投影

【なかなか良くならないメカニズム35】エニアグラムのナンバーから紐解く

皆さまこんにちは♩

家族、人間関係などで生きることが辛く、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

いつもは「心の仕組み」を自分が知り尽くし、自分への理解や受け入れ=肯定についてをお話ししていますが、今日はここに「エニアグラムのナンバーの影響力」を加えてみる

自分への理解がますます深まる=自分を受け入れられることに繋がることをシェアしていきたいと思います。

メインはもちろん「私の気づいていない心の仕組みを紐解く」ことですが、自分の最近の体験をシェアしますね。

パニック発作の予期不安がやって来た!

プロフィールにも書いてある通り、私は15年ほど前にひどいパニック発作を経験し、数年間これと付き合った時間があります(投薬通院もせざるを得なかった)

そして、色々な癒しを経て、10年以上予期不安も出なくなったので自分としては「寛解」した〜と思い込んでいましたが、実は偶然が重なり(必然?)、もう2度と経験しないはずの「予期不安」「身体の反応」がひたひたと襲ってきました。

一つは過去の経験が「歯医者さん」での診察台で起こったので、もちろん得意、大好きではない場所ですが、必ず毎年何もなくても検診したり、ちょっとした治療などは平気で受け続けていました。

もう、大丈夫な私として・・

しかし、治療して見た目は全く気づかなかった被せ物の下の歯が知らず知らずに重度の虫歯となり、生まれて初めての「根管治療」が必要な経験が急にやってきたのです。

しかし、「もう大丈夫(なはず)」ということで2本の奥歯の根幹治療を6回受けたのですが、毎回治療後に身体が震え続けていたり、麻酔が効かずに実は痛みを我慢していたり、追加の麻酔が非常に痛かったり・・・

遂に7回目の予約前にこれまた重度のぎっくり腰になり、キャンセルとなりました。治療が立ち行かない私になってしまったのです・・。歯医者さんの門をくぐれない私は誕生してしまいました。

 

どうしたら怖さが取れるの?と必死になった私(笑)

ブログや講座などでは(セッションでも)「どうしたら」ではなく、「どうして?」の意味づけを自分に寄り添って聞くんですよ〜と言っていましたが、まず最初に自分が「どうしたらいい?」になっていました・・笑

このまま治療ができなかったら・・根幹治療中の歯が剥き出しのまま・・ギャ〜〜

でも、数分であ・・そうじゃなかったと気づき(私偉い)、自分は歯科治療中にどんな状態に反応しているかを観察し直しました。

やり方の例として

まず、私の場合は「痛い」「怖い」に反応してはいますが、更にこれがどんな痛み、どんな怖さとして心の中の風景が捉えているかをセラピーと問いかけで探していくと・・・

武士として何かの理由で処刑されているシーンがイメージされて、その時の武士はまだまだ若く、両親や家族、親しい人もいましたが「武士として立派に死ななければいけない状況」になっていました。

本当は一人の青年としてはもちろん「怖い」し、これから首を刎ねられる「痛み」を予感して発狂したいぐらいだったですし、まだ志半ばでやりたいことも、大切な一緒にいたい人もいました。

でも・・「立派に武士として」死を迎えること、この死を、痛みを、恐怖を乗り越えることが究極のこの人の「やり遂げたいこと」だったようです。

 

痛みや恐怖がない私とは?

実はこの青年の声(訴え)は、今の私自身がセラピーで「痛み」「怖さ」が全く平気な私になってしまったら、武士の青年の自分自身が「消されてしまうこと」になっていて

この自分の存在を無き者にしないで欲しい、覚えていて欲しい、消さないで!と叫んでいました。

 

この心象風景の青年にとってはこう言った意味づけになっていたため、今の私が全く平気になることは非常に良くないことだったのです。

私が思いっきり寄り添ったところ

まずはこの青年の存在自体を・・この青年のこの時の頑張りと、肉体の死よりも「斬首」を耐えられた自分でいたかった気持ちを充分に受容して理解しました。

なるほどね・・、それは本当にこの自分を消されたくないよね・・と。

現在の私はどうなっているかと言えば、この心象風景の青年を見つける前は、以前と違って先生や看護士さんたちに「怖い」「苦手」「私は過去にこう言ったことがあったから」など遠慮せずに表面的には伝えることはできていましたが

実際には通えなくなるほど、何かを押さえつけて耐えていました。

怖い、痛いと言えれば良いのではなかったのだな・・・

この青年の大切にしたかった「死の恐怖に耐えられた自分」を気づいて欲しかったんだなというところを自分の中でも留めておくことで、「今の自分通じて、この青年が訴えていた」ことが身体を通じて感じ

前とは違う私として治療を受けることができています。

もちろん、歯医者さんは苦手、怖いと思っていいし、

逆に平気になる必要もなく、私が私を充分に理解し、知り尽くしてあげたい気持ちで自分を包んでいます。

青年の居場所を私の中に作ったことで、とても落ち着いています。

それにしても・・・「死の恐怖に耐えられた自分でいたい」とは・・厄介な私です・・笑

エニアグラムのナンバーとは?

上記で出てきていた「死の恐怖に耐えられた私」というのは実はエニアグラムで言えば、ナンバー3が関与している感じです。

エニアグラムについてはいろいろな本や、講座など、またこれに特化して極めている方がいるので、ご興味ある方は是非ご自身のナンバーを知るのも楽しいですよね。

これは元々の自分が持っている性質で、No.3は「達成する」ことがとても大切。でも、人生の全てが「絶対達成する必要がある」という訳でもなく、自分の中でのここは・・という場所があるようです。

 

ビリーフ云々、セルフイメージ、過去のトラウマを超えた普遍の「自分自身のエネルギー」なので、これ自体に逆らって「平気になる」「反応を消す」という方向よりは、この自分を深いレベルで「理解し、受け入れてあげる」方向の方が実際に今回楽になっています

もし、ワークを何度しても、セッションを何度受けても、繰り返し出てくるような辛い反応や困った状況があれば、こう言った方向からも自分を見つめてみるのはおすすめです。

そして・・やはり「自我を解体していく」「自分の投影を落としていく」ことでより私感覚が軽くなる方向は、本当の意味で誰もが求めているものだと・・。

私感覚があるからこそ、この私を「良い方向に」「傷つかないように」「食べていけるように」「何かや誰かと比べて劣っていないように」「居場所があるように」などなど・・必要になるのです。

愛しい私、私の人生であると同時に

それを感じているのは誰?

という非二元のエッセンスも大切なものになっています。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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