な病気・・共依存の世界にどっぷりハマり、毎日YouTubeで極端な判断の方法や検索を繰り返していました。

この苦しい状態から今では自分自身の癒し・ケアをし続けることで、重度のクライアントの立場から、年間1000名の方々とセッションする心理セラピストに変化した経験があります。

全部が「幸せのため」に頑張ってきた私たち

そう言えば、小さい頃から全部が「良くなるように」「将来、困らないように」「楽に生きれるようになるために・・」何事も頑張ってきたような気がします。

大人は「こうしておけば、間違いないのよ」「経験者が言うんだから」「まだ、あなたは未熟・甘いから(あなたの選択は間違いやすい)」

身近な両親や、先生の言葉が当たり前の価値観・社会的にも模範的な価値観として、これをしておけば「何か大丈夫なんだ、幸せにつながるんだ」と信じて疑わずに生きていた部分はないでしょうか?

 

思春期など、途中から「疑問」「自分の意思」が芽生えてきて、それを表現することが許される人もいますが(前回書いたブログにある『それをしても怖さが少ない人』は比較的に自分の気持ちをナチュラルに出せる)

 

なかなか、頭ではそう思っていても実際の行動は無意識のマントラから抜けられない方がほとんどです。

 

私も自分の中にあった「無自覚・無意識レベルのマントラ=ビリーフ」をほどき続けて今で16年目です。(本格的に始めたのは2010年から。それまではブログや本を読んでなんとなく自分で自分を眺める自己探究の形でした)

 

こうして身についた習慣や自分の常識となったものを変えることは大変なんです。

 

「簡単なことではないけれど、大丈夫な人になりたい」

「簡単なことではないけれど大丈夫な人になりたい」(ホン・ファジョン著/大和書房)

この本が韓国では20代を中心に広く読まれているとのこと。

「心が軽くなった」「無理して頑張らなくても良いんだ」という共感の声が寄せられているらしいのですが、日本でもこう言った「頑張りを強いられる」ことに辟易する感覚はあると思います。

すぐに頑張りがやめれない時

水を差すようですが、頭では「頑張らなくて良い」「もっと休んで良い」と思っても

実際に心から罪悪感ゼロで、自分を休ませてあげられるまでには

いくつかの無意識レベルの心の中には壁があるのです。

 

もちろん、この壁の数自体が少ない人、壁の高さも様々です。

 

※セッションはファッションでいえば完全オートクチュール。その人の全ての身体のサイズをミリ単位で採寸し、左手と右手の長さの違い、左足と右足の可動域の違い、脇の可動域が狭いとダメな人、天然素材でないとリラックスできない人など、全部、その人が何からできているかを解体していきます。

そして自分の作られ方を熟知し、そこにまだ残っている未消化の感情やイメージ自体をセラピーでシフトさせていきます。

 

 

 

▼アプローチ方法として見つめていきたい魔法の言葉

頑張らなくて、甘えて、自分に許してしまったらどうなりそう?

何が起こりそう?

周りからどんな風に見られそう?

そこにある感覚・感情は何?

ここなのです。

これを感じないように頑張っています。

最初は顕在意識上の思考の言葉で十分

これも思考では「少しでも深いところを見つけたい」「なるべく気づかない思いを探すんだ」と思ってしまいますが、【最初から直行でここを見つけること自体が至難の技】

最初は顕在意識上にある「思考の整理」と、整理して「ここだったんだ」というものをセルフで見つけられるようになれば御の字です。

「頭がぐるぐる同じところで回って答えが出ない」「実は何で悩んでいるかがちゃんと掴めていない」状態はとても苦しい。

なので、この思考の整理を上手にできるようになることを当面の目的にしていくのもおすす目です。

 

例)元彼と久しぶりに会ったら新しく彼女ができたという嬉しそうな顔を見て、ざわざわした。因みに自分もその後に素敵な彼ができて、お互いに関係は良好です。

 

思考上では「なんで、私だって彼がいるのに」「私って心が狭いわ」「人の幸せを喜べないって・・問題だわ」「私より、大事にしてたら・・(イライラ)」など、自分でどこがざわざわポイントか掴めていなくて

色々な思考がわさわさしている状態は、普通の私たちです。

超シンプルな問いかけの一例

今の私は今の彼と十分に幸せで安心・安全があるかどうか?

 

それを「十分に感じられていたら」元彼が幸せであることは、全く問題ないし、

むしろ自分も一緒に喜んだり、今の彼の自慢話を温かい雰囲気の中、一緒に話せるでしょう。

 

ざわざわしたとしたら、何かが自分の中で満たされていないとか、不安があるとかをもう一度、振り返って気づいてあげることは大切です。

 

人生の目的・幸せが今すぐ、はっきり分からなくて良い

韓国の「国立現代美術館」の中のアートの最初の写真に戻りますが、

「自分が何を求めているか?」がはっきり掴めていない状態で、闇雲に努力・頑張りを続けていくことは無理ですよね。

もし、もう疲れた・・意味が見えない・・となったらその時が逆にチャンスです。

分からないまま、習慣として何かを続けていくよりも、「これを得ることで自分は何を感じたいのか?」をしっかり自分が知ることへシフトしていきましょう。

 

素敵は私の状態とは?

深いレベルでの自分の「真の欲しいもの」を自分が知っているって凄いことです。

 

それが得られていなくても、目的や得たいものが分かっている時の努力や疲労感はむしろ健康的です。

何も掴めていなくて、ただ毎日を「言われるまま」「社会の常識」だけで動くことこそ、無感情になったり、喜びが感じられなくなったりしますよね。

 

喜怒哀楽全てがあって良いし、自分の中の感情を常に自分が知ってあげることこそ、1番の自分ケアに繋がっていくでしょう。

 

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています。

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