皆さまこんにちは♩
人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など、ドン底6年間から抜け出て、長年の職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。
今日は久しぶりに読み直している「奇跡の講座」(A Course In Miracles)より、響いた言葉のシェアをしていきたいと思います。
題名にもある通り、私たちはどうして「幸せになりたい」とこんなにも願っているのに、「正しいか、正しくないか」で人生の選択をよくしているのか・・自我の仕組みとともに見ていきたいと思います。
自分の正しさと幸せ
私たちは常に自分を幸せにしてあげたいと思っていますし、人生の大きな目標の一つが「幸せ」を感じることであります。
クライアントさんももれなく、私自身も「幸せ」が好きですし、そういった状態に自分を置いてあげたいと願っています。
ところが・・実際に経験としても、毎日のセッションの中でも自分の正しさで生きていきたいのか、自分の正しさを守ることで苦しんでいるのかが混在してて、その中で悩んでいることが非常に多いのです。
例を挙げてみていきましょう。
好きなものは最後に食べろ
例えば、食事で苦手なものが多くあるのに、給食など、家での食事にしろ「残してはいけない」「好き嫌いはあってはダメ」という暗黙の教えがあるとしましょう。
昔と違い、今は給食でも「食べれる量」「どうしても無理なもの」は事前に伝えておくと、絶対食べろとは言われないらしいですが、私が小学生の頃は絶対ルールがあり、給食の時に常に最後まで残っていた子、涙目になりながら無理やり牛乳を飲んで、吐いてしまっている子などいたものです。
私自身は絶対に食べられないものはあるにはありますが、給食で出ることが少なかったのと、概ね大丈夫だっただけで、親からは「好きなものを先に食べたら、後で嫌なものが残るから辛いでしょ?先に嫌なものから食べちゃいなさい」
これは仕事や勉強にも通じていて、先に宿題をやってから遊ぶ、夏休みの宿題も7月中に全部終わらせて8月は遊ぶ・・など全般的に人生、こんなベースで自分の信念体型が固まって刷り込まれていきました。
実際に7月に宿題を全部終わらせると、今度は2学期の12月の分までの予習を予めノートに書いて、いつ先生に指されて答えを求められても大丈夫にならないと安心して遊べない私が作られていました(とても自信がなく怖さからの防衛の形)
これを親や先生は「良い子ね」「正しいことだ」というものですからますます、この信念体系は強まるのは当然です。
でも本当の私はどうしたかったのでしょうか?
本当はそこまでしたくなかった
そもそも、ギリギリ前日に泣きながら2学期の宿題をすることは自然に私は好きじゃないし、出来ない感じ、焦ることが嫌いなので自由にさせていても、先に全部遊ぶことは選ばなかったと思います。
でも・・7月にぜんぶ終わらせたら、本当は少し遊んで、十分に楽しんで、もし余裕があったら2学期ぶんの予習を自分のペースでする、12月分まではしないことの方が良かったなぁと思います。
当時の私はもちろん、知る由もなく、自分は凄く良い子で、自分がしていることが正しくて、妹たちは「なってない!」「母を困らせる子」と思っていました(笑)
本当は潜在意識では自由でいいな、こんなペースでも間に合ってしまうし、ラクそうだな・・と思っても自分の決めたルールが正しいと思っていたら、やはり正しさを選んだ方が安心してしまうのです。
それはいつも書いていますが自我は常にサバイバルをしているから。この世で、ちゃんと生き抜くために精神的には受け入れられているか、自分の居場所はあるか、人と比べて劣っていないか、遅れていないか・・など重要なのです。
そしてもう一つの肉体のサバイバルも、勉強して、良い就職をして、安定した収入を得るために、塾に行ったり進路を決めたり・・(今では死語?笑)
幸せと自分の正しさが同じ方向であれば戦わずに済みますが、幸せより「大丈夫か、安全か、安心か=正しい判断をしているか」が重要になるのは、こういった自我の元々持っている仕組み、性質の所以です。
正しさより幸せを選べる時とは?
正しさを選ぶ時には、自我の中の不安や恐れが何らかの形で大きい時。そしてそれが自分では大丈夫じゃない、困ることになると思っているから。
では幸せの方を選べる時の自分はどんな自分?
きっと、自分自身の中に恐れや不安が減って、大丈夫感、自分への信頼、どうにかなるし、誰かも助けてくれるかも・・きっと私は分かってもらえるし、こんな私は基本、受け入れられている感覚がメインであれば
幸せを選ぶことは自然にできる感じがします。
幸せを選ぶ私になる=自我の恐れが減っている私
こういった私に近づくために、自分の中の抑圧しているもの、感じたくないもの、怖がっているもの、憎んでいるもの、絶対に許せないものなどをワークすることはお勧めです。
でも・・もっと言えば・・それらを持って、ずっと自分に優しくしたかったのに出来なかった私の今までのジャーニーを心から賛同し、受容して理解することは更に大きな幸せに繋がっていくでしょう・・♡
※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。
あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。
提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)
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