なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム63】独り占めの安心から共有の安心へ・・・

皆さまこんにちは♩

人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方のお悩みを聞く側に自然に変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日はとても変な話かもしれませんが

「独り占め」で自分が豊かである「安心」と、共有、分かち合うことで安心でいられると言う全く質の違う「安心」を見ていきます。

ずっと「自分が豊かになるために」「自分が備えを持って困らないために」頑張り続けて勉強だったり、就職だったり選んできた私たち。貯金も減ると怖いし、増えると安心。

それが正しいと社会や親に教えて貰ったことは、なかなか根強く自分の中にありますが、

守りが自分はどうして必要なのか・・と言う視点で深めていきます。

 

今の仕事は楽しい?

まず、今、対価が発生する仕事だけではなく、自分が関わっている「仕事」は楽しさはありますか?

そこには自分で「こんなふうに工夫しよう」とか「こうしたらもっと上手くいく」など、自分の力を活かし、創造する楽しみはそこにあるでしょうか?

 

誰がやっても同じ、とか、私じゃなくても誰も困らない・・など、そう言った状況で労働に対しての楽しみは生まれにくいですよね。

でも、「働かないと、食べていけないから」とか「ちゃんと果たさなければ居場所がなくなる」など、いろいろな不安や恐怖から、ただ続けて黙々とこなしている時ほど、生命の力強さや輝きから切り離されているでしょう・・

対価が全てと信じている私たち

ずっと資本主義の世界で、ずっと親から、先生から、社会からの刷り込みで、確かに「対価」は様々な物を埋めてくれる大切な代替えの一つ。

物凄く苦しい労働だったとしても、対価が高ければ、ある意味相殺されて、帳消しになった理、自分の価値を感じることもできていました。

稼ぐこと=(私だけのお金)が自分の存在価値や、自分の安心を決めていたら、なるべく少しでもたくさんのお金が必要で、それはなるべく自分が持っていないと不安や怖さにつながります。

独身できっと孤独死だ・・と思っていてもお金さえあれば「看取り」を買うこともできるでしょうし、自己否定、寂しさを埋めてはくれますが、どこかでうっすら「幸せ感」は・・どうでしょうか・・

一人だけでこっそり美味しい、超高級な物を食べることも幸せかもしれませんが、安くても、ありきたりでも・・みんなで一緒に食べる幸せもよ〜〜く知っています。

キャンプなどでみんなで食べるご飯が美味しいってありますよね。

どんなに高価で洗練された食事でも一人っきりで、誰もいない部屋で毎日、毎食、静かに食べ続けていたら・・・どうでしょうか・・・

そこにいる人は、対等である必要

もし、コミュニティーの中で分かち合って安心できて、自分がここにいて良くて(居場所感がある)、卑屈になる必要もなく、安心でいられるとしたら・・・

今度はこちらを想像してみてください。

もし、自分以外の人が「何か凄いものを持っている」としたら・・・何となく居心地はどうでしょう・・・緊張したり、自分を変にへり下ってみたりしそうになりませんか?そこにいる強そうな人に気に入られようとしたり・・

今度はこれを想像してみましょう。

周りがみんなすごく優しくて「あなたには何もなくてもいいんだよ」と言ってくれたとしても、それがずっと続けば、「私も何かできる私」になりたくなってこないでしょうか?

想像してみよう♡

ラクな人間関係は誰かが下になる必要、誰かが上になる必要が少ないほど自由です。平等で対等です。そこには守る必要や、何かになる必要がなく、そのままが全て受け入れられていて、認められた場所。

常に「助けてもらう側」だけ、常に「助けてあげる側」だけはバランスが元々良くないことは感じると思います。

みんなで何かをする、みんなで分かち合う、みんなで喜べるって、そこに「上下」や「我慢」などが少ないほど自然に継続可能です。

私にはどんな力や才能がある?

改めて・・自分の中にある才能や力を棚卸してみませんか?

それは何か目を引きやすく分かりやすいものだけではなく、あまり気づかれないことかもしれませんが「自分だから出来る」こと。

今朝、散歩中に信号のない横断歩道があるのですが、そこに学生さんと、通勤途中の若者がずっと車が通り過ぎるのを待っていました。

車も朝なので急いでいるのでしょう・・なかなか止まらず、「自分だけは」と次々に通り過ぎていく中、ある一台の車が止まって彼らを優先してあげていた風景を見て、なんて素敵な人なんだろう・・と感動しました。(この運転手さんだから出来た、素晴らしいこと)

また、最近、あるお店で注文と違う商品が出てきてしまい、それは100%、もちろんお店のミスでしたが、自宅まで届けてくれて、食べ物だったので間違えたものも「食べてください」と置いていって、さらに電話代として10円も可愛い袋に入れて、置いていかれました。

お店の姿勢も、従業員さんも本当に素敵です(このお店特有の愛)

そう言った人の優しさや、風景が特別なものとして私の中には広がります。安心できます。

何か特別に見えなくても、実は「私だけの特別な力」はきっと誰の中にもあることでしょう。

卑屈になったり、威張る必要、強くなる必要がない分かち合える誰かと繋がって生きていけたら本当にラクで安心ですよね。

繋がるみんながナチュラルに「自分で出来ること」を知っていて、助けてが卑屈じゃなく言えて、そして自分も役立っている感覚を持っている人達だと・・素敵ですよね♡

 

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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