皆さまこんにちは♩
人間関係、家族との関係で生きることが辛く、依存症・過食嘔吐・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。
本当は自分も好きなのに、本当はこの人が自分から離れてしまったら、寂しくて心細くて仕方がないはずなのに、わざと「試すように」意地悪したり、わざと自分から突き放したり、自分から距離を取ってしまった人はいませんか?
実際にお悩みを一緒に見つめているクライアントさん達の中にも、こう言った行動の経験がある方が多いです。
恋愛がうまくいかない、人間関係が上手くいかない、自分から繋がりを壊す行動がやめられない・・
こんなケースを一緒に見ていきましょう
恋愛ってなんだろう
私たちは基本的に恋愛対象には何を求めているでしょうか?それが始まる時には何が自分の中で起こっているでしょうか・・・?
*あの人といると自信が持てる
*あの人は私を守ってくれる
*あの人と一緒の私は結構いけている証
*あの人は私に楽しみや希望を持たせてくれる
*あの人の前では素でいられる(リラックスできる)
*あの人は凄い(尊敬できる)
*あの人は信頼できる
などなど・・・
きっかけは無数にあるでしょう。
自分のケースをまずは探してみましょう
どんな人に惹かれやすいですか?
それは自分には「ない」と思っているもの
不思議ですよね。
人は自分が頑張ってもなかなか得られない、またはいつも頑張らないとそれを感じられないとしたら・・・
外から=誰かからそれを「くれたら嬉しいな」と感じます。
自分にないから「必要になる」
それをくれる人が「欲しくなる」
お互いの中でそれが成立したときに恋愛はいい感じで始まるでしょう・・
ここに一切のジャッジは付けません。
例えば
A:この人を守ってあげたい。守れる力がある自分は何か満たされている感じ。出来ている感覚。求められて必要とされている感覚を得られる。自分の存在の価値、自信につながるなどなど・・
B:この人に守ってもらいたい。守ってもらえる価値がある自分になれる。相手の自信を作れる自分になれる。自分の存在で相手が満たされる。私の価値を感じることができるなど・・
Aが男性側、女性側でも性別は関係なく、惹かれ合う=自分にないものを埋め合って心地よい関係が始まることを意味します。
これ自体は非常に理にかなっていて、OKですが、相手からそれが得られない、最初より量が減った、優先順位が下がっている、大切に扱われていないなど感じ始めると・・・
愛が憎しみに変わるとは?
何かが自分の中で不満・不安があれば、いとも簡単に「大好き」は少し嫌いになるのではなく大好きであればあるほど「大嫌い」「怒りを向けたい相手」として映りだします。
大好きの意味=
自分の中に自分では造れない、得られないと感じている(だからそれをくれるあなたが必要、好きになる)
これに不安や物足りなさが加われば「もっと、もっと」となるでしょう。
それに相手が応えようとしているうちは良いのですが、「応え方が自分にとって足りない」時には心の飢えが大きければ大きいほど相手への不満・怒りとして様々な形で現れるでしょう
疑心暗鬼になり相手の言葉を信じられなくなる、信じられない状態が辛いので他のだれかを探し始める、新しい他の誰かの方が自分を大切にしてくれそうで=埋まった感じがして自分から乗り換える、またはわざと相手が苦しむような状態を作り出して試し行動をしてしまうなどなど・・・
でも・・・それも愛ゆえなのです。
自我の愛は厄介
自我がそもそも満ち満ちて、自分に力があると思っていて、存在価値や自分OKな感覚を持っていたら・・
もっと健康的な関係が簡単に結べるでしょう。
自己肯定感が高くても心の怪我はもちろんありますし、失恋の痛みも経験するでしょうが、健康的な自我であれば、傷ついても自然治癒力で身体が回復するように、心の中の傷も回復できます。
でも・・そもそもの「自分一人では不安・怖い・無力」な自我が安心するため、自分の価値を感じられるために見つけた相手であれば、それが十分に供給され続けない限りは不安定な関係に簡単に陥るのは当たり前。
傷ついている人ほど自分が欲しい愛が必要になり、その愛を得るために無意識に色々な犠牲や頑張りを続けているのです。
こうしてジャッジなしに自我の愛の飢えを満たすための行動を眺めてみれば・・・厄介で、複雑で面倒な険しい道を生きている存在が実はかなり健気な存在であるという感じがしてきませんか?
自我の=私の健気な活動そのものを、まずは気づいて慈しみ、理解してあげたいですね・・・
※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。
あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。
提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)
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