なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム60】私の安心はどこから得られる?

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、長年の職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日は、ふとした日常生活の瞬間から「同等」「平等」などの真の意味を感じたことをシェアしていきます。

自分にとっての「平和・安心・安全」は何かということを知ることは、非常に自分ケアに役立ちますし、自分を支えてくれます♡

探し方の一例もお伝えしますね。

ある店のSさんとは?

近所で買い物に立ち寄りやすいスーパーなど、きっと皆さんにもあると思います。

私の住んでいる駅の近くにはスーパーが5つもあって買い物には便利ですが、その中でのSという店のSさんは、遭遇率が高く、いつも丁寧な接客と、領収書などもらうときにも、名前を覚えてくれていて、感動しています。

ある意味、そう言ったこと自体が「働く側」からしたら当たり前かも知れませんが、とにかく仕事も早く、気持ちが良い方です。(以前の職業がサービス業だったので、特に身に覚えがあります)

先日、またSさんのレジに偶然遭遇し、またSさんのお辞儀や仕草に感動しつつ・・・私自身を観察するとSさんに安心感を感じている自分を見つけました。

これは私の職業病かも知れませんが、

「Sさんの何に私は安心を感じているのだろう」と観察したくなりました。

早速「デカる」(刑事と書いてデカと読む)

まず、すぐに考えがちなのは「Sさんが丁寧な接客だから」とか「仕事が早いから」とか、表面的な行動レベルでの「良さ」を探しがち。

もちろん、それがない訳ではありませんが、もっと何か違う気がしました。

こうやって自分のことを探っていくときに、師匠の溝口あゆかさんなどは「デカる」と言います。(デカワーク)

これは刑事さんが事件の真相を探していく時に、全ての状況・そこにいる人間関係、何が起きていたのか、それが当事者にとって何を意味したから、この事件が起きたのだ・・

それを正確に辻褄を合わせつつ、探す作業です。

ここに「自分の考え」「世間の常識」など入れてしまうと、事件の真相は実は闇の中のまま・・・あくまでも「そのテーマ」の構造を忠実に見つけ出します。必ずそこには私だけの特有の訳があるのです。

 

そこに「守る必要がない」関係とは?

私の場合、Sさんの丁寧な接客全ては何を意味していたかといえば、「私を尊重してくれている安心な人」と彼女を見ていました。

そして、Sさんがその姿勢であることは何を意味しているかといえば、「私自身がSさんに対して安心できる」ということ。

ここをもっと見ていきましょう。

 

安心できる時はどんな時?

私の場合ですが

⚫︎二人が同等である、平等であると心底感じられる時

もう少し詳しく書き出します

①それは私自身が相手より「下でいなきゃ」と気を遣わなくていい時

②それは相手に対して私が「上でいなきゃ」と頑張らなくていい時

③それは私自身が相手より「上でいる必要がない」と感じられる時

④それは相手に対して私が「下にならなくて大丈夫」と感じられる時

例えば、相手が非常に怒りやすい人とか、傷つきやすい人すぎる場合、自分を抑える必要、気を使う必要が出てきたり

また、自分が尊敬されなければとか、できる人としてそこに居なければと感じれば、頑張る必要、立派に見せる必要が出てきませんか?→もちろん、ここも個人差は大いにあります。

Sさんと私は全く同じ!!

Sさんはスーパーのレジの人で、私は確かにお客さまですが、店員さんはお客さまに◯◯するべきだと感じている時には、どこかで「横柄にされたら、自分が見下された」とか「大切に扱われなかった」など

何かしらのネガティブな解釈がある時、自分の中を見つめてみます。

一番の自由さ・安心

一切のこういった心配が不要・・・と自分自身が感じたときに(①〜④が不要)心からの自由を感じます。そこには怖さや守る必要が全くなく、何も縛りがない感じ。

私はここに真の自由、自分と相手とが一切の縛りがなく同等である時に心から安心を感じていることを改めて確認しました。

さぁ、自分の安心を探しましょう

まず、上記に書き出した①〜④の中で気になるワードはあるでしょうか?

また、それだけではなく

⚫︎周りからどう見られているか?どう見られたいか?

⚫︎自分の居場所がどのぐらい感じられているか?

⚫︎私はどのぐらい自分の力で何かできそうと感じられるか?

⚫︎誰かの助けや、守ってくれる人の必要性がどのぐらい強いか?

⚫︎自分が怖いもの(感じたくないもの)って何だろう・・

などなど・・・

とりあえず、書き出してみましょう。

そして、ポイントはフォーカシングの真似っこでいいので、書いた文字を良〜〜く感じながら、身体のどこでどんな感情や、体感覚(モヤモヤ、ヒリヒリ、じ〜ん、ど〜ん・・など)が出てくるかを探りましょう。

身体のどこかに手を置いて(お腹・みぞおち・肩・胸・・などお好きな場所)そこから身体の声を拾う、探る・・みたいな感じもおすすめです。

やはり、ここでも「頭のすぐに答えが出てくる声」は一度横において、じっくり感じてみましょう。もちろん、頭の声の通りに一致する時もあるかも知れませんが、敢えて、普段していない、身体を通じての声を聴くって良いものです。

どんな声が聞こえてくるでしょう・・・

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

 

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